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双星のアルデバラン  作者: 遊星歯車
第2章
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第4話 第三特殊部隊

「ようこそ、第三特殊部隊へ」

これが僕の運命が変わった始めての言葉だった

部屋の中に入ると、そこは大型ディスプレイが3枚、それと大きな机、それ以外特に何もない、ただ広い空間になっていた、


「さぁ、改めて挨拶をしよう」

巨体の彼は言い放つ

「俺はレオナルド=ボーガンだ、一応ここの責任者だ、そんで、そこの黒髪ロングのぶっきら棒なのは仮咲 舞

そんで、いっつも本読んでんのは御影 詩音だ、まぁ、他にもまだいるが、今は任務でいないからまた後でだな、」


自己紹介されてるのにこっちを見向きもしない彼女らを見ると全く歓迎されていない

逆に僻地に飛ばされた異端児のような印象すら感じる


「さて、いきなりだが、今いる4人で初任務をすることになった」

彼は喋り続ける

「内容は単純、こいつの片割れを探しにいく、」

そう言うと彼は机の上に置いてあったアルデバランを取り上げる、


片割れってどういうことですか、


「あぁ、説明してなかったな、実はこいつは二丁一対だ、偶然お前が手にしたのはその片割れってことだ、」


まさか、その片方はエレクトラに…


その予想はどうやら顔に出たらしく

「心配すんな、隊員が三人もいるんだ、余裕だよ」

と宥められてしまった、


「さて、では、行くか、御影頼む、」


本を読んでいた彼女は、こっちに近づいて、ぶつぶつと唱え始める


「しょうがないわね…… 3本の指針、二対の扉、時空の奔流に流されし者よ、牡羊の名の下に、今こそ35度への扉を開き給え、転移、エレクトラ」

素人が見ても関心するほどの魔方陣が出現して、真っ白になった目の前の視界が開けてくると、そこにはどこか懐かしい、廃墟となった街がひろがっていた


「さて、任務開始だ、あぁ、あとお前はこれをつけろ、」

そう言って隊長は腕輪とホルスターを渡してきた、

「この腕輪戦闘になった時に自動的に戦闘服に変わってくれる、どうだ、便利だろ」

隊長は笑いながら歩き始める、

僕は腕輪をつけ、ホルスターにアルデバランを入れると歩き始めたのだった

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