表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

沢木先生お題シリーズ

ときめきメモリマス9(四百文字お題小説)

作者: りったんばっこん

お借りしたお題は「スタイリスト」です。

 御形ごぎょうなずなは親友の蘿蔔すずしろ綾香あやかの宣戦布告に動揺した。


(あいつも綾香を好きだし……)


 負けず嫌いの薺も、スタイリストがついているようなファッショナブルで美人の綾香と勝負する気にはなれない。


「それでいいよ。あいつも貴女の事が好きなんだから」


 薺は涙を堪えて綾香に告げた。すると綾香は憤然として、


「何を言っているの! 布貝ふがい君は昔から貴女が好きだったのよ」


 薺は仰天してしまった。綾香は泣いていた。


「親友の貴女だから、私は退くのよ」


 薺は綾香の本心を知り、号泣して彼女に抱きついた。


「もう一度布貝君と向き合って」


 綾香は薺の手を取って言った。薺は涙を拭って頷いた。


 薺は那実雄の所に戻った。


 那実雄がまだ呆然としたままで立っていた。


「何か私に話があるんでしょ」


 強気な発言してしまい、薺は、


(何してるのよ、私!?)


 項垂れかけた。那実雄は、


「御形さんが好きです」


 そう言って赤面した。

まだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ