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私と彼の恋物語  作者: byとろ
一章:ヴァン・エイジトール
1/19

プロローグ

俺の言いたいことは唯一つ


『爆ぜろ、リア充!』


そんな小説です。

「『世界最強の存在ファースト・オリジン』とは、我々、魔法を扱えるものにとって、最高の名誉であり憧れの称号です。

これは下からD,C,B,A,アインSSツヴァイSSSドライとあるランクとは別であり、実力はドライでさえ遠く及ばないといわれています。

現在、『世界最強の存在ファースト・オリジン』は五人いますが、公式に確認されているのは、


『紅星を背負うクロス・プロメテウス

イグニ・リヒャルド


『凍てつく氷燐ブレイジング・スケイル

アリシア・ディ・アーシア


『慈悲深き光輪シャナ・シャイニング

レナ・フォンカルド


この三方だけでおり、レナ・フォンカルド様は我が『スティテイレ魔法学校』の生徒会長を務めています。


この三方以外の二方は二つ名だけ確認されており、


『心優しき狂戦士カインジーク・バーサーカー


『姿無き黒幕インビシブル・フィクサー


と、呼ばれています」


私―――シャルル・ロードライトは席を立ち、そういうとまた席に座った。


「おぉ、さすが主席だ。細かいところまで良く憶えていたな。まぁ、テストでこんなこと出ないし、憶える必要ないけどな」


チャールド先生の言葉を受けて、「ですよねー」と声が上がる。


スティテイレ魔法学校に入学してから3週間がたった。


スティテイレ魔法学校


魔法界最高の魔道師養成機関。


3年間のカリキュラムで卒業生は最低でもランクBはいく超優秀校。


しかし、その実校風は自由。


可能性を開花してこそ、魔道は鍛えられる。


その教育方針で今までやってこれたのだから尊敬できる。


しかし、そう、自由なのだ。


自由なのだが流石にあれはどうにかした方がいいと思う。


私はちらと教室の窓側の席で寝ている男子を見た。


ヴァン・エイジトール


髪と目が青く澄んでいる少年。


彼はとにかく寝ている。


起きているのはごはんの時だけなんじゃないか?もしかしたらごはんを食べている時も寝ているのかもしれない。


そんな風に思ってしまうほどに彼の起きている姿を見たことが無い。


キーンコーン


「ん?おっと終了か。よし起立、礼。解散していいぞ」


チャールド先生はそういうと教室から出て行った。


「シャルゥ、遊びにいこー」


「ひゃっ、もう、止めてっていってるでしょ。リンちゃん」


活発そうな少女―――リン・ルゥが終了と同時に跳びかかってきたのだ。


「ごみんに?・・・また見てたねぇ、彼のこと」


「ふぇ!?な、何言ってるの!?」


「まぁ、彼、顔はいいしねぇ。きをつけなよ?意外と人気あるよ?彼」


「だ、だから、違うってば!」


「んん・・・」


彼がそう呻き、なんと起きたのだ。


もう、教室には私たち3人しかいなかった。


「え、えっと・・・」


「よう、ちみ。お目覚めいかが?」


「・・・?ああ、君は確か主席の・・・?」


「あ、は、はひ」


思わず噛んでしまった。恥ずかしい。顔が赤くなっているのがわかる。


「大丈夫?」


そう、微笑んだ彼の姿は印象的で、また、ぼっと顔が熱くなった。


「フッフ~ん・・・その子は、シャルル・ロードライト。私がリン・ルゥ。よろしく」


「俺はヴァン・エイジトール」


「ねぇ、これから遊びに行かない?」


「リ、リンちゃん!?」


「いや、悪いが用があるから。また誘ってくれるかい?」


「もっちろん。それじゃ」


「ありがとう。さよなら」


そういって私たちは分かれました。





あのあと、リンちゃんに迫られいびられ続けた。今は私の部屋でベッドに横になっている。


彼の顔を思い出すたび、顔が熱くなる。でも、嫌じゃない。


分かってる。


そう、これはきっと―――


恋、なのだ。


何かつくチャッタ。

更新する予定は無いようなあるような・・・

たまに更新します。

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