表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/60

お久しぶりです。

 皆さまお元気でしょうか。

 気がつくと2021年を迎え、一か月半が過ぎようとしております。

 私は相も変わらず仕事に精を尽くし、というよりも、生活の為と自分の大切な何かに目を背け、ここ7年ほどやってきたんだと今となればそう思えるようになりました。

 関東に来て早7年目の春先。

 別に自分の事を悲劇の主人公となんて比喩はしたくないのですが、思えば遠くに来て、自分を卑下し、他人を嫌いになり、現実に目を背け、何より生きていく事さえどうでもよくなって今に至っていた。

 それは何故か、自分の意志と魂が分離していて、何者なのか、何をしていたいのか、自分が何者なのかという事を失っていたことに過ぎないのである。

 このような表現が正しいのかは分からないが、鳥が空を捨て水中で身を潜めていた感じなのかもしれない。

 場所はさておき、雑踏の中に溺れ、関わる人に感化され続け、自分を忘れていた。

 初めは私に与えられた試練だと懸命に取り組んでいたのだが、時間に摩耗された心はやせ細り、それでも生活はしていかなければならない。関わる人の中ですべてがどうでもよくなり、私が美しいと想い生きてきた全ての物を捨てさり、最低限の生活するためだけの行動にカスタマイズされてしまった。

 そんな調子で今の今までやってきたのだった。。。

 が、その闇の終着点も遂に今日終わりを告げた。

 それは何を申さば、耐えに耐え、忍びに忍んで得た仲間の存在が確立できたからだ。

 自らが信じたものにはそっぽ向かれ、愛した物事は消え失せ、絶望していた期間が本当に長すぎた。

 すぐにとはいかないかもしれないが、他人を信じ、自分がこれまで築き上げてきたことに誇りを持ち、今の全てを愛して生きていく。

 またこうした思考がこの魂に戻ってきた事が大層嬉しく、誇り高い。

 またこう文章を書けることが何より幸せである。

  

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ