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 考えるだけ考えても心は一つ。思考と感覚ではやはり後者の方が勝る。

 後は刻が来るのを冷静に待つのみ。後は自身の怒りや悲しみを語るのではなく、ありのままを滔々と語るのみ。そこで冷静に傾聴するのなら事態に変化があるのだろう。しかしながらそれも空しき過程であり、自身のさいは投げられている。こうなればまやかしはすでに通用せず、正真正銘、心と心の向き合いとなる。

 少し心配な事は、威圧に言葉を失いがちなところである。

 何故ならば心がざらつき、その方に教えて差し上げたいと感情が消沈してしまうからだ。平たく言うと言葉をかける価値もないと自己判断能力が働くのである。

 他人に浴びせられる言葉こそ生きていくヒントを得られる手段であり、その要素を真摯に受け取り自分を大きくする。大きくなれるチャンスなのである。

 見切りとはいい言葉である。見切ると教え得たくなくなるし、何も言わずまま去る事によりその場に大きなしこりが残る。もちろん当本人は気づいていないのだろうが、周りにいる方々にはとんでもない負の力を与える事になり、やはり最悪の結末を迎える。それは歴史を直視してもいつの時代も変わらなく、いつでも同じ過ちを繰り返してきている。それが人類があからさまに愚かだと真実を証明しているに過ぎない。

 大なり小なりそれがいつでもあるという事。それを分かっているが故、そんな茶番に付き合っている暇はないと、見下げてしまうのはいつもの事。

 今期はそれはないかなと過ごしていたが、住まうところ、過ごす時期、同類の輩にいつも失望して今に至る。それを分かってはいるものの、今回だけはたばかられたと表現してもよい。

 だからこそ私は現状を変える。次場面ではあまり出すぎず、自分自身が叶えたい夢だい夢だけを見つめていけばいい。

 ようやく私もここに落ち着くことができそうで、その現状がワクワクで仕方がない。 

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