表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リアース戦記 ~鉄壁のルーク~  作者: ナナすけ
新人冒険者の章
79/187

第77話:お預け

久し振りのアイシャ視点です^^ ちょっと話が短いですm(_ _)m

 リアース歴3236年 9の月26日。


 日付が変わろうとする深夜。

 私達夫婦は何時もの仲間の飲み会を終えて、私達の部屋に帰って来た。

 最近の旦那様は気の合う友達が出来て、毎日がとても楽しそうです。

 今もほろ酔い気分で機嫌がとても良さそう。

 しかし、最近の私は逆にとてもご機嫌斜めです。

 何故かって?

 私の変な噂がエターナの町中に流れたからです!


『エターナの聖女様がエターナの夜叉に闇落ちをした!』


 な・何ですかその噂!

 夜叉!闇落ち!あ・あんまりだわ。

 ジークちゃんのせいなのよ。

 ジークちゃんがあんなことを言うから・・・


「皆、酷いわ!あんまりよ。私、夜叉なんかじゃないもん。闇落ちしてないもん。

 貴方もそう思うわよね?」

「そ・そうだね!君は変わらず聖女様だよ・・・」

「ウェ~ン!貴方~」


 思い出したら又沸々と怒りが込み上げて来たわ。

 だけど、愛しき旦那様が優しく慰めてくれるから大丈夫。

 私は旦那様の胸で泣きます。

 旦那様は優しく抱きしめてくれて、私の頭を優しく撫でてくれています。

 はぁ~、貴方は昔から変わらず優しいわね。


(あ・な・た・・・好き!)


 キャーーー!恥ずかしい~。

 頭の中で私はのた打ち回っている

 自分で言っていて物凄く恥ずかしいわ。

 私の心は完全に恋する乙女。

 ハァ~、幸せ過ぎる。

 ん!・・・何だ?・・・

 こ・こいつ震えてないか?

 お・お前もかー!

 お前も私が怖いのか~。

 先ほどまでの私の乙女心を返せ~。

 いいでしょう!その喧嘩買ってあげるわ。

 さぁ、夫婦喧嘩の始まりよ!


「アイシャには俺が付いているから。ど・どんな事があっても守ってあげるからね。

 アイシャ、愛しているよ!」


 ズキューン!

 ああん!そんな甘いセリフを熱い眼差しで言われたら溶けちゃいそうよ。

 ハっ!イカンイカン。

 冷静になるんだ私。

 まだ乙女フィルターは健在なのか。

 そんな甘い言葉で騙されてなるものですか!

 確かに今一瞬だけクラッと来たけど、何とか耐えたわ。

 それに今の旦那様の声、若干震えていたわね。

 許してなるものですか。

 徹底抗戦してやるんだから。

 しばらくエッチは禁止にしてやるんだから・・・

 エッチ!

 ん~、そう言えばここ最近あまりエッチをしていないなぁ。

 ケビン君やレミオン君達と連夜で一緒に飲んでいるから、二人でゆっくりできる時間が減ったんだよねぇ。

 ハァ~、欲求不満かしら私!

 ハっ!何を考えているの私。

 今はそんな事を言っている場合じゃないわ。

 徹底抗戦をすると決めたじゃないの。

 あっ、旦那様の熱を帯びた視線!

 これは私を求めている目だわ。

 ああん!ドキドキして来ちゃった~。

 その目はダメー!疼いてきちゃう~。

 いやいやいや、ダメよダメ!

 私の乙女思考よ滅びろ~、滅びるんだぁ。

 ここは断固として抵抗を・・・

 ダ・ダメだわ!

 どうしよう・・・拒めそうもないわ。

 あ~、とうとうベッドに寝かされてしまったわ。

 旦那様が覆い被さって来た。

 仕方がないわね。

 惚れた弱みだもの。

 好きにして良いわよ・・・


「zzzzz・・・」


 オイコラ!

 テメェ、何寝てんだよ。

 先ほどに引き続き、私の乙女心をどうしてくれるんだよ。

 ここまで来てお預けを食らうのか?

 私のこの悶々とした気持ちをどうしてくれるんだぁぁぁ!

 このまま悶々としたまま朝まで寝ろと云うのか~。

 うぅ、旦那様の温かい温もりが今だけは憎い。

 あぁ~ん、重いよ~。

 誰か助けて~。

 ハァー、したかったな・・・


久し振りに暴走して書いてしまった^^;

次回『第78話:束の間の休日』をお楽しみに~^^ノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ