エマ
「ジョニー!? お腹の子供が動いたわ!?」
「なんだって!? なんて素敵なことなんだ! 子供を授けてくれてありがとうございます! おおー! 神様ー!」
天界では、いよいよ最終決戦を迎えようとしていた。
「ねえねえ、ピグリッティア。」
「なんだい? アシーディーアー。」
「タコの足は8本なのに、烏賊の足は10本? なぜだろう?」
「それってどちらでも良くない? 烏賊の足を2本食べれば同じだよ。」
怠惰のピグリッティアとアシーディーアーは自由奔放な悪魔だった。
「さあ、後はあの悪魔たちを退治するだけだ。全員でかかれば大丈夫でしょう。」
「そうですね。ということで、邪神デーメーテール様の命令です。突撃しちゃってください。」
「おお!」
冥王軍の総攻撃が始まる。
「くらえ! アイアコス・スラッシュー!」
「当たれ! ミーノース・スラッシュー!」
「切り裂け! ラダマンテュス・スラッシュー!」
まずは冥界の三審判が先陣で切り込む。
「サクション・アンド・リフレクションー!」
攻撃を吸収して倍返しにして返すピグリッティアとアシーディーアー。
「ギャアアアアアア!?」
「ああ~!? 三審判が!?」
当然の様に三審判は倒されて、成仏してしまった。
「ああ~本当に学習能力がないね。」
「ほんとうだね。よくそれで冥界の裁判官ができたものだね。あ、そっか。きっと冥界の裁判官はレベルが低いんだ。キャッハッハッハ。」
悪魔たちは自分たちに絶対の自信を持っている。
「誰か、あの悪魔たちを退治するという者はいないのか!?」
邪神デーメーテール様のし咤激励が飛ぶ。
「俺が戦います!」
「おお! アーサーか! 期待しているぞ!」
「はい!」
俺はセーラ姫に会うためにも悪魔を倒すと覚悟を決める。
「プライドさん、約束通り俺に力を貸してくれ。」
(いいですよ。デーメーテール様、今までどうもありがとうございました。)
「行ってしまうのですね。プライドさん。寂しくなりますね。」
「エンビ、ラース、グリード、ラスト、グラトニー、スロース、そしてプライド。7幽霊よ! 俺のファントムのハリウッドに力を与えてくれ!」
(おお!)
7つの幽霊が俺のファントムのハリウッドと一体化していき光を放ち、立派な騎士の鎧に変化していく。
「これがファントム・ナイツの本当の姿なのか!? 倒せる! 倒せるぞ! これなら悪魔を倒せるぞ!」
俺と悪魔の最終決戦が始まる。
つづく。




