入学式
初投稿です。
前々からちょくちょくいい感じの物語を思いついていたんですけど、すぐ忘れてしまっていたので、今回は書いてみました。
句読点などの使い方が下手で読みにくかったりしたすいません。
中学校の入学式当日
長いようで短かった春休みが明けて
俺は新入生として、この校舎に入った
校舎は綺麗で、今日のための飾り付けもされている
時計は9時20分だ、学校からの連絡では、9時30分までにと書いてあったが
周りには他の新入生がいる
制服は男子は学ラン、女子はブレザーだ
生徒玄関を入った先には、クラス分け表が張り出されていて、みんなそれを見ている。
30人が3クラス、俺は自分の名前を探した、3組だった
迷子にならないように、何度も見た1年教室の位置を思い出しながら俺は歩いていく
教室に着くと、何人ももう自分の席に座っている
俺は教室の前に貼ってある座席表を見た
入学して最初の席は、前から4番目の窓際だった
最初の席が、窓際なのはとても嬉しかった
俺は昔から窓の外を見るのが好きだった
そのせいか「窓際だ!...」と思わず口に出てしまっていた
隣で座席表を見ていた人がこっちを向いていたが、俺は見向きもせず自分の席に座った
一安心して時計を見た、9時25分だった
あれからまだ5分しか経っていなかったのだ
『来てから5分しか経ってないのか』と思った時、人がゾロゾロ入ってきて各自自席に座った、大半静かに座って待っているが、小学校から同じ奴らが喋っていた
30分になり、チャイムがなった
俺の小学校にはチャイムはなかったので、少し驚いた
『生で聞くのはやっぱ違うな』と少し胸が踊った
「私は1-3担任の伊藤 美咲です。これから1年間よろしくお願いします。」
どうやらこのクラスの担任らしい
長めの黒髪の服の着こなしが上手い人だ
「これからの流れを説明します」と先生が言うと、別のところを見ていた生徒も先生の方を向く
「9時45分に体育館で入学式を行いますので、40分になったら廊下に名簿順で整列してください。そのあとはここに帰ってきて、自己紹介などをしたいと思います。」と先生の説明が終わった
40分まで各自で時間を潰すことになり、絵を描いてる人も居れば、早速友達を作ろうと周りに話しかけてる人もいる
俺にそんな勇気があるはずもなく、ひとりで本を読んでいた
40分になり、廊下に整列したらクラス順で体育館前に向かった
3組なので後ろの方だが、微かに体育館の中から何かが聞こえる
その時「新入生の入場です!」という声と共に、俺の耳に大きな拍手が舞い込んできた
あっという間に入学式が終わって、教室に戻ることになり移動が始まった
3組は最後だったので、同級生の顔でも見ておこうと思いたわりを見渡して見ていると
とても可愛らしい人がいることに気づいた
肩に着くほどのボブカットに、色白い肌が良く似合う人だ
『あの人こそ俺の憧れの人だ』なんて事を考えて
俺はその人のことが少し気になり、目で追っていた
『あの辺りは2組かな?』など考えていると
自分の前の人も移動しているのに気づかず、少し遅れてしまった
そうこうしている間に、気になった人を見失ってしまった
教室に戻り、各クラス自己紹介を始めたのか
新入生の教室辺りが、少し賑やかになりはじめた
3組も少し遅れて自己紹介が始まり、ひとりひとり自己紹介していった
「○○小学校から来ました、○○です」と1人1人終わっていく
自己紹介の後に保護者が入ってきて、物品購入などが終わると、やっと帰宅だそうだ
「長かったけど、楽しかったよ!」
母とそんな事を話していると、あの入学式の子だ
俺は彼女の傍に駆け寄り、名前を尋ねた
「あの、名前なんて言うんですか?」
と聞くと、彼女は驚いていたが
「佐藤 歩乃香ですが。」
と答えてくれた
「あ、よろしくお願いします」
などという聞いた本人とは思えない返事をしたが
「はい..?。よろしくお願いします。」
と、彼女は不思議そうな顔をしながらも、答えてくれた
歩乃香さんとの会話を終え、俺は母を見つけた所に戻った
母が少し心配した様子でこちらに歩いてくる
「どこ行ってたのよ、心配したじゃない」母が心配そうに言う
「ごめん、トイレに行ってただけ」俺がそう答えると
「そうなのね」と母が相槌を打った
俺は家に帰った後、ほのかさんのことを思い出して少しニヤついてしまった
どうだったでしょうか。
初めてなので上手くまとめられず、さっぱり進みませんでしたが、次回も頑張って書くので期待して待っててください。
楽しんでくれたら嬉しいです。