俺は女性の要望を叶える男だよ!
俺は所謂、、、?
【ヒモ男】なのかもしれない、、、!
いや? やっぱり違うな、、、ヒモと言うよりは、、、?
全ての女性の望みを叶えてあげれる男なんだよ!
その代わりと言っちゃっ~なんだけど、、、?
俺の面倒を見てくれるのが条件かな、、、?
一般的には、、、?
ヒモ男と言えば、だらしないとか? 仕事をしてないとレッテルを貼るだろ!
俺は、そんな風に思っちゃいないんだよ!
ただただ、女の子を大事にするよ。
大切にする!!!
これは! 【俺のプライド】でもあるからな、、、!
ただ、今は俺を養ってくれる女の子がいない、、、!
何処かで、捕まえないとな、、、?
・・・とそんな時だった!
カフェで一人で俺がお茶してた時に、入り口のドアが開いて、、、。
ある一人の女性が俺の目に留まる、、、!!!
【俺は、彼女を見て! この子だと思ったんだ!!!】
俺は早速、彼女に話しかけにいった行った。
『ねえねえ? 一人?』
『えぇ!?』
『あぁ! これ、ナンパじゃないよ~』
『友達と待ち合わせしてるから!』
『へーえ! そうなんだ~』
『何ですか? ここの店員さん呼びますよ!』
『ごめんね! 嫌な思いさせて! じゃ~』
『・・・・・・』
*
その後も、俺はこのカフェで一人でいた。
俺が声をかけた女の子とその友達が来て、俺の方をチラチラ見ながら、、、?
何か話している、、、!
『あのさ~先ね! そこに座ってる黒のセーター着てる男に話しかけられて!』
『うんうん! それでどうしたの、、、?』
『分かんない! 私はてっきりナンパされたのかと思ってたのに、、、!
違ったみたいでね、、、!』
『知らない男が話しかけて来たけど、、、? ナンパじゃないんだね!』
『ナンパする人って? しつこいじゃん! でもあの男直ぐに
諦めたのか? 自分の座ってる席に戻って行ったんだよね、、、!
これって? ナンパなのかな、、、?』
『うーん? どうなんだろうね?』
『見た目は、優しそうに見えるけどね、、、!』
『うんうん、案外カッコイイかも、、、!!!』
『そうかな、、、?』
『そうだよ~わたしああ~いう男タイプだよ!』
『ふーん、そうなんだ~!』
『うん。』
▽
これも! 俺の計画通り。
あんまりしつこく、女の子を口説かない、、、!
『しつこい男は、嫌われるからね!』
どうやら、、、?
俺のうわさ話をしているみたいだし、、、!
【大成功】と言ったところかな、、、!
この女の子は、またこのカフェに来ると思うから、、、!
何回も、ここに通わないとな~!
*
この日は、それで終わったけど、、、?
何回か、あのカフェに通いだした頃、、、。
またあの女の子と会う事が出来た、、、!
『やあ~俺の事、覚えてる? 』
『あぁ! ううん、覚えてるよ!』
『ここに座ってもいいかな、、、?』
『ううん。』
なんだか? この子、俺の事を意識してるのが分かるよ!
緊張してるみたいだし、顔が少し赤いしね、、、!
『今日は、1人かな、、、?』
『・・・まあ、そうかな?』
『あのキミの友達の女の子は、どんな知り合いなの、、、?』
『高校の時からの友達だよ!』
『ふーん、今キミは大学生なのかな、、、?』
『えぇ!?』
『カバンの中から教科書見えてるよ!』
『あぁ! ホントだ!』
『なんかさ~そういうところ可愛いね!』
『・・・そんな事ないし~!』
『やっぱり可愛いよ~』
『照れるから! もぉ~言わないでよ~』
『キミは可愛いから、彼氏とかいるのかな、、、?』
『いないよ!』
『好きな人は、、、?』
『まあ~いいな~と想ってる人はいるかな、、、!』
『そうなんだ! じゃ~俺に乗り換えない、、、?』
『えぇ!?』
『うそうそ! 冗談だよ~本気にした、、、?』
『・・・・・・』
『また、ここで会えるかな、、、?』
『・・・ううん。』
『じゃ~またね!』
『また!』
▼
気がつけば、、、?
俺は、彼女とここのカフェで頻繫に会うようになって、、、。
好きな人がいた彼女が、俺の彼女になっちゃったよ!
今では、彼女の独り暮らしの家に転がり込んで、、、。
俺は彼女のために、一生懸命に尽くしているよ。
その代わり、彼女が俺を養ってくれてるけどね、、、!
『はいこれ! 今日のお昼ご飯代に1000円置いとくよ~』
『ううん、いつもありがとう! 愛してるよミサ!』
『私も!』
*
【俺は女性の要望を叶える男だよ!】
女性の願いを叶えてあげる代わりに俺を養う事が条件なのさ~
俺の最高な人生にカンパイ~!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。