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女装趣味の私が王子様の婚約者なんて無理です  作者: 玉名 くじら
第2章

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75 番外編4 ある日の休日


 最近は、街の治安も劇的に改善し、一部の凶悪犯を除いては不審者はほとんど出ていない。稀に出たとしても、それは他領の人間なので、そこに関しては周知していく必要があるが、そんなのは私の仕事じゃないのでノータッチだ。

 それに、最近の私は自分で言うのもなんだが強くなっていると自負しているので、多少の悪漢なら対応可能だわ。それにどうせ、街の影から私を見守っている(ストーキング)しているメイドもいるので余程の事は起こらないだろう。


 ということで、今日私は市場調査も含めて街の市場に来ている。どんな物が売っているのか、どのくらいの値段なのか、売れ筋の商品は何なのかを見て回っている。

 気になるお店で店員さんと話したり、時には商品を買ったりしているのだが、私のストーカーことメアリーは食べ物の魅力には抗えなかった様で、私の後ろの方で試食品を渡されている。ウマウマとリスみたいに頬張る姿は、ストーカー(護衛)とは思えない。そしてあろうことか、私を呼び止めた。


 「クリス様ー、これめちゃくちゃ美味しいですよー」

 はぁ…。仕方ない。溜息混じりにメアリーの方へ向かう。

 「クリス様、溜息ばっかり吐いてると幸せ逃げちゃいますよ?」

 どうして私が溜息を吐きたくなるのか分からない様だ。コテンと首をかしげている。

 「あ、そうそう。これ美味しいですよ?」

 そうメアリーが言うと、店主のおばちゃんが、ニコニコと試食品を渡してくる。

 モグモグ……。確かに美味しい。ジューシーで歯ごたえがあり、もっと食べたくなる。

 「確かに美味しいわね」

 「そうでしょう、そうでしょう」

 どうしてメアリーが得意げになるのかは分からないが、恐らく私を呼び止めたのはお金を持ってきていないから、私に払わそうって魂胆なんだろう。


 毎回毎回、メアリーのわがままに付き合う気はないので、「ごちそうさま。おいしかったわ」と言い、去ろうとすると、肩を掴まれる。

 振り返ると、メアリーとおばちゃんが両手を顎の前で握り、ウルウルと擬音が聞こえそうな目で見つめてくる。

 「……………。はぁー。分かったわ。買うわよ。で、メアリーはどれが欲しいの?」

 こうして毎回買わされるから、今回一人で来たのに、結局買ってしまった。まぁ、美味しいからいいんだけど、屋敷に戻っても私の口には入らないんだろうなぁ。

 そこからは、私とメアリーの二人で市場を見て回るのだが、事あるごとに、目に入ったお店に近づき強請(ねだ)ってくる。そして、私が支払う、と。

 気づいたら、物凄い量の商品を買っていた。メアリーが全部持つならいいのよ?


 ……って、何で私まで、こんなに抱えなきゃいけないのよ。こんなんだったら、あと二人くらい連れてきたのに……。

 そう後悔しても仕方がないので、この辺で強制的に切り上げ、市場を離れようとしたら、偶然にもソフィア達一行と出会った。荷物持ちゲットだぜ!

 「あら、クリス。こんなところで奇遇ね?」

 「そうだね。飲食店街以外で会うとは思ってなかったよ」

 「私を何だと思ってるの?」

 んー、マイルドなお姉様2号って感じかしら?

 勿論、そんな事は口が裂けても言えないのだが、最近のソフィアは勘が鋭いからなるべく考えない様にする。

 「まぁ、いいわ。折角だしお昼一緒にしない?」

 もしかしてソフィアも私に(たか)ろうとしているのかしら?

 ソフィアの後ろでステラさんとシフォンさんがニッコニコしている。ゴチになりますって言ってる様なものよね。


           *      


 行きつけのカフェに到着したのだが、まだ十二時前なので、そこまでお客さんは多くない。これならあんまり待たずに食べられそうだ。

 私とソフィア。後ろの席にメイド三人組が座る。

 まだ、そんなにお腹すいてないからケーキとお茶でいいかな。

 ソフィアはというと、やっぱりがっつり行く様だ。胃腸が強くて羨ましい。


 「えーっと、オムライスのランチセット大盛りで、追加でデザートセットもお願いします。あ、飲み物はホットのカフェオレで」

 「かしこまりましたー」

 ここのオムライス、プラス400カラットで大盛りに出来るんだけど、店員さんが両手じゃないと持ってこれないくらい多いのよ? 皿も大きくて重いし…。

 「あ、じゃあ私は寒鯖のアラビアータのランチセットで」

 「私は、シーフードピザLサイズのランチセット、デザート付きでお願いします」

 「えっとー、チキン南蛮のプレートランチ、ライス大盛りでー」

 「はーい、かしこまりましたー」

 三人ともよく食べるなぁ。この後だって食べ歩きとかするんでしょう?


 「クリスはそれだけで足りるの?」

 「ん? あ、あぁ。大丈夫よ。ここのモンブラン大きいから」

 気になったのか、メニューを再度確認するソフィア。

 「え、どれどれ……。うわ、ほんとだ。すっご。私もこれ追加しようかしら?」

 そういうのは次回の楽しみに取っておきなさいよ。

 結局、己の欲望に打ち勝ったのか、今回は我慢する様だ。まぁ、季節限定で味が変わるから早めに来る事をおすすめするわ。


           *      


 私より量が多いのに、どうしてそんなに食べるのが早いんだろう。

 「食べきれないなら、残り食べてあげるわよ?」

 ソフィアの食べっぷりを見ていたら、なかなか食が進まなくて、まだ半分くらいしか減っていない。大盛りのオムライスに、サラダとスープ。デザートは小さめのケーキと季節のジェラードとパンナコッタの盛り合わせ。それとカフェオレ。血糖値爆上がりしそう。


 そんなソフィアがまだ足りないのか虎視眈々と私のモンブランを狙っている。

 美味しいんだけど、結構大きくてボリュームあるのと、ソフィアのせいでもうお腹いっぱいだ。

 「分かったわ。あげるわよ」

 「やったぁ。ありがとークリス」

 そう言うなり、大きく口を開けて待っている。

 「食べないの?」

 「もう! クリスったら、あーんってしてるんだから食べさせてよ」

 めんどくせぇ…。まだ半分あるんだけど、これ全部食べさせるの?

 仕方ないから、一口一口運んでいくが、親鳥が雛鳥に食べさせてあげてる気分になった。

 全部食べ終わった頃には、ソフィアの肌はツヤッツヤになっていた。ケーキの油分でも付いたのかしらね?


 残ったカフェオレで一息ついていたソフィアが、街を眺めながら疑問を口にする。

 「そういえば、さっき食べたデザートやクリスのモンブランもそうだけど、フルーツの種類少なくない?」

 流石ソフィア。そこに気づくとは一体どんだけのお菓子を食べたんですかね?

 「実はね、品種改良してないからあんまり美味しくないのよ。小さいし、硬いし、甘くないもの。だから、使っても苺、りんご、オレンジくらいね。苺は酸っぱくても生クリームと合わせられるし、りんごはアップルパイとかね。オレンジは主にマーマレード。あとはショコラオランジュとかかしらね」

 「乙女ゲームの世界なのに、なんでそんなとこはシビアなのよ」

 「さぁ? 開発者が拘ったんじゃないの? そうだ、さっき行った市場で買ったんだけどこれがりんごよ」


 カゴから一つりんごを取り出す。それを受け取って何の躊躇いもなく囓るソフィア。貴族としてもうちょっと用心深くないとダメじゃないかしら?

 「すっっっっっっっっっっっぱ!!!!!!」

 余程口に合わなかったのか、不等号みたいな顔をしている。別に食べていいなんて言ってないんだけどなぁ…。しかし、一口囓ったのを返すのは申し訳ないと思ったのか、全部食べきったソフィア。

 「酸っぱいけど、脂っこいのや甘いの食べたあとだと丁度いいわね」

 あ、普通にお気に召した様です。

 「でも、小さいわね。これなら二、三個いけそうね。もっと美味しければだけど…」

 「日本くらいじゃない? 大きくて甘くてジューシーで食べ応えあるのって?」

 「そうなんだ。じゃあ、これってお菓子用?」

 「そう。それを今ソフィアが食べきってしまったんだけどね」

 途端に気まずそうな顔をするソフィアだが、すぐに勝気な笑顔になる。


 「ねぇ、そのりんごで私に何作ってくれるの?」

 まさにお姉様的思考。別にソフィアに作るなんて言ってないんだけど…。まぁ、実際作ったら味を見てもらおうと思ってたから、まぁいいか。

 「そうね、アップルパイにタルトタタン……」

 そこまで時間を掛けないで簡単なところだと、りんごのパウンドケーキ辺りが作りやすいかな…。しっとりした生地にりんごの食感のアクセントがいいのよね。りんごって結構持つんだけど、いっぱいあると生のまま食べてもなかなか減らないのよね。


 「そういえば、前世でお父さんがよく作ってたっけなぁ。りんごがいっぱい余るからって……」

 遠い目をしながらソフィアが独りごちる。

 ふーん。じゃあ作ってあげましょうかね。そんなに珍しいレシピじゃないけど、同じ味になるかは保証出来ないわ。

 「分かったわ。それを作ってあげるわよ。でも、ソフィアの思い描いているものと同じのが出来るとは限らないわよ?」

 「え? ホント? わぁ、楽しみだわ。じゃあ、すぐ帰らないとね」

 「え? もしかして、この後すぐに作れってこと?」

 「え? 今日作らないの?」

 コテンと首を傾げるソフィア。


 「いや、まぁいいけどさ…。よくそんなに入るね。私のモンブランまで食べて」

 「えぇっ! 今日はこれでも抑えてるんだけど」

 「…………………………」

 「何でそこで黙るのよ。ちょっと、何人のお腹見てるのよ。失礼ね!」

 いや、本当に胃袋がブラックホールの可能性があるかもと思ってね。

 そんな私に対抗して、上から腰のあたりまでをジロジロと無遠慮に眺めるソフィア。

 「なんか…さ、いつも思ってたんだけど…」

 急に興味の対象が変わったのか、話題がコロコロ変わる。まぁ、いつものことなんだけどさ。


 「屋敷にいるときは同じ服をよく見るけど、外にいるときは毎回服違うの何で? 一回も被ったことなくない?」

 あぁ、そんなことか。

 「まぁ、広告塔を兼ねているからね。うちで扱ってる服を着て歩けば、気になった人が買ってくれるでしょ? 私、かわいいから余計に目立つしね」

 「自分でかわいいって言っちゃうんだ…。まぁ、誘拐したいくらいかわいいけど…」

 「ん? 今何て言った?」

 「や、なんでもない」

 後半尻すぼみになってよく聞こえなかった。何か物騒なこと言ってた気がするけど、気のせいよね。


 「あとは、ここ港町だからね。外国の人も結構いるから、いいアピールになるし」

 「そうなの?」

 「そうよ。随分前の事だけど、確かサファイア帝国の商人だったかしら…。やたら地味で暗い色の服ばっかり着た人達がいてね、その人達にどこで売ってるのって聞かれたから、うちの店よって教えてあげたのよね」

 興味があるのか前のめりになって聞いてくる。

 「当時はまだ本店しかなかったから、そこに連れてったら凄い食いついてきてね。『こんないい生地がこの値段!』とか、『これ洗えるんですか!』とか、『装飾品のデザインがヤベェ』とか大絶賛だったわよ。まぁこっちも商売だから、商会通して取引してるけど、利益が半端ないわよ」

 前のめりだったソフィアがすとんと椅子に座り直した。あれ? 何かお気に召さなかっただろうか? ほぼ氷だけになった水のグラスをズズーと音を立てながら飲んでいる。


 「まぁ、いろいろあってあの辺の国のファッションの最先端がうちの領になってるらしいんだけど、もう興味ないのかな?」

 水を喉に詰まらせたのかゴホゴホと咳き込む。

 「や、別にそんなことないんだけど、事案が発生したのかなと思っただけよ」

 「事案って何よ? まったく……」

 話を逸らそうと思ったのか、自分の首にかけてるシンプルなネックレスを手に持って眺めるソフィア。


 「まぁ、確かにあそこ装飾品や化粧品も凄い品揃えよね。化粧品とかスキンケアのグッズとか全部買ったけど使い切れないのよね」

 「自分にあったのだけ買いなさいよ。勿体ないわね」

 「そこは、『お買い上げありがとうございます』じゃないの?」

 「まぁ、そうなんだけどね。ちなみに化粧品とかは私だけど、装飾品の半分以上はお姉様がデザインしてるのよね」

 「あなた本当に男なの? って、ちょっと待って。聞き流そうとしたけど、あのネックレスとか指輪とかイヤリングとかってあなたのお姉様が作ってるの?」

 「そうよ」

 「えぇ。ガサツでいい加減そうなのに。繊細なのね」

 「今のは聞かなかったことにしておいてあげるわね」

 そうなんだよなぁ。あーんなガサツで腹出しながらイビキかいて寝てそうなお姉様が、可愛かったり綺麗な装飾品のデザインとか試作品とか作ってるんだもの。人って見かけによらないわよね。


 さて、ガーズトークもこの位にして帰りましょうかね。そう思って席を立つと、メアリーが伝票を私の前に置いた。

 「ご馳走様です!」

 「……………………」

 ジトーっとメアリーを見やるが、ニコニコ笑顔を崩さないメアリー。まぁ、市場で私にたかっていた時点でお金持っていないのは知ってたんだけどね。

 「あとで、アンジェさんに報告しておきます」

 「ちょおっ! それだけは勘弁してください」

 情けない声を出しているが、お金を持ってきていないメアリーは払えるわけもなく、メアリーの声を無視して五人分のお会計を済ませる……………。

 高くない? え? 待って。五人で食べて五万…。五万を超えてるんだけど。ここそんなに高くないんだけど。そろーっとメアリーたちの伝票を見ると、後から追加注文したのか明細がとんでもないことになっていた。クレジットカードの使いすぎた時の明細みたいな感じだ。これはお母様にも報告が必要かもしれない。


 チラッと四人を見ると、空手のポーズをとっている。

 「「「「ご馳走様です!!!!」」」」

 仲良いね君たち。もう二度と一緒に食べに行きたくないなと思った。


           *      


 カフェを後にし、馬車乗り場までの道すがら、いつも以上にソフィアがキョロキョロとしていた。

 「どうしたの? そんなにキョロキョロして。財布でも落としたの?」

 「いや、財布は預けてあるから大丈夫。てか、そうじゃなくて、同じ格好した子がいっぱいるなと思って。何かのイベントでもやってるの?」

 街中を見渡すと、確かにいくつか同じような格好をした子達がいっぱい歩いていた。


 あの子達の事か…。あれ、ソフィアには言ってなかったっけ。

 「あれ、ソフィアには言ってなかった? あの子達はこの街の学生さんよ?」

 「は? あれが? あのコスプレ集団が? 初耳なんだけど」

 コスプレ集団。まぁそうだね。

 うちで扱っていた商品を、学校側で制服として使いたいという事で、今は学校の制服としてのみ扱っているから、基本お店には売っていない。

 領都オパルス内には三つの学校があるんだけど、それぞれ制服が違うので、家から遠くても制服目当てで学校を選ぶ子が結構いたりする。


 事の発端は、緑の髪した「賢い僕は考えました」が口癖の校長が、是非採用したいとウチに来たのが始まりだ。どうみても制服には不適格だが、三校の教員や生徒の押しに負けて採用したのだが、今でもそれが正しいのかはわからない。

 ちなみに男子の夏の制服だが、《ヘソの出ているピンクのセーラーっぽい服》、《グリーンとシルバーで、肩出しアームカバーの服》、《ほぼ半裸のうさみみのセーラーっぽい服》とどうしてこうなった的な服を採用している。頭おかしい。


 事の経緯をソフィアに説明すると、何故か汚らわしいものを見る目で見られた。

 「ひくわー。普通そこまでする?」

 完全に濡れ衣だわ。販売はしたけど、制服に採用したのは私じゃないもの。

 「今回は私悪くないと思うの!」

 「どうかしらねぇ?」

 全く信用されてない。まぁ、はい。原因は私にあるのは認めるけど、今回は不可抗力だと思うの。制服の選考に参加したのはお母様とお姉様だし。


 そんな制服だが、地方の学校でも採用するようで、またお母様とお姉様が何か画策しているようだけど、このままだとまた私の趣味ってことになりそう。もう少しちゃんとしたやつを選べばいいと思うのにね。

 女子の制服や冬服はもう少し露出抑え目だが、夏は目のやり場に困る。なんでって? そりゃあ、ほぼパンツが丸見えだからよ。

 それ故に、この前の変態さんが一日でパンツを数百枚盗むなんて事件が起こったのだから目も当てられない。私も被害に遭いかけたけどね。


 「そういえば、この前のイベントの時に闖入(ちんにゅう)してきた変態いるじゃない?」

 「いたわね。きっもいのが」

 「で、その時押収したパンツが、体育館に並べられてるんだけど、関係者として呼ばれてたの思い出したんだけど、行く?」

 「ああいうのって、警察が押収品をテレビの放映用に並べてるんじゃないの? こっちの世界にテレビ無いのにやる意味あるの?」

 「知らないわよそんなの」

 「ふーむ…………。ねぇ、あなたのはあるの?」

 「未遂で終わったからないわよ」

 「じゃあいいや」

 「えっ?」

 「あなたのところのお姉様と一緒にしないでよね。あの人みたいに誰彼構わずパンツ見たいわけじゃないの。私が見たいのはあなたのだけよ…って、何よその顔は」

 うわぁ、ドン引きだわ。ソフィアも人のこと言えないじゃない。最後のがなければなぁ…。

 「ちなみにだけど、盗まれた子達に何故か私が代表して、パンツを買って返すという訳わからない事になってるんだけど…」

 「それはそれで変態よね」

 返す言葉もありません。


 後日、学校見学に行ってみたいというソフィアを連れて学校に行った際、何故か男と間違われ憤慨するソフィア。この領の人たちの考えでは、可愛い格好をしているイコール男の娘って認識らしいが、それはまた別のお話。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。そして、お疲れ様です

第2部はこちらで終わりになります。

次回から第3部になりますので、またよろしくお願いします。

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