キュクロープス
「ここは何だ?」
スーパービアたちはハリウッドの鍛冶場にたどり着いた。
「こら! 勝手に足を踏み入れることは許さないぞ!」
「一つ目の巨人!?」
鍛冶職人のサイクロプスのキュクロープスが現れた。
「悪魔なら殺す必要はない。通してもらおうか。」
「ダメだ。今は師匠が工房で作業中だ。完成するまで待ってもらおうか。」
「どれくらい待てばいい?」
「丸一日だ。」
「そんなもの待てるか。通らせてもらう。」
スーパービアは最初から待つ気はなかったかのように形式的な質問をして、力ずくでも通るつもりであった。
「そうはさせるか! 俺の発明品の素晴らしさを見せてやろう! 雷霆!」
キュクロープスは雷雲を呼び出し稲妻を降り注がせる。
「これは雷!?」
「これ以上、やるというなら手加減はしないぞ。」
「まさか雷を作り出すとは!? 何という武器を作り出すんだ!?」
スーパービアはキュクロープスの雷霆の破壊力に恐怖を覚える。
「だが俺は俺の夢のために、自分自身を信じて前に進むのみ! それが相手が雷だろうが、神であってもだ!」
スーパービアは雷霆を前にしても怯まない強さを持っていた。
「そうか。そんなに死にたいのであれば黒焦げになるがいい。閃光、稲妻、雷鳴。」
キュクロープスは雷霆で、ゴロゴロと無数の雷を操りスーパービアを攻撃する。
「当たらなければ、どうということはない!」
スーパービアは消滅魔法を唱え、降り注ぐ雷にぶつける。
「雷さえも消して見せる! 消滅魔法! オール・ディサピアド!」
消滅魔法が次々と雷を飲み込んでいく。
「バカな!? ケラウノスの雷を消滅させたというのか!?」
キュクロープスは自身が作った雷霆が防がれたことに驚く。
「俺の消滅魔法はブラックホールだ。なんでもかんでも消し去ってくれるわ! 死ねえ! キュクロープス! 消滅魔法! オール・ディサピアド!」
その時、キュクロープスは三叉の矛トライデントを出し、大地を突き地震と津波を起こす。
「無駄無駄無駄無駄ー! 俺の消滅魔法に消さないものはないのだ!」
キュクロープスは消滅魔法で地震も津波も消しして進んで行く。
「ご苦労様でした。」
「なに!?」
キュクロープスの姿が消えていく。
「奴の姿が消えただと!? どういうことだ!?」
さすがのスーパービアも相手の姿が見えなければ消滅させることができない。
「キュクロープスは隠し兜を被ったんだよ。」
鍛冶職人の男が現れた。
つづく。




