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食事介助、双方にとっていいのは……や〇〇

 食事介助についての、介護員さんに対する研修第二弾を、看護主任が今年もやります(*^-^*)


 第一弾では、「高齢になってくると、私たちが普段出来ていることも、出来なくなる」をメインに……

 実際に、研修中に、食事介助してもらい、そのスピードとか、量を体験してもらいました。


 リズムを取って、そのタイミングで、口にスプーンを押し入れる(>_<)

 高齢者ではなく、若いのだからと、普段やっているのの、倍速?……皆さん、むせました・・・


 で、今年は、研修の事前に、二人一組で、ソフト食の介助を、自分史上最高の介助と、知っている?(ここが問題)最低の介助で・・・


 まあ、賑やかだったこと(笑)

「殺される~」の、悲鳴までも・・・


 口に入れるだけではなく、姿勢の整え方とか、介護者の位置、目線とか、色々な気付きがあったようです。これからそのアンケートを集計して、それを踏まえて、講義をしていく予定。


 先ずは、気付くことが、大切だと思います。介護を受けている方の苦痛、気持ちは、実際にやられて?みなければ、わかりません。しかも相手は、身体機能が低下している高齢者なのです。倍速、倍量で(笑)


 さて、そんな中、こんな意見もありました。


「こんなの食べさせられているのか~酷くない?」


 ソフト食も、綺麗に盛り付けられていて、それなりに味があるのですが……


「パン粥に、ジャムが乗ってて、そこに魚の味するペースト食混ぜ込んで・・・口に入れられた途端、オエ~だよ。こりゃあ、吐きたくなるのも、納得だね~」

と……そこかよ……


 でも、これも大切な気付きだと思います。


 私達は、自分で食べることが出来なくなってしまった「人」に、食事の介助をしているのです。その方のペースを守り、苦痛、危険の無いように介助するのは勿論のこと、ホントは、「食事」という楽しみを提供したい!

 でも、とにかく量を流し込む事だけに、追われてしまっている(>_<)サッサと、食事を終わらせて、口腔ケアして、ベッドへ。その後に、トイレ介助者の誘導、オムツ交換・・・仕事はエンドレスです。


 食介とは、何割食べさせたかが重要で、その方が美味しいと思ったかなんて、たぶん、考えてもみなかったのだと思います。


 手がうまく動かない方でも、まだ、なんとなくコミュニケーションが取れる方もいます。今日のメニューぐらい、教えてあげればいいのに・・・もしかしたらば、好物があるかもしれないし~それ、最後にして、残しちゃったらば、お気の毒(>_<)

 27話の方は、お漬物が好きで、「しば漬けですよ」と伝えたらば、「美味しい」と言って、ほんの少しですが、食べて下さいました。

 

 水分や食事を身体に入れる。それをエネルギーとして。、生きていく・・・生かされる・・・


 家の老猫でさえ、いつものフードが残っていても、

「違うのをよこせ!」

とばかり、騒ぎます(笑)


 食事が、楽しめない。それどころか、苦痛になっている。もしかしたらば、殺される・・・

 そんなの嫌だな~



 既に、意味のある動作をしない。目も開けない。やっと口を開けるだけで、眉間にしわを寄せていて、表情がわからない。下手すればむせ込むという、リアクションしかない……

 そこへ、生かすだけの為に、食事介助・・・

 何とも、空しい感じ、してしまいます(>_<)


「新党」立ち上げました という小説の中で、認知症が進んだために、自分で食べようとしなくなった方に対する、無理矢理口にスプーンを入れる行為を、「虐待」としました。

 無理矢理、には、「無理」があります。

 身体はすでに栄養を受け付けようとしないし、そもそも誤嚥してしまう・・・それに、そのエネルギーで得られた命の時間、


 本人にとって、どうなのか?


 何か、まだ、「楽しいこと」とまでは言わないまでも、「快」を提供出来ないのでしょうか?


 生きている意味・・・








 


 



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