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27 甘い物にはご注意を!

27 甘い物にはご注意を!


「・・・あ、あッ・・・いい!そこ良い!

・・・あ~レイ様~!あ~・・・」


「・・・ね~!エロい声出さないでくれる?」





天井、壁、床の穴を直して、ミーアを見たら


「・・・・・・・・・・・」

無言で、じとッと見てくるため


「・・・ごめん・・・」と

全部話すと


「・・・では、誰にも言わないので

他の部分もお願いします・・・」

とミーアが背中を僕に向け、

長い髪を持ち上げるので

さらに魔力だけをミーアに

送れるよう付与させられた。




「仕方ないじゃないですか!

背中が敏感なんですから!」


 

「じゃあ、なんで頼んだのよ?

術式を背中に書け!って言ったのミーアじゃん!」


「良いじゃないですか!ちょっと位!

後、手首と足首と腕にもお願いします。

今朝、私にイタズラしたのは、

ダン様には黙ってますから!」


「は~い!お客さん!

お次は手首を失礼致しまーす!(良い返事)」

とそのまま、僕は書き続けた。


そして、すべてを書き終わり

壁やら天井を毎朝の如く、直してると


シャッ!シャッ!と

鏡台の前で長い髪をクシでとかしているミーアが



「・・・誰か上がって来ましたよ!」

と言うので


「んッ?」と僕もサーチの魔法をすると


ドアの前に小さいがガッチリしたのと小さいのが・・・


(だれだ??)

と思っていると



コンコン!

と僕らの部屋をノックする音がして


「すいません!レイ様はこちらですか?」

と低い声が


「は~い!」と僕がドアを開けると


ガチャッ!


「うわッ!」

僕よりちょっとだけ大きいだけの毛むくじゃらの男性

と可愛らしいワンピースの三つ編み少女が


「どうも!レイ様!おはようございます!

ワシは昨日買って頂いたドワーフのグリン!

こっちは娘のマリーです。」

「・・・お、おはようございます・・・」

ペコッ!

と女の子がお辞儀をしたので


「・・・お、おはよう・・・」


するとグリンが

「実は、レイ様にご相談が・・・」


「相談?」



とりあえず、下に降りて


広場のテーブルにミーア、

僕、グリンと娘のマリーの4人で座り


話を聞くと


「・・・ようするに鍛治がしたいと?・・・」


「そうです!別にわしらも剣の訓練するのは

いいんですが、折角、金属を扱う奴隷なのに

知らせないのもおかしな話だと、

村長さんが言うので・・・」


「・・・なるほど・・・」


グリンは帝国で鍛治をしていたが

亜人故、迫害を受け、娘さんと国を捨て

方々を旅していたが、それでも帝国が

追ってくるので絶対に

帝国兵が追ってこない魔物の森に逃げ込んだ所

ドナの村にたどり着いたので

そこで鍛治をしていたが、やはり他と同じように

スタンピード(魔物暴走)で被災!

そのまま、騙されて、ここへの顛末(てんまつ)だが


ドナとバッカ曰く


「腕はいいですじゃ・・・」(ドナ)

「私の剣もグリンが!」(バッカ)

とバッカ自慢の長剣をみせてくれた。




「確かに、このままその才能を

埋もれさせるのは、勿体ないね!」

と僕はみんなを残し、



ズズズズズズズズズズ

と白く丸い形の長い煙突がある


「・・・どう?こんな感じで?」

と鍛治場を広場に作った。


「おおぉ!ありがとうございます・・・

こんなに早く・・・やはり魔法の才能が・・・」

とグリンが驚いているが


それまで、聞くだけのミーアが

「・・・レイ様?

ところで、材料や道具はどうしますか?」


「んッ?道具?」


「はい!鍛治をさせるのでしょ?

材料も欲しいかと・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・」




ガララッ!


「到~着!」

そんな訳で4人で楽市に来た!


僕は買い物できないので

グリンの娘、マリーに抱っこして貰い

グリンたちと同じようなドワーフの露店を探した。

因みに、マリーの頭の上に

スライムとヒヨコが乗っている・・・


(・・・こいつら、遠慮しないな・・・)


そんな感じの僕らだが、

楽市の方は相変わらず、賑やかだ!


パン屋にスープ屋、武器の露店に

ダンジョンに潜るのか、それらの店の前で

談笑しながら立って食べてる冒険者たち!


そんな賑やかな楽市を見ていると

グリンが

「在りましたぞ!」

とちょっと先でザルや木箱に鉄のインゴット

ハンマー、ピッケルなんかを地面に

並べて売っているドワーフが・・・


ミーアとグリンが先を歩いていくので

マリーもその後を行くかと思ったら


(・・・ん?・・・)

なぜか、前に進まない・・・


僕を抱っこしているマリーを見上げると


「・・・ゴクッ!・・・」


とすぐ横のフルーツジュースのお店に

目が釘付けだ!


ミーアとグリンを見ると

露店の店主と話しながら

鉄やら、ハンマーを選んでいる・・・


僕はポケットからマリーに金貨を渡し、小声で


「・・・僕の分も買って・・・」

とお願いすると


輝くような笑顔のマリーが


「はい!」

と金貨を受け取りジュース屋の前へ



「はい!いらっしゃい!なんにします?」

とオバサン獣人が言うので


僕は、暑いし、パイナップルに似たジュース

を指差すと


「はいよ!」

と店主はパイナップルを


ザクザクと切って、絞り、木のカップに入れて

最後に輪切りのパイナップルを

一つカップの口に着け、

草のストローとカラフルな小さい傘を差し


「あいよ!パインジュースだ!」

とマリーに渡した。


(おおぉ~!うまそう!)

僕は氷を入れて飲みたそうにするが

マリーはまだ、自分のを選んでいる・・・


(・・・むッ・・・仕方ない、

ちょっと待つか・・・)

待っているとマリーが


「じゃ、じゃあ・・・これで・・・

そのアッポのを・・・」

と金貨を店主に渡し、

リンゴのような果物を指差した。


「おおッ!金貨かい?ちょっと待ってておくれ!

両替してくるから!」

とオバサンが行ってしまったので


「あ、あッ・・・は、はい・・・」

とちょっとガッカリなマリー・・・


仕方ないので小声で

「・・・僕のちょっと飲む?・・・」

と聞くと


パ~と明るくなったマリーが

「いいんですか?」

と僕のキンキンに冷えたジュースを

ストローで飲もうとした瞬間!


バサッ!

と急に辺りが暗くなり

マリーの

「きゃッ!」

の声が聞こえたと思ったら


ガッ!

と何かに持ち上げられ


ドサッ!


ドタ!ドタ!ドタ!


ダ!ダ!ダ!ダ!


ドタ!ドタ!ドタ!


ガチャ!ガチャ!


ガチャン!


鉄の柵が閉まる音が聞こえ


バサッ!

と僕らを覆っていた布が外され


「ヒック!ヒック!」

マリーの鳴き声が聞こえ


「・・・え――――――ッ!

ウソ?僕ら誘拐されたの?・・・」








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