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負けるわけにはいかないんだ  作者: RIVER
最初の事件
4/33

ガンガン書いてきます〜

家に戻り、食事を終えて自室に戻った俺は

明日の分の予習も終えて、何をするでもなく

ベッドの上で仰向けに寝転がっていた。



ぷるるるる ぷるるるる ぷるるるる



枕元に置いてあるスマホが震える。

電話?珍しいな。

親族、親戚なら普通に考えて家の電話にかけてくるはずだし、

友達ならメールを使うのがいつものパターンだ。

電話はほぼ、いやないに等しかった。



番号を見る。予想はしていたけれど、知らない番号だ。

誰だ?わからない。わかるわけもないが。

気味が悪い。

まあ十中八九は間違い電話かその類のもとだろう。


よし、無視すっか。

そのうち向こうも諦めるかり間違いに気がつくなりして止まるだろう。友達なら寝てたと言い訳すればいいし知らない人なら無視したところで無問題、だな。

そして松永は再びベッドに体を横たえ、いやよこたえようとした。


コールは依然として止まらない。



ぷるるるる ぷるるるる ぷるるるる



うるせぇ。どこのどいつだ全く。



ぷるるるる ぷるるるる ぷるる……



「あーうるせぇ。しゃーねー出るか。」

通話ボタンをタップする。


「もしもし?」ついとげとげしい口調になる。

「おいーいつまで待たすんだよーもうかれこれ10分は鳴らしてたんだぞー???」

開口一番名乗りもせずに文句たれか。

「幸太、だよな?」

「そーだよー」

やはりか。

全く何の用があって電話なんかしてきやがったんだ。

「よくもまあ10分も鳴らす気になったよな」

皮肉を込めて言ったつもりだった、が。

「おれもおまえなんかのために辛抱強くまってやってたんだよー感謝しろよなー」

皮肉が効くどころかこれじゃブーメランだ。

「んで?10分も鳴らすほどのご大層な用事ってーのはなんなんだよ」

気の無い口調で言いながらも心中は好奇心に踊っていた。一体なんだと言うのだろう。

「今外これるかー?」

なんだと言うんだ。まあやることもなくゴロゴロしていたわけだし間違いなく暇だ。


「ああ……多分大丈夫、かな?」

「んじゃーこいよー公園でなー」

「え、ちょっとまてよ、何の用だよ」


ツー、ツー、ツー


電話は一方的に打ち切られた。

結局なんなんだかわからずじまいになってしまった。まあ行けばわかるだろう。

好奇心がついつい勝ってしまう。

なにしろあの幸太が10分もコールし続ける気になるような用件なんだから。



「さってじゃあさっさと行きますかね」

独り言を呟き外に飛び出した。

三日月がまたその高度を上げて彼を見守っていた。





公園にて。

「俺が何いうつもりかと思ってるんだろうねあいつは。」


一人呟く男が一人。その男以外の人間は公園内には見当たらない。

それもそうだろう。夜の帳はとっくに降りて

すでに寝ている人も多いであろう時間だ。


「さあ、この話をしたらあいつはどう出てくるのかな……?」


ニヒルに笑みを浮かべる。

その笑みは彼以外知ることのないものだ。


大林幸太。

文武両道、美麗、筋肉質でありながらしなやかな身体。その長身。女ならば彼に惚れないことは無いと断言できよう。

性格は周囲にはお気楽、と認識されている。

もちろん、本当の性格は自分だけが知っているのみ、だ。

「お気楽なのはどっちだよ、って感じだけどな」

彼は思わず声に出してしまう。

彼しか知ることのない、どこまでも冷酷で他の追随を許さない厳しさ。

その瞳には光がない。


「おーい幸太ぁー」

あいつの声がする。お出ましのようだな。

幸太は大きく息をし、目を閉じる。

いつもの口調に、戻す。



「おーやっと来たかー。待ちくたびれちまったよーあと少しで帰ろうかと思ってたぞー」


一気にいつもの幸太に戻る。


しかし、松永には知る由もない。


「んで?わざわざメールでもなく日を改めるわけでもなく今ここに呼び出した理由ってやつを聞かせてもらおうか」


偉そうに言いやがって。幸太は内心ほくそ笑んでいた。



さて、始めようじゃないか。

幸太はゆっくりと、いつも通りの口調で話をはじめた………。

このままだと某通信教育の宣伝マンガ臭くなってしまいそうでやべぇと思いwww

さあ裏の顔を見せ始めた幸太。

松永泰彦はどう応じるのか。

コメント、アドバイスくださると嬉しいです

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