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決戦

 いつぞやこの日が来る事を何となく予感はしていた。生きる為、生活の為に自分の言いたい事を袂にしまいこんで、心を見せないで今まで来た。

 二年前、自分自身の力で現状を変え、この二年間自分自身を根底から変える事ができた気づき学びがある生活。日常。それはそれは楽しく、かけがえのない経験。感謝しかない。

 それに伴い出会った方々。私に知識と技術を与えてくれた恩師。やはりどこをとらえても感謝しかない。

 しかしながら学び続けてきた方々も所詮人。ところ変わればやはり人。そうだと思うし、そうでなければならないのだが、深い甘さをふと見せてしまう時、気づきあげた信頼関係はいともたやすく崩れてしまう。

 それも人の所業。致し方がないとは思う。が、その甘さを自分の理論を振りかざすために語られたのなら木っ端みじんになるものであり、しかし人は自身の生活の為それを鵜呑みにしせざるを得ない。

 そして周りにから「昔は頑張ってたのにね…。」とか「所詮その程度の人間だったんだよ…。」なんて陰で言われて自らを卑下し続け、やがて鬱になり、社会不適合者としてのレッテルを張られ地に落ちる。

 そのようなプロセスが現代社会所せましと行われているのだろう。

 よく言われる事が、その状況から避ける事が逃げと捉えられる昨今。果たして本当にそうなのだろうかと私は首をひねらせてしまう。むしろ、生活の為その場に停滞し、何も行動を移せない事が真の逃げではないか、自分に誇りがあるのなら、自分をないがしろにしているその場を笑顔で離脱し、新しい場所で自分を高るみに持っていこうとする者こそが改革者なのではないかと感じざるを得ない。まあ、自分の意見を伝えないまま去るのなら逃げなのかもしれないが…。

 どうやら私に新しい風が吹き始めているらしい。

 現状を続けるのなら難局かもしれないが、誇りある生き方を持続させる為と捉えるのならいい出来事なのかもしれない。

 言い訳などなく、自分は頑張っていると誇れるなら言葉は一つであり、それに感情がざらつくのなら自分らしさという尊厳を教えて差し上げればいい。ここでしか生きていけない訳ではないのだよと、さりげなくそっと…。

 ここの場所でも敢えて示すし、その方にも言う明確な事。

 それは、相手を第一に考えすぎて民を二番に行動して運営している国に未来はない。との事。

 誰に足してもらって、誰に掛けてもらってるのか、引かれて割られている分子は何なのかを冷静に分析できない中枢に明日を創る能力はない。残念ながら…。

 私のご神体、狭野尊も高らかに笑いながら私のこうつぶやいている。


 できないのではない、やるのだ。勝てば負けない、それだけだ。


 いつもありがとうございますー。

 

 

 

 

 

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