アシーディーアー
「僕たちと遊ぼうよ。お兄ちゃんたち。ニヤッ。」
「そうだよ。僕たちを楽しませてくれたら、命は助けてあげるよ。クスクスッ。」
怠惰の悪魔ピグリッティアとアシーディーアーの精神は、どこか幼く、どこか壊れていた。
「こいつらは子供なのか?」
「油断するな。ただの愉快犯だ。」
「子供が間違っていたら、注意するのは大人の役目だ。」
「この悪魔を倒して、今度こそ戦いを終わらせるぞ。」
「おお!」
ペリーヌたち上級天使たちは一致団結して悪魔と対峙する。
「アシーディーアー。どうして大人は、いつも子供が間違っているって決めつけるんだろうね?」
「そうだね。ピグリッティア。大人が間違っていたら、子供が大人を殺さないとね。大人だからって、上に存在されても迷惑なんだよ。消えてよね。」
4人の上級天使と2人の悪魔の戦いが始まる。
「滅びろ! ゴロゴロ教徒め! くらえ! デーモン・スラッシュー!」
「同情するなら金をくれ! ゴールド・スラッシュー!」
「風と共に去れ! ウインド・スラッシュー!」
「燃え尽きてしまえ! ファイア・スラッシュー!」
ペリーヌたちは勝負を決めようと一気に攻めたてる。
「ああ~先に言っておいたのに。僕たちは自分で努力するのが嫌いだって。」
「相手のことも知らないのに攻撃するってことは、僕たちを子供だと思ってなめている証拠だよね。」
ピグリッティアとアシーディーアーのことを子供染みているとしか、ペリーヌたちは知らない。
「サクション&リフレクション!」
九州と反射。これがピグリッティアとアシーディーアーの真の能力だった。ヒュプノスとタナトスに取り憑いていたのは、能力の一端にほかならない。
「なに!?」
魔界、黄金、風、火が吸収されてしまう。
「発射! 倍返しだ!」
そして吸収したものを威力を倍にして吐き出す。
「うわあああああー!?」
吸収した技の威力が高ければ高いほど、反射する技の威力も大きくなる。
「う・・・・・・うう・・・・・・。」
一撃でペリーヌたちを吹き飛ばし倒してしまう。
「さあ、これで僕たちが天界で神になるのになんの障害もなくなったね。」
「まあ、僕たちくらいしか神なんてできないよね。」
「行こう。天界へ。」
「あの大きなハリウッド・タワーを登って行くのか。疲れるね。」
「誰か運んでくれないかな?」
怠惰の悪魔たちはハリウッド・タワーに進んで行くのだった。
つづく。




