初の中学校での朝
前より結構文字数が上がったと思います!
考えて書くのは難しいですが、後々自分の読むのも中々に楽しいです!
前回は日曜日でしたが、ついに初登校です!
月曜日の朝
登校初日
緊張で前日に中々寝れず少し寝坊したが、少し急げば間に合う程度だったので気には止めずに、急いで支度をした
入学式を除いて初めて制服に袖を通す
入学式の時は緊張のせいで、あまりよく覚えていないので今日が初めてということでいいだろう
学ランは家から出る寸前に着ることにした、少し動きづらいからだ
俺はリビングに行き、朝食を食べる
父はもう仕事でいなかったため、制服姿を見せることはできなかったが母には見せれた
朝食を食べ終わり、少し早足で玄関に向かう
入学式から帰った時に玄関前に置いておいた学ランがハンガーにかけられている
母がかけてくれたのだろう
俺はそれを着て自転車に乗った、学校までは3kmはある
バス通学もあるが、体力をつけたいから自転車にしてもらった
学校に着いて駐輪場に自転車を停めた
周りに人がいるのは入学式以来だ、みんな生徒玄関に向かって歩いてる
俺は自転車にヘルメットを置き、鍵をかけ周りと同じ生徒玄関に向かって歩いて行く
生徒玄関に着いて、靴箱に行き、教室へ向かった
教室に着くと、廊下際の前から5番目に歩乃香さんが居たのだ
ここは俺のクラスのはずだ、と思いすかさずドアの上を見た
そこには入学式と同じ【 1 - 3 】という札がかかっていた
『おかしい、だって入学式の日に彼女は2組と言っていたはず...』
だが違った、俺は彼女に直接クラスは聞いていない
入学式の退場中、並んでいる場所で勝手に判断したのだ
入学式前のHRも自己紹介の時も、緊張で前しか見ていなかった
自分は前から4番目だし、歩乃香さんが座っている席の反対だ、前を向いていたんじゃ見えるわけがなかった
そんなことを考えていると後ろから
「おいお前入んないならどけよー、邪魔だぞ」と同級生に言われてハッとした
俺はずっと教室と廊下の間で突っ立っていた
急に恥ずかしくなり
「すまん、ちょっと考え事しててさ、、」と言い訳をして、そそくさと自分の席に向かった
その間、みんなの視線が俺に向いていた
歩乃香さんも俺を見ていた
自分の席に座って落ち着くと、無意識に机に向かって少し下を向いていた
その間もどんどん思考が巡り、恥ずかしさが増していく
みんなもう新しい友達を作っている中、恥ずかしさのせいで誰にも話しかけることが出来ずにいた
少しすると担任の先生が教室に入ってきた
先生は教卓に座り、クラス名簿を見ているようだ
また少ししてチャイムがなった、同時に先生が立ち上がり
「朝のHRを始めます。」と先生の少し小さな声と共に先生の方を向く生徒
「起立。おはようございます」と先生が、お辞儀をしながら言い終わると
「おはようございます」と生徒達もお辞儀をしながら言った
「着席」と先生が言い、生徒が座る
「今日は1,2限で教科書などを配ります」
やはり少し小さめな声だった、この先生は声が小さいらしい
「今週は私が日直をやりますが、来週からは皆さんにやってもらいます。隣同士でやって貰う予定なので、それぞれ仲良くしてくださいね」と先生が言うと、みんながヒソヒソ話し出した
俺も少し不安になり『中学になるとやっぱりやることも難しくなるのかな』とかを考えていると、チャイムがなった
「これから10分間休憩です、廊下に出てもいいですが走らないで下さいね」そう言うとまた教卓に座りクラス名簿を見ている、というより何か書いている
どうやら休みや遅刻の記録の様だ
俺は友達を作りに話しかけに行こうか、それとも歩乃香さんに話しかけに行くかの2択で迷った
そんな事をしていると、またチャイムがなった、その頃にはみんな席に着いていた
「では皆さんにこれから教科書などを配ります」
どうだったでしょうか。
初登校からもう不安ですが、これからも頑張って考えて行きます!
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