アプロディーテー
「まさか、アテーナーに続いて、アルテミスまで。やはり元女神の私たちでは、悪魔の猛攻は止められないのか。」
アプロディーテは、自分の元に近づいてくる巨大な魔物たちに恐怖を覚える。
「出たな。3人目の女神。」
「私の名前はアプロディーテ。これ以上、ハリウッドを荒らすことは許さない。」
「悪いが相手は俺じゃない。この魔物どもだ!」
「なに!?」
アプロディーテと戦うのは、バハムートと3体の魔物である。3体の魔物は、天地創造時に作られたという海のリヴァイアサン、陸のベヒモス、空のジズだった。
「ガオー!」
バハムートがビームを、リヴァイアサンが津波を、ベヒモスが地震を、ジズが強風を放って、アプロディーテを攻撃してくる。
「クッ!? 地上も空も逃げ場無しか!?」
さすがのアプロディーテも4体1では分が悪かった。
(どこまでやれるか分からないが、仲間のために1体でも倒すことを考えよう。)
「ガオー!」
巨大魚バハムートがアプロディーテを生きたまま丸飲みにする。
「思っていたより早く片付いたな。傷口の瘡蓋も乾かないぜ。」
スーパービアはアプロディーテを倒した。
「グッ!? ギャオオオオオオオー!?」
突然バハムートが苦しみだした。そしてお腹のあたりから光が漏れて爆発する。
「バハムートが!?」
バハムートのお腹の中から金色に輝くアプロディーテが現れる。
「まず1匹。」
アプロディーテは顔に化粧をしていた。
「貴様!? その姿は、まるで女神ではないか!?」
「美魔法、ビューティフル・メイクアップ。女神の時と同じ力を出せる魔法だ。」
「なんだと!?」
アプロディーテは女神の力を取り戻した。
「もうおまえたちの好きにはさせません! 泡魔法! バブル・アタック!」
「ギャオー!?」
アプロディーテは泡でベヒモスやジズを攻撃する。
「ガオー!」
その中で海属性のリヴァイアサンだけは泡を気にせずにアプロディーテに突進してくる。
「くらえ! アプロディーテ最大の必殺技! 泡魔法! バブル・コラップス!」
アプロディーテの泡がリヴァイアサンの体を爆発されて粉々に崩壊していく。
「い、一撃で!? 一撃で、バハムートもリヴァイアサンも倒したというのか!?」
女神アプロディーテの強さに恐れ戦くスーパービアだが、あることに気がついた。
「いいのか? アプロディーテ。化粧が落ちてきたんじゃないか。」
「なに?」
リヴァイアサンを倒した時に大量の水が飛び散った。アプロディーテの顔のメイクが落ちている部分もある。
つづく。




