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探しに行きました

 こうして僕達は次の日から、シェルとアン、“魔物使い”を探しに行く事になった。

 その日はそれぞれの部屋に戻り眠り、次の日朝食を食べてすぐに待ちを散策しに行く事になった。ただ、


「“魔物使い”は結局何人くらいいるんだろう?」

「さあ、分かりません。ですがそこそこの人数がいると考えられます」


 フィスがそう答えるのを聞きながら僕は、


「それだと、少し広めの宿か部屋を借りているのかな。でも僕達が見たのは、あのアンという人物をのぞくと一人くらいしかいなかった気がする」

「……陽動などもすべて一人で、とは考えにくいでしょう。私の村でも数百人は住んでいたわけですから」


 フィスがそう呟く。

 そう考えると、


「何処を探せばいいのか見当がつかなくなったね。サナ、この町って広いかな?」

「広いですよ。一日で全てを回り切れない程度には。でも私はそこまで町には出歩かないので、カレンの方がよく知っているかも。魔道具のお店などのよく出入りしているから。もしかしたら思い当たる所があるかも」


 そこでカレンの方を見るとカレンは首を振り、


「分かりません。力になれず申し訳ありません」

「……そうだ、アルトに少し上の方を飛んで周りを見回してもらうのはどうだろう」


 僕は提案してみると、アルトは上の方に飛んで言って周りを見まわし、すぐに降りてくる。


「沢山の建物が立ち並んでいて、その陰になってしまうので見れません」

「そうなんだ。そうなると他には、あの猫耳少女と出会えそうな……そういえば前に、ギルドに向かう途中で見かけたかも」


 僕は思い出して、皆でギルドに向かう。

 けれどギルドの前にまでたどり着いてしまう。

 結局、ただ単にギルドに来ただけになってしまった、と僕が思っていると、


「やっぱり、ミミ達の仲間だったのね! 私を騙すなんて許せないわ!」


 といって、突如、そばの細い路地から自分から黒い猫耳の少女シェルが現れたのだった。

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