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2016年/短編まとめ

愛煙家の憂鬱

作者: 文崎 美生

白濁色の煙を燻らせ、溜息を一つ。

先程言われたばかりの台詞を思い出せば、今度は溜息ではなく舌打ちが出た。


今のご時世、煙草を吸う女なんて珍しくもなくて、それでも喫煙者には厳しい世の中となっている。

私も私で喫煙者だが、どうにも童顔らしく、煙草を買う時に年齢確認だ何だと言われることがあるのだが――そんな話は今回は割愛しよう。


私は愛煙家であり、煙草税を大量に支払っている経済貢献人なのだが、先日付き合っていた彼氏にそれを知られて口論になった。

煙草一つ吸うくらいで、ケツの穴の小さい男だと思う。

なぁにが、煙草は女の吸うもんじゃない、だ。

いつの時代だ、クソが。


ぐしゃり、音を立ててフィルターを噛む。

本当に腹立たしいことこの上ない。

こちとらストレスが溜まっていて、その発散方法が思い浮かばないから、ニコチンを摂取するのだ。

女だ男だ、性別に何の関係があるというのか。


煙草一つが破局原因になるとは、世の中恐ろしい。

いや、あの男の頭の中がおかしいんだろうけど。

私は悪くない、その言葉と一緒に、私は白濁色の煙を吐き出すのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] そうだ!そうだ! 女性がタバコを吸って何が悪い! まあ、男も女も吸わないに越したことはないのでしょうが、吸ったからといってそれが犯罪ではないのだし。 禁煙してストレス溜めるより程々に吸った…
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