心の健全度
どうにもこうにも寒さは続き、年のせいか最近寝ても体力が回復しないような気がする。
まあ、体力は何とかなるのだが、一番大切な事は心を健全に維持し続けなければならない。私の正業は技術職な訳なのだが、結構その技術に影響を及ぼす、ような気がする。
心が健全ではなくなるのはどのような事なのだろう。多分それは現代を生きる全ての人々が直面している課題。そう、人間関係である。
友人、親子、夫婦。様々な人のかかわりの中、一番が職場に対しての人間関係が大幅を占めている。確かに、生活の中で三分の一くらいの時間は職場にいる訳で、そこで関わる仲間との関係が最悪なら生きている心地はしないくらい気まずい。
私の場合、職場の人間関係は良好(だと信じている)だから割と楽しく過ごさせていただいている。他にもお客様との関係もあり、それはどうにか悪化しないように細心の注意を計る必要がある。人間関係を良好にする秘訣のようなものなんてあるのだろうか。
それは多分だが、自分にも他人にも素直であるべきなのだと私は考えている。要するに嘘はいかんという事だ。一つ嘘をつけば10はつき続けなければならないと昔の人が言っていたように、それが自分に対して嘘をついたのなら、もちろんつける訳もなく、自分を欺き、心の健全度は最悪な状態と化すであろう。
悪い事をすれば素直に非を認め、謝罪し、同じことを繰り返さないように努力をする。
言葉にするのは簡単なのである。それを実行し続ける事はそれまさしく苦行。なかなかな事である。日々精進していかなければならない。と、最近の自分の行動を振り返り、改めて思う事である。
もう数日で月がが変わり、ぼちぼちと季節が変わる準備が施され始めるだろう。
心地よい心で春を迎えられたらと幸いである。