理系蛮族、四年の時を経て
皆さま、お久しぶりでございます。正確には四年ぶりでございます。
理系蛮族JDの成れの果て、理系蛮族社畜のテラでございます。
ええ、まだ理系蛮族を続けているのです。あんなに青臭いこと言って死亡フラグ立ててたのに仕事にするとか懲りないね、このおばかさんは。そんな風に生暖かい目を向けていただけると、テラさんハッピーですよ。社会人の登竜門、魔の三年を超ギリギリですが乗り越えましたからね。ふふん。褒め称えてもろても良いのです。
さて、社会人になるのを機に日誌形式の創作を卒業したテラでしたが、いろいろと後続作品の構想はネリネリしておりまして。
この度、理系蛮族日誌の後続作品としてファンタジー作品の連載を決定しました。理系蛮族としての経験をフル活用して、魔物退治ならぬ魔物対策。
一度退治しただけで終わりにならない。それなら、何度も襲来するケモノへの対策には何が欠けているのか?
ケモノの生態を学びながら、それでも刃を向ける『異端者』は、何を思って旅路を行く。勇者も魔物もいない世界で、村人達はどのように前を向く?
そんなテーマで綴っていきたいと思います。興味があれば読んでみてくださいな。
そして!こっちの方が理系蛮族日誌的には重要!
まだ世も知らぬ、十代の世間知らずの自分が記した文章のあまりの青臭さに悶絶し、そして大らかな心で恥を忍んで全ての日誌を読み返し。
当時の大枠と青臭い雰囲気は残したまま、主義主張や一部の表現に改訂を入れさせていただきました。四年経った理系蛮族は青臭さを捨てたのか⁈ 四年ぶりに見てやろうじゃねえか!そんなノリで読み返してくれるとテラさん嬉しいです。
──言葉の力が凄まじいからこそ、自分も言葉で戦う。
昔の自分が吐いた青臭い言葉ですが、いまの私もその主義については変えておりません。
卒業して世間を知って、理系蛮族であることを諦めた? そんな事はありません。
現実にタコ殴りにされ、打ちのめされ。時には卵を投げられる事を恐れ。それでも曲げられない物はある。
形を変え、作品を変え。それでも譲れない信念は曲げません。
新しい試みに向かう理系蛮族を、これからもどうぞよろしくお願いします。




