資料 王立魔法学校の寮について
全体設定
寮は 3つの大寮 に分かれている。
各寮は魔法の系統・気質に合わせて割り振られるが、共同生活重視で、男女共用(階層別に男女区分)。
各寮には「中央談話室」「共用浴場」「食堂」「屋上庭園」「温室」などがあり、日常の多くのシーンがこの寮内で描ける。
魔法が宿る建造物で、階段や廊下が時々勝手に動く。
→ リアが迷子になる理由。
→ 「探索が趣味」なのは、実は構造自体が“半ば生きている”ため。
寮1 星見の寮
系統:理論・魔法式学系/雰囲気:静かで整然
天体観測塔を兼ねており、上層階は星を望む展望室になっている。
魔法陣・理論系の生徒が多く、夜型人間率が高い。
夜になると星灯という光の粒が浮遊し、廊下を照らす。
リスティアの班はこの寮所属。
ポイント
寮玄関前に大きな花壇があり、リスティアはそこに座ってスケッチをしている。
花壇の植物は日によって微妙に種類が変わる。寮の守護精霊が世話をしているらしい。
スケッチの横のメモ例:
「※この花、食べると舌が青くなる(たぶん)」
「風が吹くと歌う。……たぶん私にしか聞こえないけど。」
寮2 紅焔の寮
系統:実戦・戦闘魔法学系/雰囲気:熱気と笑いの巣窟
訓練場・武具庫を併設しており、夜に小競り合いが起きることも。
「黒牙隊」出身のリアは、本来こちらの系統に近いが、特別推薦生のため例外的に星見の寮へ編入扱い。
フレア寮生たちはリアに強い興味を示し、
「あの銀鎧の子、こっちの寮の方が似合ってるぞ!」とよく声をかける。
寮3 翠風の寮
系統:自然・治癒・薬草・植物魔法学系/雰囲気:のどかで温かい
温室や薬草園を備え、香りに包まれた静謐な寮。
教師や研究員もよく出入りしており、老魔法師の居住率が高い。
ハリーとマリーはこの寮の出身 だったが、
「若い子の面倒を見たい」と希望して星見の寮の管理階層に転居。
談話室
各寮で唯一、紅茶専門の魔導ポットが置かれており、ハリーとマリーはよくそこでお茶をしている。
→ 魔力で温度を自動調整する茶器があり、リアも時々混ざる。
→ 「味はおばあちゃんちの味」が合言葉。
リアの生活描写メモ
夜、寮の構造が“気まぐれに”変わるため、
廊下を歩いていて急に行き止まりになったり、
扉を開けたら談話室に出たりする。
そのせいで迷子になるが、本人はそれを楽しんでいる。
「……今日は、階段が5段多かった気がします……」
探索中に偶然、地下の古い書庫や“誰もいない温室”などを見つけたり。




