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中学校の午後

今回は二千文字近く書いたので時間がかかりましたが結構進みました。

頑張ったのでじっくり読んでみてください

教科書などの配布がされて、少しした4限目


俺はなんとか歩乃香(ほのか)さんと話せないか考えていた、今週の給食当番は1,2号車で歩乃香さんはいるが俺は3号車で給食当番では無い

そもそも歩乃香さんはもう友達を作って、ほぼずっと友達といるので、俺が入る隙がない


来週からは部活の体験入部も始まり、委員会も決めるらしい

委員会か部活で一緒になれないだろうか

いっそ聞くべきか悩んだが、聞かないことにした。恥ずかしいからだ


4限も終わり、給食の時間が来た

3限が体育だったので、俺もみんなもすでに着替えて体操着だった


歩乃香さんはすでに手を洗い、給食の準備をしていた

俺も手を洗いに行こうとしたら

「お前、朝は何考えてて突っ立ってたんだ?」と後ろから聞こえた

振り返るとそこには、今日の朝にドアで立ってる俺を指摘してきた人だった

「なんでもないよ、ただ俺の席どこか少し忘れてただけ」と言うとそいつは

「なんだそんだけか、俺は優喜(ゆうき)って言うんだ、よろしくな」と言った、俺はそれに

「うんよろしく」と答えて一緒に手を洗いに行った、優喜と言う名前だったらしい


手を洗っていると、隣にいた優喜に話しかけてる人がいた

優喜はすでに何人も友達を作っていたらしい

俺はそこに混ざろうと必死に会話に入ろうとタイミングを探した

だが俺は会話がそこまで得意ではないので、あまり上手く混ざれなかった

そんな俺を気にかけてくれたのか、優喜が

「こいつさっき友達になったんだ、仲良くしようぜ」と言ってくれた、俺は嬉しかった


みんなと別れて、給食準備をしてる時にひとりて歩いている歩乃香さんとすれ違ったが、勇気がなく話しかけることは出来なかった

俺の頭の中に『優喜から勇気を貰うか。』というつまらないダジャレが浮かび、少し笑ってしまった

俺はそのまま教室に帰って、給食を食べた


給食も終わり、昼休みになった

少し早いが5限の準備をしてると優喜が遊びに誘ってくれた

「なあ、みんなで外行くんだけどお前も来るか?」

俺は「行く!」と言い、優喜達に付いて行った

外で何をするのかは聞いていないが、ひとりでいるより人といる方が楽しいからだ


グラウンドに着くと優喜が

「鬼ごでいいか?」と言う

俺は「いいよ」と言った

みんなも「いいよ」と言ったので、何鬼をするか話し合った


増え鬼をすることになって

鬼との区別を付けるために、鬼になったら長袖体操着を着ることになった

ジャンケンで最初の鬼を決め、健斗(けんと)が鬼になった。

手を洗っている時に優喜に話しかけていたうちのひとりだ


俺は健斗が10秒数え出したら、すぐ走った

結構遠くまで来てさっき居た方に向いた、健斗がもう何人か捕まえて鬼が増えていた

俺は小学校の時は足が早い方だったので自信があったが、健斗や既に鬼になった人達はもっと早かった

俺は少し残念だった、俺の小学校が遅すぎただけだったらしい


そんなことを考えていると、視界の隅に歩乃香さんがいることに気づいた

俺はパッとそっちを見た

そこには同じく鬼ごっこをしていると思う歩乃香さんが居た

『歩乃香さんも鬼ごっことかするんだ』と少し意外だった

高値の花だと思っていた人が、自分と同じようなことをやっていて少し嬉しかった

そんなことを考えていた時、歩乃香さんのところに鬼らしき人が走り出した

歩乃香さんも走って逃げていた。俺は思った『なんでみんなあんなに足速いんだ』

と思った時に、俺もタッチされてしまった。俺をタッチしたのは優喜だった


そのままみんなが捕まってちょうど昼休みが終わった

みんな走って教室に戻って行ったので、俺も走って付いて行った

教室に着くとみんなすでに自分の席に座っていた


俺は自分の席に座ると『隣の人と喋ってない!』と思い

隣の人に話しかけようとして隣を向いたら、隣の人もすごかった

歩乃香さんに負けず劣らず、綺麗で整っている顔立ちだ

だか俺は可愛い系の方が好きなのだ


なんて言えばいいかわからないので、とりあえず

「よろしくね、なんて名前なの?」と聞いてみた

「ん?お、よろしく。私は高橋 真生(まい)だよ」と返ってきた

元気で明るそうな人だ

「君なんで今日はずっと黙ってたの?」と聞かれた

「会話が苦手でさ、何言えばいいかわかんないし」

「あぁ、そうなんだ」と少しそっけなく返された

5限が終わると、終会だ

みんな帰りの支度をし始めた


終会が終わってみんなが帰り始めた

「お前って家どの辺?」優喜の声だ

振り返ると優喜がいた

「あっちの方だよ」と家の方向を指差した

「俺たちと一緒じゃん!今日から一緒に帰ろうぜ!」

俺は喜んで「いいよ!」と言った


家に帰ると、母が「学校どう?友達できた?」と聞いてきた

俺は自慢げに「楽しいよ、友達ももうできたよ」と言って自分の部屋に行った

どうだったでしょうか。

楽しんでいただけたら、感想などお願いします!

しばらくこんな感じなのが続きます。

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