サリエル
「死ね! 悪魔め! おまえたちは処刑だ! 神の裁きを受けよ! ゴット・ジャッチメント!」
再び天界。悪魔ピグリッティアとアシーディーアーを倒そうと、神の天秤を持つ大天使ミカエルが攻撃を仕掛ける。
「ダメだ!? どんな攻撃でも吸収と反射されてしまうぞ!?」
ペリーヌは悪魔の恐ろしいスキルを仲間の死で嫌というぐらい思い知らされていた。
「ねえねえ、アシーディーアー。」
「なんだい? ピグリッティア。」
「僕たちの勝ちみたいだね。」
「学習能力のない天使様で良かったよ。」
「サクション・アンド・リフレクション!」
ピグリッティアとアシーディーアーの吸収と反射は、神の裁きすら吸収して倍返しにする。
「ミカエル! おまえは僕たちに歯向かった!」
「判決を言い渡す! おまえこそ死刑だ!」
「バカな!? 神の裁きが覆るなんて!? グワアー!?」
悪魔のピグリッティアとアシーディーアーは神の裁きすら吸収して跳ね返してしまった。
「ミカエル!?」
天界にいる8人のうち最初にミカエルが倒された。
「うわあああああー!? どうしよう!? どうしよう!? ワンニャア!?」
「ワンニャア。」
パニックに陥る天界の神エリザベスといつも穏やかなワンニャア。
「そうか! 新しい天使を呼び出せばいいんだ!」
さすが天界の神になったエリザベスの頭の回転も賢くなっていた。
「いでよ! 我が僕! 神の使途よ!」
エリザベスは新しい天界の使途を呼び出した。
「私の名前は、サリエル。死を司る天使です。」
「おお! よく来てくれた! サリエル! あいつらを何とかしてくれ!」
「かしこまりました。」
サリエルも参戦する。
「誰も攻撃してこないね。」
「うかつに攻撃しては吸収されるのがオチだ。」
身動きの取れないにらみ合いがつづき時間だけが過ぎる。
「ワッハッハー! 睨めっこでもしているのか?」
女の叫び声が聞こえる。
「なんだ!? どうして冥王軍が天界に!?」
「あなたは、デーメーテール司教!?」
現れたのは、冥王軍を引き連れてやってきた元女神のデーメーテールだった。
「天界の神の座は私が貰った! 降参するなら命は助けてやるぞ。」
「なんだと!? どういうことだ!?」
(あ!? プライドがいる!? おいー! プライド、これはどういうことだ?)
(デーメーテール様は天界に帰り女神に戻るために、冥界軍を引き連れた邪神になられたんだ。)
(なんだって!? 元女神が邪神になっちゃったの!?)
邪神デーメーテールが天界に現れた。
つづく。




