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悪い笑顔

 “宝玉”の一つは、兎族の里にあるらしい。

 そしてこれからミミ達は行くようだった。


「だったら僕達もお手伝いに行った方がいいのかな?」

「アラタ様、お気持ちは嬉しいのですが、これは私たちの問題です」

「でも……」

「お気遣いありがとうございます。それに、こちらからも熟練者の方を派遣していただけることになっておりまして、大丈夫です」


 ミミが僕にそう告げた。

 どうやら僕達よりも戦闘に従事している人物が手助けをするらしい。

 僕達の安全を考えるとその方がいいのかもしれない。


 それに僕達はまだ子供だから。

 信用しにくいのかもしれない。

 そこで僕はフィス達の方に目を向けて、


「フィスも兎族の里に?」

「はい、私も“宝玉の巫女”ですので」


 との事だった。

 ちなみに妖精のアルトは蜂蜜を小さな器に入れて飲んでいる。

 彼女もフィスについていくらしい。


 ちなみに彼女もしばらくはここに滞在するようだった。

 正確には、“魔物使い”の件が片付くまで。

 その内僕も何かお手伝いできることもあるだろうと思いつつ、そうなるとすることが無くなってしまったのでカレンとサナに、後でどこか案内してもらえないか聞いてみようと思う。


 偶然関わっただけの出来事でこの件は終わってしまうのかな、と思いながら僕は食事をとっていく。

 そう僕達はミミ達と食事をとってから、カレンとサナに、


「今日はどこかに案内してもらいたいのだけれどいいかな?」


 と聞いた所さなとカレンが顔を見合わせて、悪い笑顔を浮かべた。


「別に、アラタを案内するだけだからね」

「そうそう、アラタを案内するだけだからね」


 二人してそういう。

 そして僕達は……三人でギルドに向かったのだった。

 

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