サラマンダー
「おまえのエナジーを寄こせ! 僕は地球の神であるぞ!」
僕はルシファーの息子マイケルを目覚めさせるために精霊のエナジーを集めるために、火の山の火の精霊サラマンダーの元を訪ねた。
「知るか!? そんなもの!? この状況を見て何とも思わないのか!?」
「え?」
火の山は火山が噴火したかのように粉砕され山が山ではなくなっていた。
「どうしたんですか?」
「分からない。突然、火の山に神々しい光が降り注いだら、バンバンって大爆発が起こったんだ!? 俺は死ぬかもしれなかったんだ!?」
その話を聞いた草の精霊スプライトと水の妖精ウンディーネは嫌なプレッシャーに教われる。
「あのお方だ!? こんなことができるのは、あのお方しかいない!?」
「あのお方?」
サラマンダーは何の話か分からない。
「これはL案件である。」
「え、え、え、L案件!?」
事態を察知したサラマンダーは恐怖で全身の火の羽が抜け落ちて、ただの焼き鳥になってしまう。
「そうです。あのL案件です。」
「お許しください!? 私が間違っていました!? どうか命ばかりはお助け下さい!?」
L案件と聞いたサラマンダーは天に祈るのであった。
「なあなあ、スプライト。」
「なに? アース。」
「前から気になっていたんだけど、あのお方って、誰?」
僕は気になったので「あのお方」について質問してみた。
「ギャアアアアアア!? 黙れ!? 黙れ!? おまえはパンドラの箱をけるつもりか!?」
スプライトは急に激高して怒りだした。
「ええー!? なんで質問しただけで怒られるんだよ!?」
僕は意味不明だった。
「黙りなさい。あなたが口を開くとみんなの命が危険にさらされます。」
「どういうことだよ?」
「あなたは知らなくていいのよ。」
「じゃあ、もう一つだけ教えてくれ。」
「なによ?」
「L案件って、何?」
僕は度々出てくる「あのお方」と「L案件」という言葉が気になっていた。
「ギャアアアアアア!? この命知らずが!? おまえは竜宮城でもらった玉手箱を開けようというのか!?」
精霊たちは全員で僕をいじめる。
「ええー!? この質問もダメなの!?」
「NGです!!! 死にたくなかったら黙っていろ!」
「は、はい!?」
僕はこれ以上、質問することをやめた。
「きっと、こいつらは質問しても答えることができないんだ。だから僕を仲間外れにするんだ。きっとルシファー様なら教えてくれるのにな。」
止まない雨が止み、空は青く澄み渡り、青空に虹がかかった。
「クスッ。」
まるでルシファー様が嬉しく笑っているみたいだった。
つづく。




