九話
綾香は家の前にでていてくれた
白のワンピースにデニムの袖の無いジャケット
シンプルだがにあっていた
案内と言われても小さい町だからあまり時間はかからない
コンビニ スーパーの場所と後は抜け道などをいろいろまわった
そして俺のお気に入りスポットを教えることにした
そこは土手だか工場とマンションの間の細道を抜けたとこにある
工場とマンションがあるから影もある 当然土手だから川からの風もくる
まぁ川と言っても海と川の境のようなとこだ
けっこう涼しく余り人が来ないから魚もよくつれる
その上日が沈む時には一面夕焼け色に染まり綺麗だ
取って置きの場所だ
涼んでいると綾香は釣りがしたいと言い出した
といってもエサもなにもないため明日にすることにした
釣り道具屋にいくついでに市内に出てみることにした
自転車で40分くらいだ
その間いろいろはなした
学校に馴染めそうかとか友達ができそうかとかだ
綾香はどうもネガティブな考えが多いな
まぁ逆に俺みたいな昼行灯のお気楽野郎のほうがすくないか
綾香には悩みが多いな
遊ぶ事があまりないんだろう
よし俺が悩みを吹き飛ばしてやろう
と言う下らない理由で行ったのは某ハンバーガー屋だ
まずは腹ごしらえだ
昔の人も腹が減っては戦はできぬって言っとるしね
たちまちセットを2つ頼んだもちろんLにしてもらったよ
俺はポテトがすきだからね
綾香が残すであろうポテトをもらう作戦だ
綾香もポテトがすきならしい
でもさよく考えたらデートだよね
デートでマックってどうだよ
てかマックってゆっちゃったよ(笑)
まぁ綾香は好きらしいからいっか
飯をくいおわって行ったのはゲーセン
理由ききたい? ききたいか
ならおしえてやるよ
おれの中では遊び=ゲーセンなのだ(笑)
綾香はゲーセンにあまりきた事が無いらしくけっこう喜んでくれた
もちろんいくのはパチンコスロットコーナー
打つのはもちろん北斗の拳
4号機きた
綾香に打ち方を教えるとすぐにアミバもちろんかって北斗揃い
綾香の引きの強さにびっくり
おれはとゆうと出ません
綾香の台は10回越えて愛をとりもどせが流れてますよ
綾香満足そうに打っている
俺はタバコを吸うためにそとにでた
ジュースをかいタバコをすっているとふと綾香はほんとに楽しいのか実は無理にあわせてないかとおもった
自問自答を繰り返しながら綾香のジュースをかいもどった
連チャンもおわりでたメダルで遊んでいると綾香はしんどそうにしていた
メダルを預け公園にいった
綾香楽しかったかときくと楽しかったけど疲れちゃったと笑顔で言った
なぜか温かい気持ちになった
そのあとはウィンドウショッピングをした
その途中に綾香が食い入るようにある服をみた
薄いピンクのワンピースだ
値段は2000とけして高くはなかった
綾香は財布と相談している
彼女はつき2000の小遣いでやりくりしているらしくかなりなやんでいた
30分はたったころ彼女は諦めがついたらしぃが悲しそうだった
そのすがたがかわいく想い買ってあげることにした
綾香いやいいと遠慮していたが親が旅行にいって無駄に金を置いていたことを説明するとなら夕飯をご馳走してくれると言ってくれた
そのあと明日する釣りで必要なものを買い彼女の家にいった家につくとだれもいなく戸惑いつつ綾香の部屋にあがった
綾香の両親は離婚しお母さんしかいないらしい
お母さんは小さな小料理屋をしていて深夜になるまではいないらしい
何もしらなかった 聞いたらいけなかったかな
時間はまだ4時過ぎだ
飯を作るにはまだはやい
綾香の部屋は薄いピンクを基調にしていてキレイに整理整頓されていた
テレビに机にベッド
ほかには本棚しかないが本棚には漫画は少なく小説や頭の痛くなりそうな本でうめつくされていた






