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醜いアヒルの子 誕生日編 Ⅵ

 その部屋はウィルソン家において特別な部屋である。薄いブルーのカーテンに華やかなピンクの絨毯。家具はどれもオシャレなオーダーメイド物でベッドは天蓋付。隅にも関わらず堂々と鎮座し十全に存在感を放っているのは品のある装飾を施された全身鏡。それはまるで少女漫画に登場するお姫様の部屋のようだ。実際それは間違っているとは言えない。この部屋はまさしく、お姫様のための部屋なのだ。一年でたった一日だけ白鳥に戻ることを許されたウィルソン家のお姫様の寝室である。


「……………………」


 今日、6月13日。午前零時。その寝室のベッドに姫は静かに腰かけていた。腰まで流れる落ちるブロンド、傷一つない白磁の肌、長い睫の下の愁いを帯びた瞳は吸い込まれそうな琥珀色をしていた。吸い寄せられそうなピンクの唇に、触れれば折れそうな華奢な肢体。幼さと可憐さの中間。その年齢特有の背徳感にも似た色気に姫の姿を見る者はきっと背筋を冷たくするだろう。一目見たら忘れない。忘れられない。そんな危険な麻薬にも似た魅力があった。


キイィィィィ。


沈黙を破る様に、姫の部屋のドアが破られる。そこにいたのは少年だ。それもとびっきりの美少年である。日本人とのクォーターであることを示す黒髪と茶色の瞳。一見少女のようにも見えるが、姫の前に立つその姿はれっきとした男の姿である。


「お姉さん…………ずっと会いたかったよ」
















 ジョージは言葉に出来ぬ感動を抱いていた。ずっと何年も待ち焦がれ、恋い焦がれた女性の前にようやく姿を現し、声をかけた。手の届く先、言葉の届く先に少女をようやく捉え、ジョージは背筋を震わせる。


「……………………」


 少女は何も語らず、ジョージと目線を合わせようともしない。若干の寂しさはあれど、ジョージは動揺などしない。ずっとこの時を思い描いて何千、何万回とこのシーンをイメージしてきたのだ。すべて想定内の事であった。そんなジョージだからこそ、緊張に身を固くし、こちらを拒絶する体の少女を突き崩すことなど実に容易だった。


「毎年父さんにはエッチな声を聞かせてるのに、僕には聞かせてくれないのー?」


「――――っ!!?」


 そのジョージの言葉に少女は実に過剰に、そして予想通りの反応を返してくれる。ジョージは満足だとばかりにニヤニヤと、顔を燃え上がりそうな程真っ赤にしてこちらを振り返る少女の顔を眺めた。


「な!?ななな、な……んで……」


 パクパクと酸素を求めるように口を開閉し唖然とする少女にジョージは端的に堪える。


「毎年見てたから」


「――――――――――――――――っっっ!!!???」


 少女は最早、羞恥を飛び越えて真っ青になっていた。


「あはははは、可愛いなー」


 ひとしきり笑って満足すると、ジョージは優しげないつもの顔で言った。


「初めまして……ニコチー」














 再び沈黙が満ちる。それがどれくらい続いただろうか。一分。もしかしたら十分くらい経ったかもしれない。ニコチーは観念したように息を吐くと、いつもの口調で言った。


「怒ってる?」


「んーなにをー?」


 ジョージもいつもの調子で応答する。


「…………秘密にしてたこと」


「怒ってないよー」


「…………そう……なんだ?」


「うん。僕が怒ってるのは父さんにだから」


「え? ジェイクに?」


 その答えが意外だったのか、すっとニコルの肩から力が抜けた気がした。


「うん、だって父さん僕が毎年二人を見てた事知ってたはずなんだ。……知ってて僕に見せつけてたんだ……」


 その言葉の端に宿るのは燃えるような嫉妬。その憎しみにも似た感情を真正面から受けて、ニコルは戸惑う。

 ジリッとニコルにジョージがにじり寄ってくる。


「ちょっ!? 待って! 近いよっ!!」


 距離が詰まるたびにニコルは後退し、やがて背後に壁が迫る。気づけば腰かけていたベッドの端まで追いやられていた。


「でも――――」


 吐息がかかりそうな距離にジョージの端正な顔があった。火傷しそうなほど熱を持ったジョージの身体に触れ、ニコルは緊張で肩を強張らせる。


「……今日からは僕のものだ……。全部全部、僕の……」


 欲望に滾った視線が美しい少女となったニコルにの全身を犯す。それでも息を荒げたジョージの顔は綺麗だった。やがて近づいてくるジョージの唇をニコルはじっと見つめ、一つに重なり合う直前、渾身の力でジョージを押し返す。


「…………」


「…………なんで?」


 華奢とはいえ男であるジョージにとっては、なんてことない力だった。ただ、力の強弱が問題だった訳ではない。問題なのはニコルの意思。それは明確な拒絶に他ならない。


「…………もう……こういうのやめたいの」


「やめたいって…………」


「ジョージとは普通の兄弟でいたいんだ。今までだって仲良くやってこれたんだから……これからだって……その、だから…………えっと…………」


「……………………」


 沈黙。ジョージが見たのはニコルの怯えたような曖昧な笑顔だった。ジョージの知っているニコルとは押しが強い訳ではないが、しっかりとした意思を持っている、そういう人間だ。少なくとも、こんな懇願のような遜った事をするタイプではない。そこに至ってジョージは、はっと悟った。現在の正しい状況について。今の二人を簡潔に表すのは強者と弱者、狩猟者と獲物、そしてレイプ犯と被害者だ。


「あ、あの……ジョージ?」


「…………」


 考えがまとまると、ニコルが自分に対して怯えているというのがジョージには良く分かった。上目づかいでチラチラとこちらの様子を伺うニコルのその姿にジョージは無性に腹が立った。そう、ジョージが感じたのは罪悪感などではなかった。むしろ、湧き立つような怒り、苛立ち。


「……ふざけないでよ」


 静かな怒り。その沸々と滾る様な怒りが宿った声。


「えっ?」


 ニコルはそれを理解できない。少なくとも、ニコルの記憶の中に、そんなジョージはいないから。


「ふざけないでよっ!!」


 その怒りは、当然の様に沸点を容易く通り超える。


「きゃっ!?」


 力任せにジョージはニコルを押し倒す。ニコルはバタバタ慌てるが、体格差の前にどうしようもなかった。


「や、やめて! ジョージ!!」


「ふざけないでよっ!父さんは良くてなんで僕はダメなんだよ!!」


 さっき見せたものとは比べ物にならない嫉妬。それは5年もの間、ジョージがずっと溜め込んできたもののほんの一部。シェリーにウィルソン家の因習を聞かされて以来、ジョージはニコルと結ばれることだけを願ってひたすら耐え忍んできたのだ。毎年父に抱かれる想い人の嬌声に身を引き裂かれそうになりながらも、唇を噛みしめて我慢した。


「なんでだよ! なんで僕だけダメなの!? 父さんだけじゃない! お爺ちゃんだって、曾御祖父ちゃんとだってしたんでしょおっ!!?」


「――――っ!それはっ、それは……」


「好きなんだよぉ……ニコチー……」


「ジョージ……」


 ジョージは泣いていた。どうしようもない自分自身の心を持て余し、恥も外聞もなく泣いていた。恐らくは、このジョージこそが本物のジョージなのだろう。5年前のあの日に歪められ、急激な成長を余儀なくされただけ。泣いている子供こそがジョージの本質なのだ。上辺だけで、何も成長していなかった。そして、それにニコルは気づいてあげることができなかった。ニコルは僅かに逡巡を見せたものの、おずおずとジョージを抱きしめた。


「あっ……」


 ニコルの胸に抱かれた瞬間、ジョージは安心しきった顔になり、泣き止む。


「…………ごめんね。気づいてあげられなくて」


 家族失格だ。ジョージを傷つけていたのは、家族そのものだったのだから。上辺だけの幸せな家族という幻想にニコルは浸っていただけなのだ。


「ニコチー」


「ジョージ」


「「…………」」


「こらっ……」


 いつの間にか胸に伸びていたジョージの手をニコルは叩き落とす。


「空気読んでよ……ニコチー」


 ジョージもちょっとずつではあるが、自分を取り戻しつつあるようだ。


「ねぇ、ジョージ。あ互いにさ冷静にもう一度話そうよ。そもそもそのためにこの部屋に来たんだし」


「話す事なんてないよ。ニコチー好き」


「うっ……そ、それよりも美幸さんの――――」


「美幸さんよりニコチーが大好き」


「なっ!いい加減にしないと怒るよっ?!」


「いい加減にするのはニコチーだよ。ニコチー愛してるっ!」


「あぅあぅ……」


 言葉が通じない。でも、その言葉が本気すぎるぐらい本気だって事はニコルにも伝わっていた。だが、ここで引けないのはニコルにしても同じだった。


「ジェイクも!ニコルと同じだったの」


「父さん?」


 その話題には興味があったのか、ジョージは食いついた。ニコルはほっと息をつくと、ジョージを落ち着かせるように頭を撫でる。


「ジェイクがニコルと同い年の同じ日。ジェイクとジェイソン……ニコルのお祖父さんの二人の間でいざこざがあったの」


「いざこざ?もしかして、ニコチーを巡って?」


 コクリとニコルは頷く。


「お互いを罵り合って、殴り合って……今でこそそんな素振り見せないけど、ジェイクが結婚するまでほとんど口も利かなかった……」


 ニコルは生まれた時から日本に暮らしているせいで、ジェイソンとの思い出はあまりない。あったとしても、夏休みなんかに競馬につれていって貰ったくらいのものだ。それでも、覚えていることがある。ジェイソンは穏やかで優しく、とても暴力を振るうようには見えなかっった。


「…………」


 それと同じことがジェイクにも言えた。ニコルは言葉を失う。


「大事な家族同士であんな事して欲しくなくて……もう見たくなくて……」


 思い出しているのか、今にもニコルは泣き出しそうに語った。


「僕に何も告げずにこの因習を終わらそうとした?」


「…………うん」


「……でも、僕が見た限りだと父さんは納得しているように見えたけど?……いやいやだけど」


 ジョージが直接ニコルの事でジェイクに文句を言われた覚えはない。もちろん、対抗心はあったのだろうが、一応納得はしていたように思えた。


「それは……ジェイクはジョージに対して負い目があるから……」


「負い目?」


 それはジョージにとって初めて聞く話だ。


「…………」


 それについてはジョージにあまり話したい事ではなかった。しかし、それと同時にいつかは話さなければいけない事でもあった。ジェイクとニコルの罪を。そして今こそがその時なのだとニコルは悟る。


「ちょうど16年前の今日、ジョージが生まれたその瞬間……。僕はジェイクに抱かれてたんだ……」


「えっ?」


 想定外の言葉にジョージは言葉に詰まり、ニコルは自嘲するような笑みを浮かべていた。


「僕が一年で唯一本当の僕に戻れる日と、ジョージの出産が重なっちゃったんだ」


 それは、ジェイクにとって、一生に一度の不幸。ただ、それだけのはずだった。今年は運が悪かったで終わるはずの出来事。


「僕は出産日はその次の週ってジェイクに聞かされてた。僕も後で教えられた時は信じられなかったよ。まさか妻であるルディーが自分の子供を産もうとしてるって時に僕を優先するなんてさ……」


 あの時のルディーの気持ちはニコルにも想像だにできない。どれだけ心細かっただろうか、どれだけ悲しかっただろうか……。


「それまではなんとか上手く行ってたんだ……。シェリーの協力もあって、ルディーともお互いに複雑な気持ちはもちつつ、家族ができてた……」


 それも、6月13日を境に断絶した。


「ルディーはよく耐えてたと思う。僕の事も誕生日の秘密も、すべて飲み込んで僕に家族として接してくれてた」


 でも――――


「まさか自分たちの子供より優先されるとは思わなかっただろうなぁ……」


 その日からルディーは壊れた。愛されない自分と息子であるジョージ。二人の世界に閉じこもるようになった。満足に食事もとらず、不眠症に陥り、ストレスが積み重なってジョージが3歳になってすぐ自殺した。


「じ、自殺!? 母さんは病死だって?!」


「…………ごめんね」


「――――ぅ」


 クラリとジョージの頭が揺れる。


「…………母さんを自殺においやっておいて、まだ父さんとあんな事してたの?」


「…………うん」


 それについて、ニコルが言い訳などできるはずもなかった。


「――――っ!!」


 ジョージの手が振り上げられる。ニコルはそれを当然のように受け入れ、目を閉じた。だが、その衝撃はいつまで経ってもやってくることはなかった。ニコルが目を開けると、力なくベットに座りこむジョージの姿があった。


「なんで?」


 何でジョージがそんな辛そうな顔をしているのか、ニコルには理解できなかった。


「する訳ないよ」


「え?」


「ニコチーがそんな事する訳ない」


 困惑。嬉しさ。それに倍する罪悪感。


「そんな……」


 今度はジョージがニコルを抱きしめる。


「悪いのは父さんだ。どうせ母さんに自殺されて動揺した父さんがニコチーに救いを求めて縋ったに決まってる」


「…………」


 ジョージの指摘はほとんど当たっていた。ルディーが亡くなって以降、罪悪感で精神的に不安定になったジェイクは、いつルディーの後を追うか分からない状態だった。だが、家族というものを大切にするニコルにとって、ジョージの父も母も自殺で亡くなっているなんて悲劇はなんとしても避けたかった。そこでニコルは自分の身体でジェイクを繋ぎ止めた。一年に一日とはいえ、それはジェイクの生きる理由には十分だったのだ。それ程ジェイクにニコルに依存し執心していた。また、事情を知るものはジェイクから離れていく者も少なくなかった。ただ、その内の誰もが「なんでルディーと結婚したんだ?」などと分かり切った質問をする者はいなかった。持って生まれた者にとって『家』とはそれ程重い意味を持つ。


「そっか……。そんな事があったから、ニコチーはやめたかったんだね……」


「うん……だから――――」


「嫌だよ」


 理解できない訳でもあるまいに、子供の様にジョージは首を振る。


「……ジョージ……ちゃんと話聞いてた?」


「もちろん」


 当たり前だとばかりにジョージは胸を張る。その表情はどこか晴れ晴れとしていて、いつもとも、さっきまでとも違っていた。何か覚悟を決めた顔。それを見てニコルは不覚にも、ほんの僅かではあるがドキッとしてしまう。


「僕がニコチーの『呪い』を解くよ」


「はいっ!?」


 予想外の言葉にニコルの声が裏返る。そして――――


「ちょっ、きゃ!?」


 いつの間にか、またしてもマウントポジションをとられていた。


「だから、僕と結婚してください」


 正面から見据えられたその表情は真剣そのもの。口にした言葉にも迷い一つなかった。


「け、けけ、けけけ、けけけけけ結婚!?」


 脈絡はまったくなかった。すごくシリアスな話をしていたはずなのに、気づけば空気がピンク色になっていた。


「ニコチーが僕と結ばれたがらないのは、ニコチーが女の子に戻れるのが一年に一日だけだからだよね?僕が嫌いだからじゃないんだよね?」


「それは……う、うん」


 何か少し違うような気がするが、ニコルはジョージの勢いに押され、頷いてしまう。


「だったらニコチーがずっと女の子でいられるように僕がなんとかする。そうすればすべて解決。ハッピーエンド。僕は一生父さんの目の前でニコチーとイチャイチャできる」


「そ、そんな簡単に!」


 ジョージが言っているのはすべて夢物語だった。ニコルだって伊達に数百年も生きている訳じゃない。考えられる方法はあらかた試したのだ。それでもどうしようもなかった。


「まぁ、その方法は後で考えるとして……ニコチー」


「ジョージ……もう許して……」


 ニコルは耳元で甘く囁くジョージに哀願する。


「ダーメ♪」


 その言葉と同時に、ニコルの胸がプニッと触られる。それも服の上からではなく、服の下から手を差し入れ、生でである。


「ひっ!」


「うわー。おっぱいってこんなに柔らかいんだね……」


 感心したようなジョージの呟き。その表情は興奮で紅潮していた。


「や、ちょ、ちょっと待ってって!!」


「美幸さんに謝ってもいいよ」


「――――っ」


 さっきとはまた違った悪魔の囁き。


「恋人として付き合うのは無理だけど、友達としてなら考えてあげる」


「……美幸さんがなりたいのは恋人なの。それに美幸さんを応援してた僕が裏切るなんてそんなこと……」


 できるはずがない。倫理的にも、ニコルの感情からしても。だが、そんなニコルの往生際の悪さをあはは、とジョージは笑い飛ばした。


「まだしばらくはアノ姿のままなんだからいいじゃん。それに僕と美幸さんは付き合ってる訳でもないし問題ないよ。ニコチーが女の子に戻ったら全部話して改めて友達になればいいじゃん」


「そんな上手く行くわけないでしょ! 女子の人間関係甘く見ないで!」


 一度完全に断絶してしまえば、女同士というのは男同士よりも遥かに関係の修復は困難だ。一度崩壊すれば二度と修復不能。それが女同士の友情である。

 頑なに拒むニコルにじゃあさ、とジョージがニコルを真正面に捉える。

 もう離さないとばかりに、両肩を抑えられたニコルは逃げ出すこともできない。そして、耳元ですべてを破壊する必殺の一言が告げられる。


「母さんの事の責任取ってよ」


「……………………ぐっ」


それを言われてしまえば、ニコルに言い返す言葉は存在しなかった。観念したように身体の力を抜き、全身をまさぐるジョージを好きにさせる。


「…………身体だけだから。そこに気持ちはなんだからね」


だから裏切りじゃないとニコルは自分に言い聞かせた。


「今はそれでもいいよ。愛してるニコチー」


ジョージの笑顔を最後にニコルは目を閉じる。唇に温かいものが触れた。


昨日からの連続投稿も一先ず終わりです。

展開に不満のある方もいらっしゃると思います。

しかし、私は後悔していません。

よければ、最後まで読んで頂けたらな……と思います。


ご意見・ご感想お待ちしております。

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