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パルディアの解放戦線  作者: アビス
魔族編
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第十四話 王様

「アヴリュート、、、王、、、!? なぜ?

ア、、、アンタは()()()()()()()()()()()んじゃ、、、?」

「貴様!! 王に向かって何だその口の利き方は!」

狼狽えるリヒトーに1人の兵士が注意する

「よい! 先も話したが此奴は旧友、友と言う間柄だ、先程のは無礼でも何でもない、お主は普段通り話せ。」

王が右手で払う様な仕草をし、玉座の肘置きに両腕を置く

「はっ! 失礼しました!」

「王様!! なぜ死んだはずのアンタが! 、、、死者蘇生の魔法? いや有り得ない魔法の定義から外れる、、、固有能力か、、、?」

リヒトーは早口で喋り出しソレに王が答える

「どれも違う、まず我は死んでなどいない。」

「死んでない、、、?」

「リヒトー、お主が我を死んだと思っている原因はアリアとの共同研究での事件のせいであろう。」

「あ、ああ。」

「あの()()()()()()()()()()()()()()()()()、と言ったか? アレは事故ではあったが失敗では無かった。」

「失敗じゃない?」

「そう! あの装置は本来遠くに移動させるだけの物であったが、その機能を拡張し、時間おも移動できるようになったのだ!、、、おっと、少し興奮してしまったな。」

「なるほど、、、実験中に、、って事だな。」

「そうだ、だから実際我はお主に会っていないのは1年と少し、と言う事になる。」

(1年で見知った顔が数少ない中よく王位に戻ったな、、、やっぱ固有能力か?)

「まぁそんな話はいい、本題と行こうか! 、、なに、先日のドラゴン討伐の礼を言いたい。」

「そんな、、、当たり前のことをしたまでだ。」

「お主が当たり前に出来ることが我らには出来なかった。」

「それはどう言う、、、?」

「ブラックブラッドドラゴンの国内討伐であそこまで被害を抑えられたのはお主のおかげだと言っている。」

リヒトーは首を傾げ言葉を返す

「ソレなら王様だってコレくらい出来るんじゃ、、、。」

「いや出来ない、出来んのだよリヒトー、我でももう少し被害を出してしまう。」

「いや冗談を、、、。」

王は眉をひそめる

「リヒトー、、、お主は自分を低く他人を高く評価する癖がある、その考え方だといずれ周りも自分も危険に晒す事になる。」

「、、、、。」

リヒトーは黙り込む

「自分をあまり卑下する様な発言はするな、お主は十分強く、今回は称賛される様なことをしたんだ。」

「そう、、ですか。」

「そうだ! そこでだ、それ程までの事をしたお主には褒美をくれてやろう。」

「褒美、、、?」

「我が宝物庫の中から好きな物を何でも1つくれてやろう。」

王はニヤリと笑い、リヒトーは狼狽え少しだけ考える素振りを見せる

「それって、、色々すっ飛ばしてハンターにする事って、、、。」

「宝物庫の中から1つだ!」

王は食い気味に話す

「でも流石に何でもは、、、せめて王が選んで、、。」

「貴様、、まだ意見を言うか! ならば2つだ! 宝物庫の中から2つ選ばせてやろう!」

王は右手の人差し指と中指を立てリヒトーに見せつける

「2つ!? なんでそこで増えるんだ!」

「お主が早く決めんからだ! これから意見する度に増やしていくからな。」

「ええ、、そんな、、、。」

王はさらに薬指を立てる

「ちょっ!? なんで今ので増えるんだ!」

さらに小指を立てる

「っ、、、!」

(クソッ! 王様は俺の事をよく解ってる、、。)

「はぁ、、分かりました。」

「音を上げるのが早かったな、おい! ルフェ、宝物庫の用意をしろ。」

「はっ!」

上質な武具を身にまとった兵士が謁見の間を出て宝物庫へ向かう

「あの、、せめて1つに減らすって事は、、、?」

王は無言で追加で親指を立てる

「ん゛ん゛ん゛ん゛!!」



「さて、、、ここが我の宝物庫だ! どうだ圧巻であろう、美しさのあまり涙を流しても良いのだぞ!」

2階建ての家が1軒丸ごと入る程の大きさの宝物庫、その扉を開け言い放つ

「なんで王がついt、、」

リヒトーが言いかけた所で王は右手の5本指にプラスで左手の人差し指を足そうとする

「何でもないでーす!!!」

リヒトーは宝物庫の中を無言で一通り眺め話し出す

「何でもいいんだよな、、、。」

「お主、、、そこの金貨5枚を取って褒美はこの5枚にしますはなしだぞ。」

「そんな! 何でもって、、。」

王は右手の5本指にプラスで左手の人差し指を足そうとする

「解ったよ!!」

(そろそろ諦めるか、、、。)

リヒトーは広い宝物庫をグルグルと回りながら考える

(鎧、剣に槍、魔道具()魔法具、魔具(武具)魔法巻物(マジックスクロール)、宝石、布、、、何でもあるな。)

リヒトーはスクロールを1つ手に取る

「王様、この転移スクロールは場所指定してあるのか?」

「いやしていないがそれは時間指定がしてあったな、それは10分前にいた場所に転移するものだ。」

「10分前か、、、じゃぁコレが1つ目。」

マジックスクロールを脇に挟み次の褒美を選びに行く

「武器が欲しい、壊れにくいのが良いな。」

「武器なら奥の左側にいくつか保管してあるな、少し待っておれ。」

王が言い終わると奥の方から金属同士がぶつかる音と共に武器が宝の山から出てくる

「魔法具が多いな。」

奥から近ずいて来る武器達を見てつぶやく

「何だ、気に入らんのか?」

「そういう訳じゃないが、、、余り余計な物が付かない方が良いな。」

「そうか、、、だがここにある普通の武具はお主からしたらほとんどお飾りにしかならんからな、、、。」

「そうか、、、。」

リヒトーは寄ってきた武器中のコレと言った装飾もされていない鞘に収まった剣を1つ手に取る

「かかってる魔法は、、、勝手に発動しなさそうだ、、、強度は、、。」

リヒトーは剣の全身を鞘から抜く

「鉄じゃないな、、何だ、、これ?」

少し紫がかった銀色の刀身を見ながら王に聞く

「それはギンジニュウムだ。」

「そりゃ硬いわけだな、、、よし! これをもらおう。」

剣を鞘にしまい左手に持つ

「、、、、王様、、残りは後で貰うって事に出来ないか?」

「どうした? 思い付かないか?」

「ああ。」

「ならば仕方あるまい今日のとこをは2つだけで良かろう、、ただしコレで逃げれたと思うでないぞ!」

「分かりましたよ、、。」

「どれ、我が門まで送って行ってやろう!」

宝物庫を出て廊下を歩き出した所で王がそう言う

「そんな事していいのか? 威厳とか、時間とか。」

「あいにく今日は暇なのでな、それに威厳も何も友人を少し送って行くだけだ何も問題は無い。」

2人は談笑をしながら城の正門まで歩く

「王様! 外出ですか?」

2人の門番の兵士が敬礼をしそのうちの一人が王にそう聴く

「友人を玄関まで送りに来ただけだ、少し楽にしろ。」

「「はっ!」」

2人の兵士は敬礼を辞めいつも通りの警備に戻る

「気が向いたらいつでも来るがよい、いつでも歓迎しよう。」

「じゃぁ王様、また今度。」

そう言い終わるとリヒトーは屋敷へ歩いて行く

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