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2次元じゃなきゃ許されねぇからな!  作者: 一色音斗
Prolog
5/13

私のアイドルを育てるために


それからの私はもう必死だった。正直自分でも引くレベルで必死だった。


まず、基本的な知識が必要だということで、勉強に力を入れた。頑張ったと言っても、中身はアラサー。とりあえず小学校の内容は特に問題なしである。

次いで、歌だとかダンスなんていう、アイドルに必要不可欠な技能だが…これだけは私だけの力ではどうしようもない。杏は、別段裕福というわけでもない家庭に生まれたので、2つともを習わせてほしいとも言い辛かった。そこで、杏がダンスを、私がボーカルレッスンを受けられるようにお互いの親を説得、習ったことを教え合う形にして妥協する。

なぜ杏がダンスかと言うと、単純な話。




私は、運動が、できない!



杏の設定的に、運動は得意だったと記憶している。世の中向き不向きは存在するよね?別に私は歌が上手い訳では無いけど。どちらかと言うと杏の方が上手いけれど!


「ひなちゃんはすごいなぁ」


ふにゃんと笑う私のアイドル。いやいやすごいのは君、最終的に輝くのも君だからね。


こうして、小学生の内に彼はダンスも歌もできるスーパー小学生へと変貌した。必死に歌の先生に師事を受けたかいがあった…!


私?ダンスも歌も結局そこまで上達しませんでしたよ。

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