ミカエル
「悪魔だの、人間だの、簡単に天界にやってこられても困るんだけどな。」
「ワンニャア。」
妙に天界の神の座が似合うようになってきたエリザベスと膝上の犬猫のワンニャア。
「やったな!? よくもウリエルとガブリエルを!?」
「エリザベス様の使途の名にかけて、おまえたちを討つ!」
仲間を倒されて復讐に燃えるミカエルとラファエル。
「ねえねえ、ピグリッティア。」
「なに? アシーディーアー。」
「どうして僕たちが平和な世の中を作ろうとしているのに、邪魔をする者が多いの?」
「それはね。自分の手柄にしたいという欲深い者が多いんだよ。」
あくまでも自分たちは正義と言い続ける悪魔のピグリッティアとアシーディーアー。
「ヒュー、エディ、ライアン。おまえたちの仇は私が討つ!」
「あれが悪魔か。真に新しい魔王7将軍の最後の1人か。あいつを討てば新しい魔王7将軍の幽霊たちの無念を晴らすことができるんだな。」
俺とルシファーの使途の大天使のペリーヌ。
(俺の出番がやって来たぞ! ウエエエエ~イ!)
(あいつら強いぞ!? 僕たちを殺した頃よりも強くなっている!?)
(あれ? あいつらにプライドの霊がついていないわね?)
(困ったなプライドがいないと、私たち7人が揃わない!?)
(見えます! 見えます! もうすぐプライドがやって来ます!)
(いいな。みんな個性が強いキャラクターで。どうせ私は影の存在感だよ。クスン。)
幽霊になった新しい魔王7将軍のグリード、エンビ、ラース、ラスト、グラトニー、スロースも俺に憑依して天界まで着いてきた。
「どうして7人揃わないといけないんだ?」
「7人揃うと、あなたはファントムのハリウッドの力を最大限に発揮することができるのよ。」
「なんですとー!?」
俺は驚愕の真実を知った。
「プライドー!? プライドはどこじゃいー!?」
(安心して、プライドがこっちに向かっているわ。)
「おお! さすがラスト! 何て便利なんだ! 未来予知!」
俺はファントムのハリウッド持ちとして、ファントム・ナイトとして強くなりたかった。
「力! 力が欲しい! 俺は強くなってセーラ姫を助けるんだ!」
しかしセーラ姫は眠りの神ヒュプノスと死の神タナトスの前に永遠の眠りについてしまった。
「俺が強くなれば、冥界でも自我を保って、セーラ姫を亡者から助けることができるはずだ。」
俺はセーラ姫を助けるためにも、この天界の戦いに勝たなければいけない。
つづく。




