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僕と貴女の365日未満の宝物  作者: 暁希望
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第二話

笑顔で挨拶してお店に入った僕を、出迎えたのは年配の女性スタッフさんだった。



「いらっしゃいませ!」



笑顔で近づいてくる年配の女性スタッフさん。



「一名さまですか?」



その言葉に慌てて待ったをかける

確かに今、僕は私服だけども!!



「違います!あの、今日から新しく入ったアルバイトの者なのですが!」


「あら?貴女が店長が言ってた子?ごめんなさい、間違えた…お客かと思って」



年配の女性スタッフさんはそう言って謝罪してくれた。

まあ、そう思っても仕方ないよな…。



「いえ、元々お客として来店してたので…」


「やっぱり!常連だもんね、うちのお店の!」


「はい、居心地いいんですよ、ここ」


「ありがとう、とりあえず服着替えようか」


「はい!」



キッチンの中へ。

入ったらすぐ、ロッカールームがあった。

そこは、ロッカーが四個だけあり、丸椅子と棚には鍋など、大量な物が置かれた畳一畳もない、狭いスペースだった。



「これが貴女の制服、とりあえずロッカーは左から2番目のロッカー使って!他のスタッフも使ってるから共同になるけど、とりあえず着替え終わったら出てきてね」



それだけ言うと扉をピシャリと閉められた。



「あ、鍵はここでかけてね」



かと思ったらまた開いて、言うだけ言ってまた閉めた。

制服を持って立ち尽くす僕――…


「(思ってたより前途多難、かも…?)」




不安が過る、アルバイト初日――…

お読みくださり、ありがとうございました。

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