第61話 海へ
「海の匂いがしますね!」
ミアが馬車の窓へ顔を近づけ、鼻をヒクヒクさせた。
「窓から出しすぎないで。枝が――」
アンナが言い終える前に、街道脇の葉がミアの髪をかすめる。
「すみません!」
窓の奥へ引っ込んだミアは、それでも嬉しそうに鼻を動かした。
王都から南へ2日。
港町クレセントベイへ近づくにつれ、風に湿り気と塩の匂いが混じり始めた。
「これが海の匂いなんすか」
ロウも深く息を吸い、すぐに首を傾げる。
「魚屋の裏と、雨の日を一緒にしたような……」
「もう少し夢のある言い方はないの?」
「でも、分かりやすいです!」
「分かりやすくても、初めての海への第一声としては赤点よ! もっとこう、『潮風が新しい冒険を運んでくる』とか!」
「魚屋の裏から新しい冒険が来るんすか?」
「今のたとえは忘れて!」
私の脳内では、すでに海鮮おにぎり、焼き魚、魚介スープがズラリと並び、売上札がキラキラ輝いている。
落ち着け私。まだ魚一匹見ていない。商売の妄想だけ沖へ出るんじゃない。
ミアが笑う。
彼女の今回の出張は、見学旅行ではない。父ロバートの同意を得て、昼間の聞き取りと試験販売を担当する正式な有給勤務だ。宿はアンナと同室、勤務は日没前まで。夜の港を見る日は私たちと行動し、翌朝を休みにする。
「ついに海へ進出ですね」
「まだ進出ではないわ」
「今、頭の中で『海進出、大成功!』まで行ってませんでした?」
「行ってないわ」
「お顔が、祭りで3倍売れた時と同じです」
「……少ししか行ってない」
「成功まで行ってるじゃないですか!」
私は、膝の上の要請書を開いた。
「海を知らない私たちが、店を出せるか教わりに行くの」
馬車には、保冷技術者アルベルトも乗っていた。
彼が守るように抱えている銀色の箱には、改良型の氷魔道具が収められている。
「試作機は、従来品の3倍の冷却出力、一定温度を保てる時間は5倍です」
「それなら、王都まで完璧な鮮度で運べるの?」
ミアの問いに、アルベルトはすぐにうなずかなかった。
「同じ大きさの試験箱に、決めた量の水を入れた条件では5日間です。魚を詰めすぎる、蓋を何度も開ける、炎天下へ置く。そうなれば短くなります」
「つまり『5倍! 何でも冷える! 鮮度完璧!』と看板に書いたら?」
「僕が泣きます」
「技術者を泣かせる広告は禁止ね」
「店長の暴走を止める項目へ追加します」
アンナが本当に記録した。冗談よ、と言いかけたが、過去の実績が多すぎて撤回できない。
「冷えていれば、安全?」
「それも、私だけでは答えられません。魚の処理を知る方と、基準を決める必要があります」
冷たい箱は、時間を止める魔法ではない。
だからこそ、港へ行く意味があった。
◇◇◇
クレセントベイの朝は、鐘より先に動いていた。
帆柱の縄が風に鳴り、木箱が石畳をこする。水揚げされた魚の鱗が朝日を弾き、競り人の声が幾重にも重なる。
「あれは何という魚ですか?」
ミアが銀色に輝く魚を指す。
「シルバーフィン。この沖の名物です」
案内人が答えた。
「あちらの赤い魚はレッドスナッパー。焼くと脂が落ちて、皮がうまい」
魚の名前より先に、誰がいつ獲り、どう食べるかが返ってくる。
港の人にとって魚は珍しい商品ではない。毎日の仕事であり、家族の食事であり、海が荒れれば手に入らない物だった。
漁師組合の事務所で、組合長マルコが私たちを迎えた。
日焼けした腕は太く、笑う声も大きい。けれど、要請書と私の名刺を読む目は慎重だった。
「王都へ魚を運びたいそうですな。どれだけ買うつもりで?」
「最初の試験は、1日10キロまで。仕組みが安定したら50キロを扱えるか検討します。将来の上限案は200キロですが、需要も資源も見ずに増やしません」
「天気が悪くても、50キロ欲しいと言われたら?」
マルコの太い指が、机を一度叩いた。
「王都の商人は、契約書の数字しか見ない。『足りないなら出ろ』『海が荒れても船はあるだろう』ってな。海を知らない奴ほど、岸から勇ましいことを言いやがる」
豪快に笑っていた顔から、温度が消えた。
「若い漁師が一人、嵐の前に船を出しかけた。借金があった。違約金を払えないからって。俺たちが殴ってでも止めたが……次も止められるとは限らん」
「出漁を求めません。水揚げがない日は、仕入れも休みです」
マルコの眉間のしわが、少しだけ緩んだ。
「以前、王都の商会が『毎日同じ量を必ず納めろ』と持ちかけてきた。嵐の翌日、若い連中が無理に船を出しかけたんです」
「魚を届けるために、漁師さんが戻れなくなったら意味がありません」
「綺麗事なら誰でも言える」
「そうですね。だから契約へ書きます。私が売上を見て欲を出した日にも、止められるように」
「自分が欲を出すと認めるのか」
「ものすごく出します。人気商品が欠品したら、『もう一便!』って叫びたくなる自信があります」
「そこは胸を張るところですか?」
「だから、私より強い契約が必要なの」
マルコはしばらく私を見たあと、フンと鼻を鳴らした。
「正直な欲張りは、嘘つきの善人より交渉しやすい」
「その言葉を、契約に書けますか」
「もちろん」
アンナが筆を取った。
天候警報時は供給義務を停止する。休漁、産卵期、漁獲制限を優先する。数量不足による違約金を課さない。
高く買うという一言より、その3行でマルコの顔が変わった。
「魚の処理なら、息子のトニーに見てもらいましょう」
呼ばれてきたトニーは、20代後半の加工職人だった。
父親より口数は少ないが、魚へ触れる手は迷わない。
「おにぎりに入れるそうですね」
「はい。持ち歩ける海の食事を作りたいんです」
「では、まず何を捨てるつもりか聞かせてください」
予想外の問いだった。
「捨てる?」
「王都の商人は『港一番の魚を』と言う。見栄えのいい大物だけ並べて、写真みたいな売り場を作りたがる。でも、その陰で小魚が値崩れしても見ない」
「私も、同じ表を持ってきました」
悔しかった。港を大切にするつもりで来たのに、紙の上ではもう魚を見た目で切り捨てていた。
「海を知らないから教わりに来た、と言いながら、王都で売りやすい魚だけ先に決めた。ごめんなさい」
「謝るより、表を直してください」
「はい。容赦ないわね」
「魚は謝罪では売れませんから」
グサリ。でも正しい。私は選別表へ大きく一本、線を引いた。
「形のよい魚だけ欲しいと言われると、小さい物、網で傷ついた物が余ります。味は悪くないのに」
私は用意していた選別表を見た。
手のひら大以上。傷がない。脂が多い。
効率だけで書いた条件が、港では売れ残りを作る。
「形ではなく、用途で分けましょう」
トニーが提案する。
「大きな身は切り身。小さい魚は骨を除いてほぐす。傷のある物は、傷んだ部分がなければ加熱してスープに使える。ただし、鮮度が落ちた魚を救う方法ではありません」
「その基準を、一緒に作っていただけますか」
「それなら」
トニーは初めて笑った。
◇◇◇
試作は、組合の加工場で行った。
トニーがシルバーフィンの腹を開き、内臓とえらを取り除く。使う台、刃物、手洗い桶を、生魚用と加熱後用に分けた。
「水揚げから2時間以内なら安全、ではないんですね」
ロウが尋ねる。
「時間は目安の一つです」
トニーは魚の目、えら、身の弾力、匂いを確かめる。
「暑い甲板へ放置した2時間と、すぐ氷へ入れた2時間は違います」
水揚げ時刻。船名。魚種。箱へ氷を入れた時刻。加工開始。加熱終了。封をした者。
アンナが記録札の欄を整え、アルベルトが箱内温度を色で示す小さな石を取りつけた。青なら範囲内。白へ変われば低すぎ、赤なら温度が上がりすぎた可能性がある。
「石が青なら、必ず食べられますか?」
「いいえ」
私とアルベルトの声が重なった。
記録が欠けている。封が破れている。異臭や変色がある。受取時刻を過ぎた。
どれか一つでも当てはまれば、青でも販売しない。
「魔道具は、安心の印ではなく、判断材料ですね」
ミアが表示札へ、その言葉を書き留めた。
現地で当日食べる試作品は、塩と海藻で締めた身を表面まで炙る。港から王都へ2日運ぶ具は、中心まで火を通し、甘辛いタレを絡めてから急いで冷やす。
炙ったシルバーフィンを、炊きたての米で包む。
皮の香ばしさが湯気へ混じり、加工場にいた漁師たちが一斉に振り返った。
ジュウウッ。
脂が炭へ落ちた瞬間、香りがフワッと跳ねた。
来た。これは来た。鼻が「食べろ」と叫び、胃袋が「今すぐ」と机を叩いている。
「試作品の記録をしてからです」
伸ばしかけた私の手を、アンナの筆がピシリと止めた。
「一口くらい!」
「重量、加熱時刻、担当者」
「香りが逃げるわ!」
「魚は逃げません」
「もう海から逃げた後です!」
マルコが腹を抱えて笑った。どうやら元王女の威厳は、潮風に吹かれて王都へ帰ったらしい。
「魚を飯で包むのか」
「手が汚れにくいように、外から海藻を巻きます」
マルコが一口かじった。
すぐに褒めず、身の厚みを確かめるように噛む。
「うまい。ただ、沖から戻った後なら、もう少し塩が欲しい」
私もようやく許可をもらい、かじる。
表面は香ばしく、噛めば身がホロリとほどける。塩の向こうから魚の甘みが追いかけ、温かな米が全部を受け止めた。
「んんんっ……!」
「言葉が消えたっす」
「おいしい時のリリアーナ様は、語彙が最初に売り切れます」
「だって、これ……海を握ってる! 手のひらに海がいる!」
「夢のある言い方、今来たんすね」
「最初からこう言いたかったのよ!」
「私は、このままがいいです」
トニーが言う。
「同じ漁師でも違いますね!」
ミアが笑い、塩を後から足せる小袋を案に加えた。
海で働く人を、全員同じ濃い味好きにはしない。
最初の商品は、炙り魚、甘辛く煮たほぐし身、魚を使わない根菜の3種類にした。
◇◇◇
買い取り価格は、試験期間中、市場の同魚種・同等級の平均へ20%を加えることにした。
「120%ですか」
マルコが契約書を読む。
「追加分は、水揚げ時刻の記録、決めた箱への保冷、用途別の選別、加工場までの運搬に対する対価です」
「市場が上がった日も?」
「その日の平均を基準にします。固定の安値にはしません」
「下がった日も?」
「下限価格を決めましょう。ただし、豊漁で余った魚を無制限に買う約束はできません」
トニーには、夜明けの星の専属になってほしいと最初は考えていた。
けれど、加工場で後輩へ包丁の入れ方を教える姿を見て、言葉を変えた。
「組合所属のまま、この共同事業の加工責任者をお願いできますか。技術を一人の秘密にせず、何人かへ教えてほしいんです」
「王都へ行かなくていいのですか?」
「行けば給金は上がるでしょう。でも父も、若い職人も、ここにいます。港一番だと褒めて連れていかれても、私一人だけが得をして、港の技術が薄くなったら……嬉しくありません」
トニーの声には迷いより、ずっと抱えてきた警戒があった。
「技術を買うと言う商人は多い。でも、大抵は人ごと持っていく。残った者には、前と同じ値段で同じ品質を求めるんです」
「港でしか分からないことを、ここから教えてください」
「私たちがあなたを所有するのではなく、組合と役割を契約します。教える時間にも対価を払う。後輩が育てば、その人の技術にも払います」
「それなら、父の息子としても、組合の職人としても残れます」
トニーは父へ目を向けた。
マルコは何も言わず、息子の返事を待った。
「引き受けます。ただし、海が荒れた日は加工も休みです」
「約束します」
◇◇◇
翌日、港の休憩所前で、試験屋台を開いた。
組合と町の許可を得た2時間だけの営業。火床は屋台の後ろへ固定し、魚入りと魚なしの包み紙を色と図形で分けた。魚種、加熱方法、作った時刻も表示する。
「海鮮おにぎり、試験販売です!」
ミアの声に、最初は物珍しそうな視線だけが集まった。
「漁師に魚を売るのか?」
「王都の人間が海へ来て、漁師へ魚を売る。喧嘩なら、もう少し分かりやすく売ってくれ」
「喧嘩は売ってません! おにぎりです!」
「魚なら毎日食ってるぞ」
「では毎日、仕事が終わってから自分で魚をさばき、ご飯を炊いて、包んでいるんですか?」
「……そこを突くか、嬢ちゃん」
ミアは売り文句ではなく、相手の暮らしへ質問を返した。
年配の男性が笑う。
「はい。でも、普段どんな食事を持って海へ出るか、教えてください」
ミアは、すぐ買ってほしいとは言わなかった。
「硬いパンと干し肉だ。魚は獲れても、船で米は炊けん」
「帰った後は?」
「魚をさばく気力がない日もある」
男性は炙り魚のおにぎりを一つ買い、半分に割って仲間へ渡した。
「トニーの仕事なら、変な物は入ってないな」
「私たちだけでは、この味にできませんでした」
港の人に信頼されたのは、王都の店名より、トニーの手だった。
100個は、2時間で完売した。
炙り魚が47個、甘辛いほぐし身が38個、根菜が15個。買った人は68人で、2個以上買った人もいる。試食だけで去った人は23人。塩が薄いという意見が9件、包みが濡れて開きにくいという意見が5件あった。
「完売です!」
ワッ!
屋台の中で歓声が弾けた。
「100個! 2時間! 全部なくなりました!」
ミアが空箱を頭上へ掲げる。私の胸でも祝砲が上がった。海鮮おにぎり、港の本職たちに認められた――この瞬間だけは、飛び跳ねてもいいでしょう!
「リリアーナ様、足元の水桶!」
「ひゃっ!」
飛ぶ前にロウへ止められた。危ない。成功第一号の事故報告が『店主、水桶へ着水』になるところだった。
ミアは喜んだあと、空になった箱を見て言った。
「でも、最後の7人には売れませんでした」
「完売なのに、悔しいです。嬉しいのに……あの人たち、列に並んでくれたのに。『もうない』って言った時の肩、ガクッて落ちました」
「その悔しさで、明日いきなり300個作らないこと」
「どうして分かったんですか!?」
「私も同じ顔をしてるからよ」
「明日は増やしますか?」
ロウが尋ねる。
「いきなり倍にはしないわ。120個で試して、売れ残りと待ち時間を見ましょう」
地元のパン屋にも話を聞いた。競争になるのではと警戒していたが、魚を使わない朝食パンと、夜明けの星のスープを組み合わせる案が出た。
港町の30日試験店は、そのパン屋の隣にある空き店舗で行うことになった。
新しい店が、古い店を押しのけて海を眺める場所にはしない。
◇◇◇
王都向けの最初の荷は、加熱した魚の具20キロだった。
港で急冷し、封をした箱へ入れる。温度石だけでなく、各中継点で時刻と色を記録した。2日後、王都でエリックとセリーナが封、匂い、温度、記録を確認する。
最初の箱は合格。
2つ目は、途中で一度だけ石が赤へ変わった記録があり、販売から外した。
「見た目も匂いも、変わりません」
「20キロの魚ですよね。漁師さんが獲って、トニーさんたちが処理して、御者さんが2日運んだ。それを……売らないんすか」
ロウの声が沈んだ。
「悔しいわ。お金も、手間も、魚の命も無駄にした気がする。でも、惜しいから売るを一度許したら、記録は飾りになる」
「分かってるっす。でも、悔しいっす」
「ええ。だから原因を一行で終わらせない。次の箱を止めないために、この悔しさを全部使いましょう」
ロウが残念そうに言う。
「だからこそ、記録で止めるのよ」
原因は、中継所で蓋を開けたまま荷札を探したことだった。次便から荷札を箱の外側と受領簿の両方へ付け、蓋を開けずに照合できるようにした。
王都店では、港で加工した具を再加熱し、炊きたての米で包んだ。
「これが、海鮮おにぎり?」
「海の匂いがする」
料理人、魚好きの年配客、港出身の御者が足を止めた。
初日の販売数は予定の80個。閉店までに76個が売れ、4個は定めた時刻で販売を止めた。
その夜の売上の30%を海鮮おにぎりが占めた。ただし初日で、新聞の紹介もあった数字だ。毎日の構成比になるとは限らない。
「でも、王都でも買いたい人がいることは分かりました」
エリックが報告する。
ヴォルガーは、国境協議の参加者8人へ、輸出許可を得た少量の甘辛いほぐし身を持参した。
辛味を足した方を好んだ人が3人。そのままを好んだ人が4人。魚を食べない習慣のため試食しなかった人が1人。
「魔族領でも大評判、とはまだ言えませんね」
「ええ。でも、全員が同じ味を望まないことは、また分かりました」
国境店はまだ開いていない。販売は、正式な開店と輸出手順が整ってからだ。
◇◇◇
港町の30日試験店と、王都への週2便を続けることになった。
海への進出は、魚をたくさん買い、冷たい箱へ詰めることではなかった。
漁師が戻れる日に獲る。港で知る人が処理する。運ぶ人が記録する。店が最後に確かめ、客が魚種と作った時刻を選べる。
その一つでも切れれば、海の味は届かない。
「リリアーナ様、海外の海にも行きたいですか?」
ミアが尋ねる。
「行ってみたいわ。でも、その海にも、その魚を知る人がいる。私たちのやり方を持っていくだけでは駄目ね」
その日の夕方、グランドヘイブン商工会議所から招待状が届いた。
年に一度の国際見本市。
港町で試した海鮮おにぎりと、輸送記録を含む夜間営業の仕組みを、実演枠で紹介してほしいという。
「世界中の商人が集まるんですよね!」
「ええ」
私は、潮の染みた試験記録と、金色の縁取りがある招待状を並べた。
世界へ持っていくべきものは、成功した商品の写真だけではない。
売らなかった箱と、海へ出ない日を守る契約も一緒だ。
「展示するなら、良い数字だけでなく、止めた理由まで見せましょう」
海の向こうへ向かう最初の船は、誇らしい話だけを積んではいけない。
「船で行くんですよね」
ミアが招待状を抱えたまま尋ねた。
「一部だけね」
「船酔いのお薬は?」
「医師へ相談して、使える人だけ。店員判断では配らないわ」
ロウが青い顔で遠くの船を見た。
「薬の前に、揺れない船はないんすか」
「それは品揃えにないわね」
海、交易、国際見本市。胸はワクワクでいっぱいだ。
なお、胃袋まで同じ気持ちとは限らない。




