入学試験
モチベが上がらない
空は快晴、体の調子もいい、魔力の純度もいつも通り
「うーん」
ハルは起きて小さい体で伸びをする
「今日が入学試験の日か(手加減するのを)頑張ろう」
よちよちと言う効果音がつきそうなくらいの足で階段を降りていく
「あらお客さんもう起きたの?」
髪を団子結びにしたおばさんが話しかけてくる
「うん、朝ごはんはまだ?」
「あと少しで出来るから庭で顔でも洗っててください。」
「うん」
眠たい目をこすりながら庭に出る
「あら昨日のえっとハル君?」
そこにはミーちゃんがいた
「あっミーちゃんおはよう」
朝に弱い僕はこの時油断してた
「ハル君本当に家に帰らなかったのね」
「うん、ねぇミーちゃん入学試験場まで歩くのやだからおんぶして」
そう眠いと言う事で歩くのめんどい魔力使うのめんどいとその時思ってたから通う予定の学校に女の子におんぶされていくことがどれほど恥ずかしいか考えもしなかった
「えっハル君おんぶしていいの?」
「うん」
そう言いながら顔を洗う
「ご飯できましたよー」
「「はーい」」
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朝食はミルクと黒パンそしてわかめスープもどきだった
かんたんな料理だがうまかった
「んーーーうまうま」
ミルクは黒パンと絶妙にマッチして相乗効果?のようなものがあるわかめスープもどきこれが一番美味かったまろやかで少し甘みがありわかめもどきを食べるとツルンというよりトゥルンていう具合そして歯ごたえもあるコリコリとした感触がたまらない
「そうかいそれはねミルル昨日あんたが話してた女の子が作った料理だよもちろんあんた特製」
マジかもう神の料理スキル手に入れたんじゃないのか?
「そっかーミルルちゃんにありがとうって言っといて」
「分かったよ」
そろそろ入学試験場に行くか·····そういえば
ギギギといいそうな具合に首を回すそこにはニコニコしたミーちゃんが居た
「さっ行こっか」
「えっあっその」
「男に二言はないよね?」
「うう、はい」
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俺はいま街道でおんぶされてる
「あらあら」「まあまあ」「若い奥さんだこと」
めちゃくちゃ恥ずかしい
「着いたよ」
やっとか
「ありがとう(泣)」
「嬉し泣きするぐらい嬉しかったのね」
違うと言えない
「うっうん」
「次の方ー」
「はーい」
ミーちゃんが行ったやっと息がつける
「次の方ー」
僕の番か、
「はーい」
「えっと子供は受けられないのよ?」
あっこれ渡せって言われてた
「あのこれお父さんが渡せって」
そう言って渡す
「これねふむふむ····えっ?」
なんか驚いてる
「わっ分かったわこの書類とカードに名前と年齢どんな属性が使えるのかと得意武器とか書いてを書いて?」
名 ハル=オレゴン=ミルス
歳 5
属性 全属性
得意武器 全般
得意教科 算数
苦手科目 歴史
趣味 実験
嫌いな魔物 虫全般
尊敬する人 神様
よし書いた
「はい書き終わりました」
「ではあの生徒について行ってください」
「分かりました」
は~ドキドキする
「こんにちは生徒会長を務めるセーレよ貴方がハル=オレゴン=ミルスね」
うわもしかして王様···そんなわけ無いか
「はい」
「貴方は他の生徒とは、違う場所で試験を受けてもらうわ」
「分かりました」
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筆記試験
Q魔法の詠唱を無くすにはどうすればいいか
A詠唱自体もともといらない詠唱とはイメージしやすくするための物だからなのでイメージするのが得意であれば得意であるほど詠唱が要らなくなる
Q魔物スライムと呼ばれる種族は何故多種多様なのか
Aスライムとはもともと神が作ったものすべてを吸収しそれを自分の能力にするという最強の能力を持つ最弱種だから
Q今までカナ文明と呼ばれる文明が消えたのは何故か
Aカナ文明は人の禁忌を犯して神の罰を受けたから
Q世界樹は何処にあるか
A僕のアナザーワールドの中理由枯れかけてたから現在治癒の最中
格闘試験
「よし掛かってこい」
三秒後
「まっ参った」
気絶あとで聞くと現在最強の冒険者なんだとか
魔法試験
「ファイアーボールをあの壁に向かって魔力半分使って打ってください」
「『ファイアーボール』」
壁と言うか打ったところが整地されてた(山が)
「試験終了です」
「終わったー」
ハル君のステータスドン
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・ハル=オレゴン=ミルス
・年齢0歳(精神年齢14歳)
・種族/生き神
・LV表示不可
・HP減る事はありません
・腕力表示不可
・俊敏表示不可
・物攻表示不可
・物防表示不可
・魔力表示不可
・魔攻表示不可
・魔防表示不可
・魅力表示不可
スキル
・全スキル使用可能(ステータス−なものは任意あと神が付いてるのも)
魔法全て使えます
全ての神の加護
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