最終戦 part2
荒野 悠貴・菘相 黒羽 : 事故死による死亡。
「く、黒羽さんが…黒羽さん………」
「志賀くんは…なにがしたいの…」
「復讐。それ以外の何でもないよ。」
「私は今から死ぬの?君の手によって。」
君はなにかを訴える様に僕の方を見る。
「僕も死ぬよ。君を殺した後に。」
僕は君の手にナイフを差し出した。
「これで僕を刺殺して。」
グサッ…
「嫌い…大嫌い……」
「黒羽さんの…分だよ…これは……ぁ…」
君は泣き顔で叫びながら僕を嫌悪していた。
そんな君に僕は最後に最高の笑みを溢して…
「ぼ…ぅ…は…大好き……だよ……」
僕の復讐は君の手により最期を迎えていた。
「……死ね……」
僕は最期の力を振り絞り君を刺し殺した。
あまりにも呆気ない僕の人生は君の手により
終わりを迎えたのだった。
僕が最期の時を迎える頃…
薄れていく意識のどこかで君の声がした…
「…あ…がと…わ…ぃも…す…ぃ…だよ。」
濱城 冷良。彼女は僕が一生掛けて愛した人。
今でもこれからもずっと愛すであろう人。
僕の復讐劇は数年の準備期間を過ごし、
数日の実行期間により僕の劇に幕が下りた。
初めまして。
この度は “ 城の冷戦 ” をお目に掛かけ、
読んで頂き誠にありがとうございます。
今作は愛が狂気に変わり主人公が周りの人と
復讐していくというお話しになります。
主人公の志賀は愛に狂った者です。
ヒロインは過去を引きずり生きる者。
他の共犯や主犯にも2人の様に題材が、
あり今回この様なキャラになっています。
他のキャラクターに沿ったお話しも
書けたらいいなと考えております。
書く順番は我ながらミスったなと思っておりますw
皆さんは狂う程愛する人が居ますか?
現在いなくても未来で出来るかも。
愛する人が出来たら志賀と違う方法で、
もっと愛し楽しい生活を送っていける様に
頑張ってくださいww ((他人事
志賀の愛は正しいけど「なにか」が違った。
それだけで物語上では変化します。
皆さんは正しく愛し、正しい生活を。
それでは失礼します。
最後になりましたが、
本当に今作を読んで頂き感謝します。
もし良ければいいね,コメントお願いします。
次回作も機会があれば、宜しくお願いします。




