エクスカリバー
「いくぞ! ピグリッティア! アシーディーアー!」
俺は覚醒したファントムのハリウッドの力で悪魔に最後の戦いを挑む。
「ねえねえ、ピグリッティア。」
「なんだい? アシーディーアー。」
「ちょっと見た目が変わったくらいでどうして勝てると思うんだろうね?」
「それはね。頭が幸せなんだよ。」
ピグリッティアとアシーディーアーは俺が覚醒したことなどお構いなしで余裕に構えている。
「くらえ! ファントム・スラッシュー!」
俺は大きな幽霊が出る必殺技を繰り出す。
「そんなもの吸収してやる。サクション・・・・・・ええー!?」
しかし、俺の必殺技はお化けなので吸収されずにサクションを通り抜ける。
「よし! いけえ・・・・・・おろ?」
ところがどっこい、俺の必殺技は悪魔をもすり抜けて通り過ぎてしまった。
「キャッハッハー! 実態がないんじゃ僕たちにダメージも与えられないね。 ファントム・スラッシュー破れたり!」
「誰か攻撃してくれませんか? 反射できないんですけど? クスクスッ。」
ピグリッティアとアシーディーアーはケタケタと笑っている。
「は、恥ずかしい!?」
俺は自分の必殺技だがフェイントにしかならないことを恥じた。
「クソッ!? こんな時に家宝の宝玉が聖剣エクスカリバーのハリウッドというのなら、俺に力を貸してくれてもいいのに!?」
俺は家宝の宝玉に強く願った。
「キラーン!」
すると家宝の宝玉は聖なる光を放ち輝き、一本の剣が現れた。
「聖剣エクスカリバー!」
俺は剣を握りしめる。先祖代々の聖剣なので俺の手にもしっくり馴染んだ。
「どこから剣が現れたんだろう?」
「幽霊が聖剣使いっておかしくない?」
ピグリッティアとアシーディーアーは疑問点を洗い出す。
「これで終わりだ! 悪魔ども! 必殺! ファントム・エクスカリバー・スラッシュー!」
今度は巨大なお化けが聖なる光をまとって現れて飛んでいく。
「どうせスカスカに通り抜けるんでしょう・・・・・・すり抜けなかった!? ギャアアアアアア!?」
聖なる光のお化けはピグリッティアを通り抜けずに体に当たり消滅させていく。
「ピグリッティア!? こんなもの!? 反射してやる!?」
アシーディーアーはファントム・エクスカリバー・スラッシューを反射させようとする。
「反射できない!? ギャアアアアアア!?」
アシーディーアーは反射できないで聖なる光のお化けの飲み込まれて消えていった。
「やったー! 勝ったぞ! ありがとうございます! ご先祖様!」
ついに俺たちは悪魔を全て滅ぼした。
つづく。




