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能力学校(仮)  作者: ベロベロ
2/2

こんな感じ?

「はじめまして、名前はなんでしょうか?」

はい?なんでいきなりこういう展開になっているの?

それが知りたいよ。

「はじめまして、名前はなんでしょうか?」

同じことを2回も聞くな。

えぇ?女神なら名前ぐらい知っているのが常識じゃないの?

この人、女神なの、整形をしている芸能人にしか俺には映らない。

「お名前を教えてもらえませんか?」

また名前かよ。3度目

「女神なら名前ぐらいわかるだろう」

女神様は困っている表情を浮かべる。


って、光?すらオーラ的なのがないし、普通、この女神の身体からは光もないぞ。

髪の手入れもしていない、ボサボサの髪だ。

まず紹介、以前にやる前に髪を整えろ。そして人前に出ろ。

顔が日本人みたいな顔、美少女だが、女神の美しさはどこへやら。


辺りは女神の部屋か?「臭い」俺は思わず、あまりに臭さに口が開いた。

「あの、女神様って本当に女神?臭いんですけど」

ちょっと困った顔をして俺の質問に答える。

「私は女神、私は女神――女神クサイです」

「あ、そうですか?」

「俺の自己紹介はなしってことで」

慌てる素振りで、俺を頭をなでる女神


臭すぎる、女神だったら天界ぐらいには風呂ぐらいあるんだろうから風呂でも行って来いよ。


「ちょっと待って、私も名前を言ったんだから、そこの下界の男、名前を言いなさいよ」

「下界?オレ死んでないぞ、なに言ってるの、この女神様」

「貴方は死んでいないのです、だから、どうしましょう?」


  全然喜べない。


「女神様にも、わからないんだったら俺にわかるわけがない」

この女神、実は、全く役にたたない女神じゃないの?

だって臭いし、近寄りたくない。


なんて俺はこんな所にいるかわからないから取りあえずこの部屋から出よう。

「あ!俺の名前は、田中ヒカル。自己紹介は終わりで、出ていこう」

「私の女神よ!話ぐらい聞きなさいよ」

「め、女神……?」

「お前、女神なの?俺には変な液体がそこら中にまとわりついている変態の女神にしか見えないぞ」

「混乱されているのもしかたありません」

「いや、混乱してないし」


イカ臭い女神が驚いている顔をする。


変な液体で液体まみれになっていた女神を信じることなどできるか!

イカ臭い女神が真面目な顔で俺に語りかける。


「地獄行きます?天国行きます?転生します?」


いや、そもそも死んでもいないから転生とか無理だから。


だって俺は、死人じゃないし。


どうせ死んでもいないから特典的なやつもないし、どうせ異世界行き確定だし、いや、なんか違う。

俺はイカ臭い女神に聞いてみた(俺の下の匂いと同じ臭い匂いに似ている)

この後の展開がわかる。

「異世界行く?なにか何者かが支配している異世界だよ?倒したら戻れますよ」

「まさかの強制命令ですか?」


やっぱりか!物凄く信用できない。



「あ!女神様、イカ臭いのでお風呂でも行ってきてください」

「私ってそんなに臭かった?ごめーんね」


取りあえず追っ払い成功。

女神が住む部屋から出よう。


そう考えていた矢先……


今度は違う女神が現れた。

さっきの女神と全然違う


その顔、整形にいくらかかっているの?と、思われる美少女。

外人顔でもないし、どちらかというと日本人に近い顔つき

「私は女神、キレイミス」

「あぁ、はぁ、そうですか?」

「どう?魔王軍率いて、魔王様でもなりますか?」

「ならないよ、魔王様になるぐらいなら勇者を目指すよ」


今度の女神もなんか険しい顔している。

あぁ、なんか予想できる。

「今から行く世界はね、魔王がいない世界なのよ、魔王がいないと勇者が活躍できないじゃない」

え?女神がそんな発言していいのかい?悪い女神様だな。そんなに勇者が、じゃまなのか?

「今から行く世界は、剣と魔法とファンタジーに満ちた世界ですよ」

「いや、俺、魔法使えないし、どうでもいいんじゃない、そんな世界」

どうせスキルすらくれないだろうし、苦労する予感しかしない。


「この落とし穴の上に立ってください」

え?普通は魔法陣とかじゃないの?いまなんつった?


もういいや、落とし穴で異世界に行けるとか残念だけど、その辺はお約束じゃないけど!


しばらく待っていても罠が発動しない。

はい?壊れていじゃないの?この落とし罠。

これで異世界に行くことはなくなったことで終わりかな。

そう思っていたのも、つかの間・・・・・・・・・・・


女神が2名、近寄ったら罠が作動したようだ。


どうもこれは体重式の罠だしい。


強制的に、こんな役に立ちそうもない女神たちがくるの嫌だな。


そして落とし穴に落ちる、1名の人間と、2体?の存在の女神でした。


これどこかの物語と類似してるぞ。


そう思いつつも、こんな感じですわ。



















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