ルナとヨルムンガンドと漆黒のコート
お久しぶりです。トラウマがいくつもあって困っているですです。
一週間に1回投稿が出来ている事が奇跡です。
なっ!先程まで園児の名残りが有ったのにこれ程までに劇的に変化するとは。
今では、妖艶さが少し滲み出ている。
これはこれでカワイイ。
はっ!つい、目の前のカワイイフェンリルさんに夢中になってしまった。
鑑定
氏名:ー
LV:270
種族:幻獣
職業:牙狼
年齢:15
性別:♀
HP:7,410/7,410
MP:13,000/13,000
神:10/10
攻:790
防:460
知:300
器:370
急:290
速:400
精:850
運:370
《スキル》
【ユニーク系】
異世界言語:極
幻獣言語:極
威圧:極
咆哮:極
獣人化:極
【生産系】
【武術系】
闘術:9
【魔術系】
生活魔術:10
無属性:95
火属性:30
水属性:32
風属性:47
光属性:58
闇属性:25
雷属性:76
氷属性:39
木属性:0
毒属性:0
時空属性:0
回復属性:10
【耐性・無効】
物理耐性:42
火属性耐性:60
水属性無効:1
風属性耐性:59
光属性無効:1
闇属性耐性:47
雷属性耐性:94
氷属性耐性:71
木属性耐性:58
毒属性耐性:63
【日常系】
隠密:10(max)
指揮:7
礼節:8
Point:25,000
《称号》
神殺し、シンジュウロウの眷属
《加護》
獣神の加護
「マスター」
「何だ?」
「名前を下さい」
名前ねー。ふむ、何にしよう?
・・・
「マスター、未だですか?」
「名前は、やらん」
「!如何してですか、マスター。私のことを捨てるにですね。」グスッ
「はぁ、そんなに欲しいのか?」
「はい。この上なく欲しいです」
「じゃあ、一先ず俺の名前はシンジュウロウ カンノだ。」
「分かりました、マスター。ですが、私には与えては貰えないのでしょう」
「マスターと呼ぶのを禁じる」
「私は何と呼べばよろしいのですか?」
「俺のことはシンと呼べ。そしたら、名前をやる」
「えっと、その。シ、シン様」
少し照れてるな。だが、もう1つあるぞニヤニヤ
「プライベートでは様付けは禁止だ」
「ふぇっ、あー、うー。ええっと、シ、シン」
ドンドン顔が赤くなっている。
「俺の名前を呼べたんだ。名前くらい付けてやる」
「あ、ありがとうございます。シ、シン」パァー
これもカワイ・・・ごほん。
何が良いだろうか?沢山あって困るな。
30分後
ポッポー
決めた。
「やっと、名前が決まったぞ。お前の名前は・・・」
「名前は・・・」
「ルナだ」
「ルナ。ありがとうございます、シン」ニコッ
この笑顔を守りたい。
いや、守る!
「ルナ。これから俺はこの迷宮を潜って行くんだが、ついてくるか?」
「はいっ!勿論です」
「危険だと思ったら直ぐに離れろよ」
「分かりました。それでは、この扉が次の層へと続きます。最初の扉と同様に扉に手を触れて下さい」
「ありがとう。行くぞ!」
「はいっ!」
手を扉に触れる。
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⚠︎danger
神話の迷宮2Fです。
挑戦しますか?
yes or no
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勿論、yesを押す。
俺とルナは粒子状になる。
お次はどんなモンスターかな。
暗いな。灯りが欲しい。
ダンダンダンダンダンと壁に着けられた松明が火を灯す。
そこに居たのは、
鑑定
氏名:ー
LV:420
種族:幻獣
職業:世界蛇
年齢:50,000
性別:♂
HP:80,000/80,000
MP:24,370/24,370
神:2,140/2,140
攻:960
防:1,240
知:270
器:210
急:290
速:480
精:850
運:410
《スキル》
【ユニーク系】
幻獣言語:極
威圧:極
咆哮:極
【生産系】
【武術系】
【魔術系】
生活魔術:10
無属性:10
火属性:30
水属性:95
風属性:71
光属性:24
闇属性:33
雷属性:12
氷属性:63
木属性:0
毒属性:極
時空属性:極
回復属性:0
【耐性・無効】
物理耐性:極
火属性無効:極
水属性無効:極
風属性耐性:極
光属性耐性:75
闇属性無効:1
雷属性耐性:0
氷属性耐性:極
木属性耐性:52
毒属性無効:極
【日常系】
隠密:5
Point:100,000
《称号》
巨人殺し
《加護》
悪戯神の加護
これは何んとまたこんなになるのか不思議でならない。
はぁ。
「シン、如何したのですか?」
ん?ああ、ルナには視えないんだったな。
Pointで共有化をmaxまで取得。
ルナに鑑定結果を共有。
「な、何ですか。これは?」
少し驚いている姿もカワイ・・・ごほん。
「それは奴のステータスだ。今回、毒無効を持ってないルナはお留守番だ」
「はい、分かりました」シュン
「ルナの事を思って言ってるんだからな」
「あ、ありがとうございます」
時空魔術で隔離する。
「毒は危険だからそこから観てろ」
『グルギャァァァァァァ、ふシャー』
咆哮からの毒か、いきなり過ぎるだろ。
毒無効が極だが念の為風魔術で俺の周りを毒が来ないようにした。
次は俺の番だ。
水魔術の女神の雫で2F全体に雨を降らせる。
そして、雷魔術の神鳴りで攻撃する。
この時シンは某RPGでは雨を降らすと雷は必中になるとずっと懐かしむように思い出していた。
『グルギャァァァァァァ』
ドサンッ
ヨルムンガンドのHPは零になった。
ヨルムンガンドの遺骸は消えて、ドロップアイテムが残った。
指を鳴らして、ルナの時空魔術の隔離を解除する。
「シン〜」ダキッ
「如何した、ルナ?」
「如何したではないです。お怪我はありませんか?」
そんなにくっ付かれると息子が反応するから離れて欲しい、なんて言えない。
此れ程心配してくれたのだ、俺からも。
「ルナ」
「!やっぱりシン、何処かお怪我を・・・!?」ダキッ
「大丈夫だよ、ルナ。心配してくれてありがとう」
「///、そそそ、そんなの当たり前の事です」
「続きはまた今度な。さて、ドロップ品を確認するか」
「はいっ!」ニコッ
鑑定
ヨルムンガンドの皮:SSS級
・・・ヨルムンガンドの皮。基本的に何にでも作れる。
但し、雷魔術には弱い。
ヨルムンガンドの脊髄:SSS級
・・・ヨルムンガンドの脊髄。基本的に何にでも作れる。
ヨルムンガンドの脊髄は長過ぎ、丈夫であり過ぎる為加工は困難を極める。
ヨルムンガンドの牙×4:SSS級
・・・ヨルムンガンドの牙。基本的に何にでも作れる。
但し、丈夫であり過ぎる為加工は困難を極める。
ヨルムンガンドの上肉:SSS級
・・・ヨルムンガンドの上肉。基本的に何にでも作れる。
ヨルムンガンドの上肉は食べるとまさに、頬が落ちそうになる美味しさであると言われている。
あまり火を通さなくても食べる事が出来る。
一口でも残して置くと翌日には元通りになる。
ヨルムンガンドの卵:SSS級
・・・ヨルムンガンドの卵。魔力を注げば孵化する。
ヨルムンガンドの骨角器:SSS級
・・・ヨルムンガンドの骨角器。鍵の形をしている。
1度しか使えない為使ったら消滅する。
宝箱:???級
・・・ドロップした宝箱。
中身は開けてみないと分からない。
中身を取り出したら消滅する。
叡智の書によると、宝箱は死んだり忘れられたりして使われなくなったモノや遺産物がよく入っているそうだ。
「ルナ、宝箱ってしょっちゅう出るものなのか?」
「い、いえ。そんな筈はありません」
まぁ、いいか。取り敢えず、骨角器と宝箱以外は時空魔術で収納。
「ルナ、開けるぞ」
ガチャ、カパー
中には2つのモノが入っていた。
錬金のカード:SS級
・・・錬金のスキルが入っているカード。
超古代末に使える者がいなくなったスキル。
使用する事で錬金のスキルを覚える。
漆黒のコート:EX級
・・・漆黒のコート。漆黒シリーズの1つ。
一応、フードも付ける事が出来る。(任意)
コートが使用者を選ぶが為に、忘れられた。
コートには隠蔽、温度自動調整、物理無効、魔術無効、自動洗浄が付与されている。
「ルナ。俺が2つ共貰っていいか?」
「構いません、私はシンと一緒に入れればそれだけでいいので」
「分かった、ありがとう」
「いえ、お礼を言われる程のものではありません」
「そうか、ルナ。ここで暫く休憩だ」
「分かりました、シン」
今の内にドロップアイテムを使って作業しなくては。
今のルナは獣人化したばかりだから、裸なんだよな。
だから今は、体を直視しない様にしているから少し疲れるし、服の上からだったら直視するのも平気だからな。
そこ、チキンと言うな!
今迄こんな事した事が無かったからな。
※当たり前です。
シンとルナがいちゃいちゃしてるのは疲れます。
質問、感想等ドンドン下さい。
お願いします。