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妄想論

ハードSFと大人向け

作者: とびうお君

 5ちゃんを見てると頭がおかしく成りそうになる。その原因を探ってると、コンセンサスの様な統一見解があるように語っても、実際はそんなものなくて個々で意見がてんでばらばらって当たり前の事になってるって話になる。虚無、無意味、ナンセンスとか言いたくなる。これに一体何の意味があるんだ?って話しになってしまう。


 当たり前と言えば当たり前なのだが、バラバラな人がまとめようなんて意思もなくて好き勝手ガヤガヤやってて統一見解から得られるコンセンサスなんて生まれるわけが無い。まあこれで当たり前だろで終われば良いんだ。だが実際はコンセンサスがさもあるようにそれを前提として注釈無しでいきなり話してくるから話しが全くまとまらない。と言うか論理的になるわけがない。


 これらをふまえて話すのだが、アニメにおける大人向けってなんだ?ってなる。深夜アニメはちらほらジャンプを子供向けって嫌うところがあるんだ。過去ジャンプは通常枠でやっていたので深夜で見る機会がなかった。だがドラえもんさえもう移動してる状況ジャンプだろうが、ゴールデンでもうやれない。


 深夜アニメでジャンプをやるのはもう当たり前の時代になってると思う。大人向け子供向けで深夜アニメは選ばれてるわけじゃないし、そもそも深夜アニメの大人向けってなんなんだ?って話になる。そこなんだ、深夜アニメにおける大人向け子供向けってのがさっぱり分からんのだ。


 決定的に違うのは性の扱いだけ。異性が性的に可愛いか?以外深夜と子供向けなんてそう変わらん。言語化しないので良いなら微妙に違う。だがそれなら私だって書くのが無理だ。なんとなく違うのは分かるが、言語化して違いを示してる人間の大半はまるで的外れだ。


 さてそこが今回のテーマになる。大人向けは設定に穴がなくつめてある。まあファンタジーは難しいのでSFが対象になると、そもそも子供向けでSFは考えにくい。世界観が古いからだ。DRストーンはその点中々新感覚SFだと思う。アストラはベタな宇宙空間SF。


 SFにおける穴はリアルな科学知識に繋がっていく。だから案外簡単にそれを実現する事は出来る。定義も単純でハードSFだで終る。問題はそれ面白いの?ってなる。大人向けって面白くないの?大人って面白くないものを見る人達なの?


 科学的に可笑しな点を洗い出すのは間違ってないが、それが大人向けとしてふさわしくないってのは多分間違ってる。確かに間違いなく大人の方が知識経験が豊富。だからってそれらが面白さに直結して子供と全く違う視点で見てるってのはまず無い。この辺りどう扱えば良いんだろうなと思う。定義的にハードSFってのもがあるんだから。曖昧な大人向け子供向けなんてもので語らなくて良い。


 じゃ何故ハードSFって使わないの?それはそれをやると問題があるって知ってるんだ。それすごく不誠実じゃない?なら多分そうだと思う。悪く言うことが先行してそっちが目的化してて、どうやったら悪口になるか?に知恵を使ってるんだ。悪口としてハードSFじゃないと書くと面白さについて直結するから避けるんだ。


 ごまかすのが目的化してるのがミエミエでうんざりする論法。


 言語化できない部分の違いも一応間接的なら言語化できる。以前書いたなろうのファンタジーへの好みについてと似ている。結果論的に選択される読者の好みとの関係になる。面白さと科学知識リアルさとのトレードオフの関係について塩梅ってやつを読者受けによってなんとなく導き出す形になる。アニメになるとまたいろいろややこしいのは漫画の場合原作の読者であるからだろう。


 読者層が違うとやはりそこには何かしらの言語化できない差があると思う。だが単純にガバガバSFだからつまらないなんてのはまず無い。


 大人向け子供向けについて何かを語れるほどじゃないが、今回は問題提起として書いてる。悪口を書くにも納得できる知性が欲しい。的外れな見解は悪口としてつまらない。実際はそういうものじゃない。所詮はコンセンサスの中で知的に頓珍漢で的外れで間違っていても悪口ってのは楽しめるものだ。


 ただそういうのは難しい。基本は的確な事をやや歪曲した表現で端的に言ってみせるってものだろう。しかもだ他者を楽しませるのじゃなくて、悪口を言って不満解消してる自己の利己的な欲求のためだけにあるからまたつまらんのだ。


 別に大人向け子供向けなんてやめろってわけじゃないが、まともな言及になってないのにそんなの使うな。しかもだSFならハードSFというのがある。何故それが重要なのか?で科学知識によるツッコミどころを延々と語るならそれ大人向けと違ってハードSFとして語ればより目的が明確化しない?ってなるからだ。


 お前バカだろ?って言いたいがこれが確信犯だからむかつくんだ。ハードSFじゃすぐに王手積みになる未来が見えるからやらないんだ。大人向けならどれだけでも誤魔化せるし、実際ジャンプは少年誌と言う肩書きがあるからとても便利だ。でも実際ジャンプを買い支えている大人はすごく多くて変わり者じゃない。


 それは頭がキッズなんでしょ?って多分返すだろう。バカにするのが目的だからね。でも違うんだよな。根本的に漫画の大人向け子供向けなんて先ほど書いた様に些細な差でしかないからだ。もう1つ重要な点は、じゃ漫画自体が幼稚なのでは?ならじゃ何と較べてなの?になるんだ。


 漫画がリアルな内容としてはややおかしいのは事実なんだ。そうじゃない漫画もあるが、よほど慎重に作らないとそれは難しいだろう。かつそういった苦労する意味が無い。リアルさ常識っぽさ自然さなんてのが面白さに密接に関わるのは事実だが、それらは先行する事は無い。先行するのじゃなくて、面白さが先にあってそれらに付随する。面白くないものがリアルか?どうか?なんてどうでも良いからだ。


 自然さなどが先行するもの以外おそらく明確に違うものを作るのは不可能だと思う。読後の満足と言う読者のコンセンサスによって成立するトレードオフのを2者を絡めて明確に言語化するのは無理だと思う。


 漫画などとほかを較べるのは結果から見てはいけない。先行する違いでしっかり語れないと不味い。面白い面白くない無関係に成立するそういった部分はある。その点から漫画がそういった点で不誠実な媒体なのは確かだ。それが漫画原作の実写化のおかしな点の1つだから。だがすべての実写がそうなのか?と言うと違う。その点基本的にはって大雑把な言葉になる。


 同じ漫画の中で大人向け子供向けを語るのは多分無理だろう。語るのは無理でも結果としてそういった分類が出来るのは否定し無いが。ラノベとその他の小説ほどの違いはまず無い。


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