嵐のような宵闇
激しい風の音で目が覚めた宵。
しかし雨は降っていなく、のどの渇きが鬱陶しい。なんでもいい。冷蔵庫に入っているもの、徐に手を伸ばした。
変わった場所にも何となく慣れてきてはいるのだが、やはり馴染みはしない。やはりアレな感じはどこにでもあるもんだ。そんなことは初めからわかっているから特に驚きはしない。
少しだけの気づきがあるとすれば、やはりどこでも腐敗した箇所はあるということ。ようは本と現は別物という話で、気づきというよりもやはりという言葉に近い。
それがまさかという事が近しき気づきなのがあるとすれば、一か月にも満たない結果結論。
それに私なりの物差しを当てている。
文章上慣れどあまりにも浅はかなことは表記できないからさておき、この結果結論が解せぬことになった話なら…。まあ、また新たな路にいざなわれるのみ。
いわゆる、ここに自分の未来など見ゆれず、新たな路が開かれるのみ。
その用意は既にあるのだから何を憶することはない。
『風に幾度と刻まれども、俺達は復活する…。昔の痛みを知り、今を生きる…。過ちはかけがえのない思い出…。』
自分の信じた路を突き進むのみだ。




