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24 緑の従魔

24 緑の従魔



「・・・さずが異世界・・・」



(・・・巨大古代都市・・・)


かつて栄えた石作りの大都市は

大きな通りと言わず、小道、脇道と

すべての道が今や、下水道として使われており

そこら中の上から綺麗な水が落ちてくる!


ウチの領は、

それぞれの地区ごとに処理場スライムにより

で浄化してから流しているため綺麗なのだが、

それらすべてが差し込んでくる光に反射に


もの凄い綺麗な世界を表現している。


ザ――――――――ッ!


「すっげー・・・初めて入ったけど・・・

・・・下はこうなってんだ・・・」

と僕は関心しながらも

ボロボロだが、今だ当時の面影を残す

綺麗な石畳の歩道の上に降り立ち

目の前の1段低くなった、かつては小道だったであろう

下水が流れる川の底を見て見ると



「・・・ここにもスライムがいるんだ・・・」

とホントどこにでもいる

コイツらに関心して見ていると


川の水面に緑色の何か染料の

ような物が流れてきた。



「なッ!だれか処理せず流してるのか?

けしからん!どこのどいつだ?!」

と僕はプリプリ怒りながら、

上流へと歩いていくと


石壁に何か生き物のような物が

寄り掛かったまま、動かないでいた。


「・・・あれは・・・」


緑色の血を体中から垂れ流している

傷だらけのゴブリンの子供だった!


「なんで、ゴブリンの子供が?」

と思っていると


ゾクッ!


「うわッ!」


突如、背後から何か怖い感じが・・・


すぐ振り返ると


キキッ!

キキキッ!


と犬位の大きさの数匹のネズミの魔物がこちらを見て

威嚇してきた。


「あ~・・・これって確か常時討伐依頼の・・・」

と僕が思っていると


キキー!

と一匹のネズミが僕に近づいてきた。


ひょい!

「うわッ!」と僕は空中へ逃げるが

ネズミたちは僕をチラッと見るだけで

そのまま、子供ゴブリンの方へ・・・


「えッ?まさか・・・

あのゴブリンの子供を食べようとしてんの?」


相変わらず、子供のゴブリンは気絶したままだが

ネズミの魔物たちはヨダレを垂らし

今にも襲い掛かろうとしている。


「う~ん・・・ちょっと可哀そう・・・」

と氷の刃を空中にたくさん作り



「よッ!」


ズガガガガガ!!


グギャギャ!

キキーー!

とネズミたちは串刺しになり、息絶えた!


「・・・?!・・・」


その悲痛な声に

ゴブリンも目が覚めたようだが

自分をここまで、ズタズタにしたネズミが

氷の刃に刺されたまま、ピクピクと動いて

死んでいる光景を見て

何が起きているのか、理解出来ていないようだ!


「・・・・・・・・・・・・」

僕は黙って上から見下ろしていたが


(助けといて、このまま帰ったら、

・・・見殺し・・・か)

とその場から浮いたまま

片手をそのゴブリンに向けると

回復魔法でゴブリンを回復させた。


「????????」

ゴブリンは体中の傷が塞がり、

さすがに僕に気づいたようだった。


(このまま帰っても良いけど・・・)

と思ったが


(また、囲まれて殺されるのもなあ・・・)

と魔力を注いでみた。


すると


ふわッ!


とゴブリンの小さい体が空中に浮き、

体から光を放ち出した。


(へ~・・・普通はこうやって進化するんだ・・・

なんであのスライムとヒヨコは

普段のままで変な反応ばっかりするんだ?)

と思っていたら


光が収まり、


「・・・ちょっと綺麗なゴブリンになったな・・・」

と体の大きさは一緒だが、先程と違い

体の色、表情、体付きが綺麗に整った

ゴブリンが現れた!


僕は、そのゴブリンに


「もう、ケガするなよ!」とだけ告げ


シュ―――――――――――ンッ!

と地上へ上がって行った。



「・・・・・・・・・」

そんな様子をただ見上げていたゴブリンだったが


「・・・()(あるじ)・・・」

















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