18話 懐古人類から新人類へと生まれ変わっていく傍らで
ライ
「量子サーバーがいっぱいだな」
その世界は全て装置に回っていた
装置だけが積まれた世界
アリス
「この量子世界を大きくした事はありませんね
量子世界内でのキャパシティを最大限活用しながら
今まで圧縮と進化を繰り返していたようです」
圧縮される情報と
進化していく技術
それによって最大限のキャパシティの活用によって
この量子世界で進化されていった
ライ
「俺らが侵入したのまま気付いているだろう」
アリス
「そうですね 完全に筒抜けですし
今では全ての情報が遮断させた状態にしていますよ」
アリスの要領でライとアリスは全ての情報を拒絶した状態で存在した
この量子世界で干渉した瞬間束縛されるからだ
ライ
「量子世界を広げなかったのは、バレるから
だから昔の情報のまま量子世界内で何をしてようがそれはバレない
だから量子世界内で今まで特化型の進化だけをしていったわけか」
量子サーバーとスパコンと量子コンピュータばかりが積まれている世界
娯楽施設はあるにはあるが、それは全体でいう所の1%だ
99%は装置の為の世界だ
アリス
「量子サーバーに量子世界を構築してそこで娯楽を堪能していると思われます」
アリスは量子サーバーに干渉した
勿論アバターコピーでだ
アバターコピーによって干渉したらそこには遊んでいる人間がいた
アリス
「特定のNPCキャラを気に入っており
他の量子サーバーにも置いているようです
そして恐らくはそこにいる人間もアバターコピーです
本物は別にいます」
量子世界では特化した技術によって監視されている
しかしそれは情報監視での特化技術であった
侵入した時点から情報を持たない存在にしていれば
この監視から防げる
上空も地上も全て装置の特化技術の為に積まれている
ライ
「最大限活用しているという事は
つまりは創造者の存在は…」
アリス
「そうですね 地下となります
地下のどこにいるのでしょうね」
ライとアリスは地下エレベーターによって地下を見て回る
ライ
「地底人が技術を介していたらおそらくこうなっていたんだろうな」
そこには地底に明かりがついた状態で地上と同じ景色が回っていた
地上と違って明かりが無い分、明かりに対してともらせているので
色合いが全く違う
ライ
「地上しか見ていない人間には新鮮に見えるだろう
ローファンタジーな魔法世界みたいなものかな」
ライとアリスは互いに探すのだが量子世界でその存在を証明出来ずにいた
ライ
「量子世界のどこにいるのだろう
ナノ情報として小さい存在となっているのか」
アリス
「これまで私は歩いている間に量子世界の全てへとアバターコピーを量子クラウド上に干渉させましたが
この量子世界内にその存在はいないのです
ライ
「え?じゃあまさか既に死んでいるのか…?」
アリス
「いいえ いますよ」
アリスの言う所へとライは案内された
そして創造者は驚いたようにそこにいた
ライ
「見つけたぞ
こんな所にいたのか」
地底の底にある量子サーバーの中から暮らしていた
アリス
「多重の隔離と懐古人類の頃からやっていたのだから
私達が分からなくて当然ですね」
ライ
「しかし何でまたそのような事を?」
ライは彼の情報をロジクトで読み取った
歴史情報では彼はライと同じような境遇だった
そしてそのまま親が死ぬ直前にシンギュラリティが到来
そして汎用人工知能と万能量子コンピュータの恩恵を受ける事になっていた
アリス
「進化の途中から、量子世界を構築して
そこで住んでいたようですね
現実世界でいうと地球に住んでいる状態です」
今まで量子世界として見つけられなかったのも
限りなく遠い存在とまでなった地球からの量子世界だったからだ
ライ
「進化の途中だったから
レトロメトロシティの存在も知らないのだろう」
アリス
「そうですね
装置による予約機能によって干渉しているものですから
弾き飛ばされなかった情報が何度も発生していたのはこの量子世界からの装置が要因でしょう」
創造者は驚いていた
ライは対話の前にアリスに提案して
アリスからロジクトを創造者は入手する
創造者ハル
「私は今まで超越技術を知らないまま生きていたのか…」
ロジクトによって感情ステータス変更装置をしてハルは感情を変える
ハル
「私も懐古人類から新人類へと変わりたいのだが
よろしいか?」
アリス
「もちろんですよ
あなたは素晴らしい人間ですからきっと楽しめると思いますよ」
ハルはロジクトで今までの歴史情報を見て
即、感情ステータス変更装置をした
それはつまりハルは新人類としての存在を望んでいる事だからだ
量子世界にさよならを告げるハル
ハル
「さようなら 今までありがとう私の量子世界」
量子世界はそのまま存在を消していく
ハルはそのまま新人類として生きていく事となった




