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アリセプト錠&抑肝散

  今、常時飲んでいる薬って、ありますか?

 花粉症の季節、アレルギー性鼻炎の薬を飲み始めた方もいることでしょう。若い方だと、時々痛み止めや、胃薬、風邪薬など、その症状に合わせて、薬のお世話になっているかと、思います。ちょっと、年齢が上がれば、血圧の薬や骨粗鬆症の薬など、常用されているかもしれません。それにしても、一回につき、毎日手の平いっぱいの薬って、ありえないと思いませんか?


 飲まされているのです、年寄りは。しかも、一錠、500円越えの薬を!!!


 ショートステイを利用されている方で、凄い量の薬を持参される方がいました。特に、骨粗鬆症薬は、とても大きく、飲み込むのが大変です。食べるのも、一苦労なのに、何とも意味の解らない処方でした。そんなに血圧も高いわけではないし、何も食事制限していないどころか、そもそも、食べられなくなっている状態。何で、コレステロールや、中性脂肪の薬が必要なのか?ほとんど歩かないし、90を超えているのに、めまいの薬やら、骨粗鬆症?一体何の為なのか???

 本当に、飲み込むのが辛そうでした。薬を手に渡しただけでは、ヒョイとポケットに隠してしまいます。見過ごすと、お風呂の時に、ポケットから大量回収……捨てるしかありません。


 その方が、肺炎を起こして、入院されました。幸い、症状は軽く、退院して、又、ショートステイを利用することとなり、その時の、薬!!!退院処方のその薬は、激減していました!!!

 二桁あったその薬は、たった三錠になっていたのです。無理やり飲ませていた看護師も、大喜び、ストレスの軽減です。

 しかし、やっと、双方救われたと思った、その次の入所時、又、しっかり元に戻っていました。

  何で?何で?何で?です。

 娘さんに聞くと、主治医である、クリニックの医師から

「無駄な薬は、出していない!」

と、怒鳴られたそうです。

「ろくに検査もしないで、ずっと同じ薬を処方し続けるのは、おかしいから、そんな病院、やめてしまえば?」

と、言うと、

「昔からお世話になっているので、切れない」

とのこと。

 死亡証明書を、書いてもらえなくなると、困るということでしょうか?


    みんな、薬が多過ぎです。


 薬には、主作用の他に、必ず副作用が存在します。

 本来、身体の中に無い物や、あまり作られない物を、薬で人工的に補充しているのです。人間の身体が、コツコツやっているバランスを崩してしまいます。初めは、バランスが崩れたからといって、薬を補充したのでしょうけれど、全体から見れば、やはり異物です。一つ飲めば、その副作用を消すために、さらなる薬が必要になります。例えば、痛み止め。胃を荒らすので、胃薬が要りますよね。


 そりゃあ、血液検査をすれば、異常値が出ます。高齢者なのですから、若い時と違っても、いいじゃないですか?只今、低空飛行をしているのです。省エネで、ほとんど動かない生活をしているところです。なんか問題がありますか?って……


 認知症の薬アリセプト錠、ドネペジルは、人によってですが、攻撃的になります。脳の血流量を増やすため?それは、わかりませんが、何というか、感情を抑えきれなくなる……そこで、処方されるのが、漢方薬の抑肝散。このセットの方が、とっても多いです。


 でも、アルツハイマー型認知症の診断を受けて、どれほどの方が、この薬で進行を抑えられているのでしょうか?抑えられているという確信もなく、増量されて、そのまま死ぬまで飲まされ続ける。少なくとも、施設の入居者さん達は、そうです。評価されることは、ありません。

 安い薬ならば、口の中で溶けるのですから、問題ないと思いますが、これがとっても、高い!!!

 一錠、300~500円越え!!!それが、毎日。そこに、寝たきりだというのに、骨粗鬆症薬。ああ、オムツ交換の時に、うっかり、骨を折ってしまっては大変なので飲ませているのかい?と、突っ込みたくもなります。これも又、とても高い薬です。



 どうして、こんなにも薬を飲ませなくては、ならないのでしょうか?美味しいものを食べて、楽しいことで大笑いして、身体の痛みに、気持ちが向かう暇なく過ごせれば……そんな風に過ごしていただく手間暇よりか、薬の方が手軽ということでしょうか?でも、もったいないな~認知症薬……


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