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俺は女性の要望を叶える男だよ!

作者: 七瀬




俺は所謂、、、?

【ヒモ男】なのかもしれない、、、!


いや? やっぱり違うな、、、ヒモと言うよりは、、、?

全ての女性の望みを叶えてあげれる男なんだよ!



その代わりと言っちゃっ~なんだけど、、、?

俺の面倒を見てくれるのが条件かな、、、?



一般的には、、、?

ヒモ男と言えば、だらしないとか? 仕事をしてないとレッテルを貼るだろ!

俺は、そんな風に思っちゃいないんだよ!


ただただ、女の子を大事にするよ。

大切にする!!! 


これは! 【俺のプライド】でもあるからな、、、!



ただ、今は俺を養ってくれる女の子がいない、、、!

何処かで、捕まえないとな、、、?


・・・とそんな時だった!


カフェで一人で俺がお茶してた時に、入り口のドアが開いて、、、。

ある一人の女性が俺の目に留まる、、、!!!


【俺は、彼女を見て! この子だと思ったんだ!!!】


俺は早速、彼女に話しかけにいった行った。


『ねえねえ? 一人?』

『えぇ!?』

『あぁ! これ、ナンパじゃないよ~』

『友達と待ち合わせしてるから!』

『へーえ! そうなんだ~』

『何ですか? ここの店員さん呼びますよ!』

『ごめんね! 嫌な思いさせて! じゃ~』

『・・・・・・』





その後も、俺はこのカフェで一人でいた。


俺が声をかけた女の子とその友達が来て、俺の方をチラチラ見ながら、、、?

何か話している、、、!


『あのさ~先ね! そこに座ってる黒のセーター着てる男に話しかけられて!』

『うんうん! それでどうしたの、、、?』

『分かんない! 私はてっきりナンパされたのかと思ってたのに、、、!

違ったみたいでね、、、!』

『知らない男が話しかけて来たけど、、、? ナンパじゃないんだね!』

『ナンパする人って? しつこいじゃん! でもあのひと直ぐに

諦めたのか? 自分の座ってる席に戻って行ったんだよね、、、!

これって? ナンパなのかな、、、?』

『うーん? どうなんだろうね?』

『見た目は、優しそうに見えるけどね、、、!』

『うんうん、案外カッコイイかも、、、!!!』

『そうかな、、、?』

『そうだよ~わたしああ~いうひとタイプだよ!』

『ふーん、そうなんだ~!』

『うん。』



これも! 俺の計画通り。

あんまりしつこく、女の子を口説かない、、、!


『しつこい男は、嫌われるからね!』



どうやら、、、?

俺のうわさ話をしているみたいだし、、、!

【大成功】と言ったところかな、、、!




この女の子は、またこのカフェに来ると思うから、、、!

何回も、ここに通わないとな~!






この日は、それで終わったけど、、、?

何回か、あのカフェに通いだした頃、、、。

またあの女の子と会う事が出来た、、、!


『やあ~俺の事、覚えてる? 』

『あぁ! ううん、覚えてるよ!』

『ここに座ってもいいかな、、、?』

『ううん。』



なんだか? この子、俺の事を意識してるのが分かるよ!

緊張してるみたいだし、顔が少し赤いしね、、、!


『今日は、1人かな、、、?』

『・・・まあ、そうかな?』

『あのキミの友達の女の子は、どんな知り合いなの、、、?』

『高校の時からの友達だよ!』

『ふーん、今キミは大学生なのかな、、、?』

『えぇ!?』

『カバンの中から教科書見えてるよ!』

『あぁ! ホントだ!』

『なんかさ~そういうところ可愛いね!』

『・・・そんな事ないし~!』

『やっぱり可愛いよ~』

『照れるから! もぉ~言わないでよ~』

『キミは可愛いから、彼氏とかいるのかな、、、?』

『いないよ!』

『好きな人は、、、?』

『まあ~いいな~と想ってる人はいるかな、、、!』

『そうなんだ! じゃ~俺に乗り換えない、、、?』

『えぇ!?』

『うそうそ! 冗談だよ~本気にした、、、?』

『・・・・・・』

『また、ここで会えるかな、、、?』

『・・・ううん。』

『じゃ~またね!』

『また!』



気がつけば、、、?

俺は、彼女とここのカフェで頻繫に会うようになって、、、。

好きな人がいた彼女が、俺の彼女になっちゃったよ!


今では、彼女の独り暮らしの家に転がり込んで、、、。

俺は彼女のために、一生懸命に尽くしているよ。


その代わり、彼女が俺を養ってくれてるけどね、、、!


『はいこれ! 今日のお昼ご飯代に1000円置いとくよ~』

『ううん、いつもありがとう! 愛してるよミサ!』

『私も!』





【俺は女性の要望を叶える男だよ!】


女性の願いを叶えてあげる代わりに俺を養う事が条件なのさ~

俺の最高な人生にカンパイ~!!!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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