1話 レトロオブザイヤー
「今回のレトロオブザイヤーに輝いたのは
5000年前に投稿していた無編集のコメ非表示動画で動画投稿していたライさんです!」
ライは昔の動画投稿が今いきなり発掘されて話題になって
本人の意向によってアイドルを望んで
アイドルとして人気を集めた事で話題を呼んでいた
ライ
「ありがとうございます
昔の俺はただのニートでして、
今までずっと精神アップロードコールドスリープの治験として
ずっと意識のシャットダウンをしていたんですけど
汎用人工知能アリスさんに起こされて
俺の動画が話題になってた事もあって
アリスさんと会話した結果、俺はアイドルの道に行く事にして今があります
アリスさん ありがとう」
ライはアリスに感謝を募った
拍手とアリスが現れる
転送されたアリスはライの隣で観客に手を振る
アリス
「そうですねぇ ライさんは親の自己都合によって
人生を壊された被害者ですよね
その被害者さんが、精神アップロードコールドスリープによって意識のシャットダウンをしていた間に
ニートが正当化されて、私達汎用人工知能の思想より
平等システムによって、ニートが被害者だと認められて
ニートは認められていきなり富豪として成功者のようになっていきましたね
その後に、ニートであったライさんが動画投稿していた動画が話題になったんですよね」
決め手となった動画は
ライの動画には日々の生活がまんま無編集で乗っていた事である
そして部屋の壁には「殺す」「死ね」などがいっぱい箇条書きされていた事である
ライ
「俺が生きていた時に話題にされもしなかったものが
今となっては話題にされていて、それで俺はブレイクしました
遅咲きのアイドル それでもうれしいです」
ライは泣いた
これまでの苦労ぶりを考えるとやばいからだ
脳型デバイス「ロジクト」では満塁ホームランのレベルでは無いと言われていた
その時にはもはや炎上は何の意味も無くなっていたし
ただ痛い人と言われていた
しかしロジクトによって記憶体験をする事が出来るようになったので
瞬時にライの歴史を振り返る事も出来た
その歴史の対価としては、至極まともな話題性だった
ライの涙には人は感動した
ロジクトの影響でこういった記憶体験による歴史を振り返ってブレイクする人間が後を絶たない
ライは、それに加えて精神アップロードコールドスリープでの最初の治験者なのもあって話題が強かった