5 異世界の可能性
5 異世界の可能性
結局、僕の家族みんなが
楽しくピクニックしてるのに
僕はテントで恥ずかしくオムツを替え、
ミルク瓶をチュパ!チュパ!して
その後、止め処ない・・・
延々に止むこととない
チュパリングに陥って・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
ゴロゴロゴロゴロ!
ガタ!ゴト!
いつの間にか、起きたら
帰りの馬車の中だった・・・
(・・・赤ちゃんって・・・
・・・つまんない・・・)
そんな風にも思いながらも
外に出た時の道とは、
反対の道を馬車の中から
柵に捕まり、市場を眺めて
楽しいんでいたら
♪♪~♪~!!
ゴロゴロゴロゴロ!
ガタ!ゴト!
(・・・すっげ~・・・
あの奴隷のお姉さん
お尻も丸出しだ~・・・)
と異世界の凄い文化に
寝起きから一気に目が冴えた!
因みにすぐ後ろで、
始めて僕が立ってるのを見てか
母が目が飛び出るほど
ビックリしていたが
気にもならなった!
ところで、周りの話を聞いて、
わかったのだが
要するに今回のピクニックは
兄と姉が外でご飯を食べ、
外での活動や寝泊りを
する訓練の一環らしい!
泊まってはいないけど・・・
後は、父と兵士のみんなで
町の用水路とか、川の水質のかの
調査とかなんとか・・・
兄は兵士の人と剣の稽古
姉は母と魔法の稽古
そして、僕は、心の稽古だった訳だ!
(頼むからオムツ替える時、
じっくり僕のを見ないで!
癖になるだろ!)
とにかく、
その日ピクニックは無事に終わり
部屋のベビーベットに到着した
僕には新たな目標ができた!
それは、その日の母と姉との
やり取りの中にあったのだ。
僕がミルクを飲んでいる時
テントの入口から外を見ていたら
姉が母の前で
魔力の玉を二つほど浮かべながら
小さな手の中で火属性の魔力を
練っていた時だ!
「そう!そうよ!ルナ!
そうやって他の属性を出しながら
同時に得意な属性を魔力で練るの!
火・水・風・土・光・闇!
これらの属性を一つずつ同時に熟せば
その内に色んな属性の魔法を
同時に使えるようになるわ!
同時に使って混ぜれば
さらに違う属性も使えるようになるの!」
と母は水属性と風属性を同時に使って
氷のブロックを空中に出現させた。
(つまり、色んな属性の初歩だけなら
詠唱は要らないし、さほど魔力を
込めなくてもイメージだけでやれる訳だ
・・・え~と・・・じゃあ・・・
最初は・・・一つずつだな・・・)
と時間だけは無限にある僕は、
その日から
複数属性の魔法が自在に使えるように
一人黙々と訓練していった。
(・・・そういえば・・・
兄のジョンは凄い剣の技やってたな・・・
斜めに一振りしただけで空中の葉っぱが
十字に切れてた・・・
・・・なんだったのかな?あれ?)
そんなこんなで
あっと言う間に僕は
「・・・1歳になったぞ・・・」
5話終わり
いつも読んでくださり
誠にありがとうございます。
突然ですが
皆さんも異世界に行ったら
こんなスキル欲しいなって
考える事あります?
僕はあるんですよ!
もう四六時中あるんですよ!
夜も寝ないで、
昼寝して考えてるんですよ!
もう止まらないんですよ!
因みに欲しいのは
空間系です!
物を入れたりとか、空間を裂くとか
時間が止まった空間の中を移動するとか
こんな感じのチートスキルなら
やっぱり考えちゃうじゃないですか?
モテ期来るかな?って
普段、モテない社畜の僕も
淡く切ない恋とか出来るかな?
とか思うじゃないですか?
出会った女の子と
会話したり、一緒に食事したり
夜景見たりとか出来るかな?
とか思うじゃないですか?
例えばですよ!
ある日
一人で登山してたら、迷って山奥で
誰も来ないような神社を見つけて
ちょっと手を合わせたら
いつの間にか異世界の森の中で
訳も分からず、歩いてたら
悲鳴が聞こえて
そっちに行ったら
馬車が盗賊団に襲われてて
怖くて逃げようとしたけど
中の人が可哀そうなので
ちょっと空間スキルを使ったら
なぜかあっという間に盗賊を
空間魔法で閉じ込めれて
慌てて馬車に近づいて
ガチャっ!
「もう大丈夫ですよ!」
って開けたら
なぜか
3人の女性が裸で百合的な事しててって
畜生~!
(;゜Д゜)
異世界最高じゃ~!!!!!
あああああああああぁぁぁ~!!!!
あああああああああぁぁぁ~!!!!
(;゜Д゜)あああああ~!!!
異世界の入口は何処じゃ~!!!!