エディ
「追い詰めたぞ! ヒュプノス! タナトス!」
ハリウッド・タワーの目の前で、眠りの神と死の神が3人の上級天使に追い詰められている。
「なぜだ!? なぜ神である我らがパワー負けする!?」
「簡単なことだ。おまえたちが眠っていたり、いじめをして他人を死に追いやって遊んでいる間に、私たちは地上の平和のために戦い続けていたんだからな。神より強くなっていて当然だろ?」
ペリーヌ、ヒュー、ライアンは神を超える強さを身に着けていた。
「バカな!? 天界にルシファーがおらず、貴様ら上級天使の力は衰えているというのに!? それなのに我々は負けるというのか!?」
「おまえたちは眠りと死という特殊スキルが使えなければ、人間以下の堕天使ならぬ、三流の落神だ。」
ヒュプノスとタナトスは、たいして強い神ではなかった。
「ぬぬぬぬぬぬぬっ!? 言わせておけば!? くらえ! エターナル・スリープ!」
「ウインド・チェンジ!」
ライアンの体が風になって、ヒュプノスの眠りが効かない。
「なに!? 風になっただと!?」
「風が眠ったら、おかしいだろう?」
上級天使の3人に対抗する術は、ヒュプノスとタナトスにはなかった。
「この私が、この神が負けるというのか!?」
「信じられん!? 」
ヒュプノスとタナトスは錯乱状態に陥る。
「もらった!」
「ギャア!?」
突如、現れた男がヒュプノスとタナトスの胸に、それぞれ火の剣を突き刺す。
「エディ!?」
「あいつ、美味しい所だけを持っていきやがった!?」
現れたのは、炎のエディ。ペリーヌたちと同じルシファーの使途の上級天使である。
「私の夢が!? 天界の神になる私の夢が・・・・・・。」
「嫌だ!? 嫌だ!? 奈落の底に戻りたくない・・・・・・。」
ヒュプノスとタナトスは倒された。
「やったな。ペリーヌ。」
「ああ。ルシファー様の留守は守れたな。」
ペリーヌたちは全ての戦いが終わったと思い胸を撫で下ろし安堵する。
「そういえば、デミ教皇がハリウッド・タワーを登って天界に向かったけど連絡がないな。」
「デミ教皇に何かできるのか?」
「ワッハッハー!」
楽しく勝利の余韻に浸る上級天使4人。
「ワッハッハー!」
どこかからか5人目の笑い声が聞こえてくる。
「あれを見ろ!?」
倒したはずのヒュプノスとタナトスの体が起き上がって立っていた。
つづく。




