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第10章 再起

 牢屋は激震に身を任せてしまっており、天井から砂埃が降り注ぐ。

堅牢かと思ったが実はそうでもないようだ。

格子内にある空っぽの本棚を引き寄せて小窓から外を視る。

小窓は210 × 300 mmほどの大きさで古めかしい鉄格子が4本の外側には

頑丈そうな分厚いガラスが収まっている。


俺の視界からは砂埃...ではなく、ここよりも数百メートル低いビル群が炎上した

茶色い煙が多数見えた。

「あ、あれは!」

煙の中に四角い物体が左右に揺れ動くのがちらり。

赤い一点の光も尾を引いて動く。まさか地下都市内に量産型ドミナンスが?

俺も地下都市に01で降りる際に使っている無人の地区...

西側の開発地区から来たのか?


本棚から足を下ろし、その場に立つ。

指をゆっくりと一本ずつ段々開き、俺は手の中に収めていた鍵を見つめた。

鍵の小さく薄いシルエットがきらりと光る。

鍵自体はシンプルな鈍い銀色に番号が刻まれた鍵だ。

俺の目に、一般的なその鍵が今は刹那の希望に映る。

俺はその鍵を掴み直し、格子に腕を潜らせて向こう側から差し込む。


すると鍵穴のあるコンソールから音声が流れ、一瞬体をこわばらせた。

”あそこに行きたきゃ茶色い目印を進め”

あの女性軍人の声だ。

本来の音声と差し替えたのかドミナンス01への道筋のヒントを提示してくれた。音声が切れてからすぐ電子音が鳴ったので、手で戸を押す。

あっさりと開いた。

...彼女はやはりホンモノの鍵を渡していたのだ。

あの女性軍人はなぜ...?


ズシンと何かが爆発したのかはっきり音が響いてきた。

爆発音ではっとした俺は一気にエンジン回転数が増えたかのように生動する。

扉を勢いよく開け放ち、探り探り走り出す。

コンクリートのみで構成された道を駆け抜け収容所を飛び出した。

”飛び出した”と言えどその先にあるのは室内。


床以外にパイプが数十本通り通っている外観の通路だ。

背後は壁だが目先には俺が今いる通路を媒介して

幾つもの通路が存在していた。幸い俺以外の者の気配はない。

しかし行き当たりばったりで目的地を探す暇もない。


彼女が示してくれたヒントを探す。

隅々のパイプを観察すると俺から見てちょうど真上のパイプに

赤茶色の養生テープが何重にも巻かれていた。

印がある箇所から目を伸ばし、パイプを追っていくと3つ奥の左へ曲がる

通路の上に赤茶色のテープが3~5センチほど垂れ下がっていた。

「...これか」

テープの端を追って俺はまた駆け出す。

左へ曲がっていき、通路奥の階段を下る。

井戸の底へ降りていくかのように降りるたびに灯りが少なくなってきた。

俺はその中をただヒントを頼りに盲目的に進んでいく。

俺は彼女を信じる。彼女が俺を信じるように...


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 10分ほど下っていくとこの施設の格納庫らしき巨大な大部屋に出た。

俺がいる階段は5メートルほどある壁に沿って螺旋階段上に床へ続く。

長方形に広がるスペース。

俺の目線の先には巨大な扉が等間隔に並んでいる。

道中ところどころパイプが錆びたり、曲がり角の壁が削れていたりと

少しずつだが老朽化の影が見えていた。

しかしこの格納庫は昨晩建設し終わったかのようにピカピカだ。


格納庫を見渡すと奥の方に片膝たちのドミナンス01の姿が見えた。

ここはドミナンス以外に物がないためか、すぐに見つけることができた。

損傷が激しいことが誰の目からでも分かる状態...

人間で言うところの肩甲骨の辺りまで取り除かれむき出しだ。

俺は階段のステップを数段飛ばしながら螺旋階段を急いで降りていく。

降りていく勢い以上に息が上がっていく。

最後の1段で足を崩したが、何とか態勢を持ち直し奥へ走る。


寄っていくうちにドミナンス01の損傷具合が明らかになってくる。

装甲は剥がれ落ち、残った装甲も大きく凹んで穴だらけといったところだ。

下半身は動けそうだが腕部は完全に無くなっていて、

辛うじて胸部のレーザー砲は急ごしらえな灰色の装甲で取り付けられている。

ジャンの鞭は腰の後ろに乗せられていた。

...ドミナンスの状態はどうでもいい。

中のアインが心配だ。

俺は膝がついた左脚をよじ登って、コックピットを開けた。

「アイン!」

コンソールの光が弱い。電力が足りてないのか?

重い闇が卵型の室内で充満している。

突っ込んだ頭を乗り込み口から出してドミナンスの足元を見渡すと

発電機からのケーブルはしっかり背中と脛に繋がっていた。

電力ではないと気付くと俺はアインに声掛けすることに注力した。


『フンセン...?』

寝起きのような、気落ちから立ち上がれない弱い声。

俺はアインを一人の人間として語り掛ける。

「そうだ!アイン大丈夫か?」

俺はコックピットのシートの前に移動して目の前のコンソールを両手で掴み

座ろうとした...

「乗らないで下さい!」

「私にはあなたに操縦される資格がありません」


俺の身を切り裂くような声で”拒否”された。

やはりか...

俺はあの時のアインを思い出した。

REとの戦闘中俺は一人が寄りに目先の敵を倒すことに囚われてしまった。

その最中アインがどうしていたか...

コンソールが涙で覆われていたんだ。

声もなく、水滴もなかったが、画面に埋め尽くされた

CrY Cry cRy Cr9...崩れた”CRY”が乱れた並びで画面を支配していた。


『私は人が焼け死ぬ姿は見たくない...見たくなかった』

『私の兄が恐ろしいことをしたあの時私は何も守れなかった...

 思い出した記憶に引きずられてあなたをサポートできなかった』

悲しみか、いや後悔。

その感情の災禍に彼女は居る。

何者かに消された記憶が急に呼び覚まされ、

実の兄が目の前にいた人々を虐殺した...

俺はREとアインの関係性は把握しきれない。

俺にとってREは03のパイロットであり、

人類...少なくとも地上の人々の敵と受け取った。

しかし実際に俺の実の兄弟がそんな非道を行う瞬間を見てしまう。

俺が実の兄弟の非道を止められなかったとしたら?



それは...どんな感情なのだろうか...

そんな光景を目の当たりにしたらどうなってしまうのだろう。

今の彼女みたいに立ち直れないのだろうか。



「アイン、人は常に正しくあるなんて不可能だ」

俺は論理的な説得的な喋りになってしまった。

男というものはどうしてこう言い方に柔軟性がないのだろう。

柔軟性がないからと諦めてはいけない。

失意しているのは決してアインだけじゃない。

俺だってあの時の屈辱を思い出す。

その気持ちを乗せよう...


「俺も止められなかった...」

俺は所詮成り行きで戦ってきた程度の人間なのだろう。

行先も決めぬまま、ただただ”このままではいけない”

という心情で今までやってきた。特に第8次以降は...


「俺もドミナンスに乗る価値はないかもしれない」

暗がりのコックピット内。

僅かに光るコンソールの画面を見る。

言葉にすると軽々しくなってしまって、彼女にすべてを伝えきれて

いない感覚に襲われたことと暗がりで光る画面に目が惹かれたからだ。

数十秒見つめたあと、画面内にきらりと光った流れる線を見た。

瞬きが訪れてその光は瞬きと一緒に消えてしまった。

”しかし...”

消えた光の跡をなぞるとそんな感情が浮上する。

あの時REにエリア4を燃やされる前

今まで会った人々、交流した人々の顔を思い出した。

そうだ。成り行きであれ、俺が望んだのは彼らの未来。

その記憶の中に確かにアインもいる。

「今を守れなければアインや人々の未来はない!」

再びアインに訴えかけた。

「REが今ここに量産機を送り込んでいる!みんな死ぬかもしれない!

 今までを取り返せなくとも、俺は今を守る為にアインと共に戦うぞ!」


強くなった...

コックピット内唯一の光。その光り方が変わった。

ぴたりも動かない視線で見ていた俺はしっかり感じ取った。

『フンセンさんは...お強いんですね...』

アインがそう言った。

俺は強くなどない。しかし強くありたい。そう思った。

コンソールが光をさらに強めていき、目を覆った。

覆った腕を下すとパネル状に分けられたモニターが下から上へ光り出す。

『フンセンさんの強い意思...

 それを知らせれては、こんなところでジメジメしていられません』


『私がサポートします!』

白い光がコックピットを覆った。

コックピットのハッチが閉まると同時に腰の補助脚がシュルシュルと

伸びて、展開される音が聞こえた。

01に繋がれていたケーブルが取り外される様子が

カメラとモニターごしに見える。

はち切れるばかりの勢いで床に落ちたケーブルの先端。

01が動く。

初動の揺れで脚の装甲が剥がれ落ちてしまう。

俺はそんな01とアインの姿を見て不安は感じない。

ドミナンス01は力強く立ち上がった。

傍から見たら違う感想を抱くかもしれないが、俺にとって01とアインは

あの時よりも立派に見えた。


とはいえ俺たちは万全の態勢ではない。

今までのように何とか生き残れる保証はない。

俺自身やアインに現状の戦闘力を染み込ませておこう。

「アイン、01の損壊状況を教えてくれ」



『カメラとセンサー類はすべて異常なしですが、腕部欠損、全身の75%の

 プラスチック装甲が剥がれ落ちています』

「ジャンの鞭、胸部のレーザー砲は使用可能です...」

「やはりか...サポートを頼むアイン」

『...任せてください』

01の補助脚を障壁を取り払うために動かす。

隔壁の下の数センチの隙間に補助脚先端の爪を差し込み、

レールに沿って上へ持ち上げようとするが...

これがなかなか持ち上がらず、焦燥に駆られる。

俺がこの格納庫に来てからそれほど時間は経ってはいなかったが、

急がなければいけないことに変わりはない。

だが、どう力をケーブルに込めても隔壁の動き方は鈍かった。


バシュ!

急に胸部のレーザーが発射された。

見かねたアインが撃ってくれたのだろう。すぐに視界が開けた。

隔壁を丁寧に開けようとした自身を内心で叱る。

俺は01の各部スラスターに火を入れて、格納庫から飛び立つ。


牢屋とあの格納庫はやはり高度がかなり高く、視線の下にビル街が現れる。

先ほどの施設は天板を支える支柱の役割もあるようで

大樹のように街を静観し、そこにずっしりと佇んでいる。

アインが以前の量産型のデータを照合しつつ、周辺索敵を行う。

ビル街や工場などから無数の煙が立ち上がっていた。


被害状況的には殺戮を行うというより混乱に貶めるのが目的か?

地下都市を支える重要な工場たちは致命的な損害がないようすだ。

煙に紛れて揺らめく赤い炎を見た俺たちはそんな洞察を一旦心にしまった。

ここが危険に晒されているのは明白だ。

あの時を繰り返しはしないぞ...


『居ました!前方に2機!』

アインが叫ぶ。

量産型特有のあのラベンダー色の頭部を50メートル先に捉えた。

上空には居らず、ビルの間の道路を闊歩していたようだ。

2機は足元ばかりを見ているからか01の接近に気が付いていない。

今の01に奇襲はぴったりだ。

「周辺被害は最小限に留める!行くぞ!」

『はい!』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ビルの林に隠れ、量産型1機の背中をしっかり捕捉する。

頭部ユニットはともかくまずはミサイルランチャーと胸部レーザーを潰す。

2体の量産型は力を誇示するかのように地下都市の住民たちを

4車線の一段と大きい道路の中央へ追いやっていた...

混乱に貶めるのが目的だとしても、何故こんなところで

油を売っているのだろうか。こちら側としては攻撃を仕掛ける側。

好機だ。

俺はビルの陰から飛び出し、

01に真後ろの背中を見せている量産型1機にレーザーを二射。

狙いは両脇のミサイルランチャー。

勿論直撃では安直な爆発炎上になる。

ランチャー本体と肩の間。

接続部を狙う。


...流石だ。

アインの正確な標準合わせが功を奏し、見事に量産型から

ミサイルランチャー二つを切り離した。

熱く赤く染まった肩の断面を俺たちに見せながら1機がゆっくりと振り返る。

奥の量産型もこちらに赤い瞳で睨みつけてきた。

向こうから仕掛けてくることを待ち、その場からは動かなかった。

場が硬直した瞬間人々に01の拡声器でアナウンスする。

「今だ!そこから離れろ!!」

『西へ!早く逃げてください!』

3体の大きな影に圧倒されていた人々は俺たちの声でㇵッと目が覚めたのか

張れ上がったキャリーバックや子供たちを連れて走っていく。

左右に人の波が割れ、はけていく。


それでも量産型2体は動かない。

どうやらドミナンス01を破壊するのが主目的になったかのように

瞳孔の

光を強くしていく...

走者のように体を屈めて力を貯めると

2体同時にこちらに飛び込んできた!

「くっ!」

01の身体を道路に合わせ縦に回し、襲ってきた2体を両側に流した。


振り返ると紫色の天面がこちらに迫る。

平たい頭部が展開され、触手がうごめく刃物の集合体に変身した。

補助脚を素早く取り出し、その量産型の腰に殴り...いや蹴りを入れる。

片足だけが地面についていた状態だったからか

その巨体は簡単にその場の十字路に倒れこむ。


起き上がるのには時間がかかるだろうともう1機を視界へ。

点火されたミサイルが無数に接近している!

鞭を使えば凌げるか?

腰の鞭を補助脚のクローに咬ませて持たせる。

鞭大きく奮って、ミサイルの進行を阻む。

爆炎が両者の間の空に広がってお互いが見えなくなった。

「今だ!」

煙が沈む前に煙の中を突っ切って覆いかぶさるように敵を押し倒した。

右足で量産型の広い右顔を抑えつけ、左ひざで背骨の関節を踏む...


アスファルトにめり込んだ量産型は必死の抵抗で頭部を開く。

パネルが開ききる前にレーザーを打ち込もうとしたが、

視界を縫うように左周りでやってきた一つのブレードが01の胸部の装甲を

複数のブレードで刻まれてしまった。

賽子状に胸部の装甲が崩れ落ち、量産型の顔に鈍い音を複数鳴らす。

その一つがその眼球のようなカメラアイに被さる一瞬を見た。


以前にも見た頭部内のど真ん中に配置された

六角形のタイルで覆われた中核のような球体ユニット。

これを2本の補助脚で掴む。

合計6本のクローが確実に掴んでいる。

しかしこの球体が砕ける様子はない。

急所を掴まれた量産型はさらに01の足の下で波打つように暴れる。

『...出力補正上げます』


”やってくれ!”

脳内で強く強く握り潰すイメージを作っていたために

返事の声が出なかったが

アインは俺の返事を聞かぬまま、すぐ実行に移した。


完全に折れた音と共にクローの尖端が球体に凹ませた。

量産型が機能を停止する。

引き上げたクローの尖端はクローの爪が砕け散っている...

胸部レーザー砲を潰され、腕の代わりに使っていたクローもない...


その時機体の横側から何かが突っ込み、体勢を大きく崩される。

...もう1機か!

決定打を一つも入れてなかった。だから起き上がって01に仕掛けてくること

は必然ではあるのだが、攻撃手段を3分の2を失った今...

微かな絶望を感じた。

そうであっても攻撃を諦めない。

補助脚のケーブルをくるくると鞭の持ち手に巻き付け、鞭で01を支えて

突進に耐える。

片方の補助脚で頭部に取り付くつもりが、瞬時に展開されたブレードが

ピンと伸ばしたケーブル関節を幾つもの短い紐に変えてしまう。


ビルを背にくっ付いてしまう。

コックピット抉るために嵐のように渦巻く頭部を押し付けてくる。

一点を軸にそれぞれが回転するものが画面を埋め尽くす。

右ひざで量産型の顔面を蹴り上げ、疑似的捕縛から逃れようと足掻く。

膝の装甲と量産型の顔がプラスチック装甲が砕ける音だけ。

その音が繰り返し鳴るだけでやつは一切動じない。動かない。


『フンセン...落ち着いて!』

その一言が聞こえた。アインのその言葉が焦りにすっと効き、右側の補助脚に絡めた鞭の存在を記憶から掘り出した。

そして鞭の尖端には補助脚と同じクローがある。


次の瞬間に頭部のコアを握りつぶした!

背後のビルの中に鞭を通し、量産型の頭上からクローを忍ばせたのだ。


刃先から力が抜け、だらりとケーブルを垂らすと量産型は

01の腹にもたれかかるように突っ伏す。

その様子を見た俺は深呼吸した。

なんとか2体を無力化するころに成功したからだ。

量産型の体をどける動作のイメージを膨らませようとしたが、

遠くで音がするのに気が付いた...

すかさず俺たちは空を見た。


今回の戦闘で聞き馴染んでしまった音が耳に流れてきたからだった...


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あれは...!?」

遥か遠くに量産型が1機見えたのだ。

その1機が補助脚を使って何かを持っている。

そこに握られていたのは...


「少女が!」

『連れていかれる...!?』

そこに握られていたのは少女だった。

目を閉じた白い服に紫のアクセント。

服の首周りを掴んで片手で下半身を支えるように添えている。


飛んで行ってしまう!

上空の扉へ向かって量産型は飛んでいく。

追いかけようとしたが、目の前の量産型が邪魔で動けない。

どかしかたを考えているうちに少女を連れた量産型がゴマ粒のように小さくなってしまった....






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