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世界の創造主は、仲間達と問題の後始末ばかりします。  作者: 灰色
依頼2 火山の後始末をします。
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火山 プロローグ

 自然豊かな山間部にある温泉村にクリエ、ミヨン、アニス、ウィルの四人が来ていた。

 大きな火山を中心に、周辺に温泉村がいくつか点在している場所で、普段は様々な種族が観光客として温泉や饅頭、米から作ったお酒の米酒 (こめしゅ)など、独自の料理を楽しんでいる。


 そんな温泉村の大きな宿にある露天風呂に、クリエとウィルは気持ち良さそうに湯舟に浸かっていた。

 たまに吹く風が心地良く、目の前には壮大な火山がそびえている。


「良い湯ですね、クリエ様」

「そうだね。来てよかったね」


 ほっこりとした表情で二人は言う。

 その時、木の敷居を隔てた隣から女性の声が聞こえてきた。


「なんで混浴じゃないのよー。ウィルだけクリエと一緒とかズルい」

「確かに、どうせ客は私たちしかいないのにな。女将に次からは混浴にしてもらうように言うか」


 アニスとミヨンの抗議の言葉が飛んでくる。

 今この露天風呂はクリエたちの貸し切りになっていた。

 それどころか温泉村には客自体が他にはおらず、普段住んでる村人もほとんどいない。


 温泉の気持ち良さに眠りそうになるが、その時小さな地響きが温泉村全体に響く……。

 クリエたちの目の前にある火山からは、たまに少しだけ白い煙を吐いていた。

 そんな状況を見て、ウィルが残念な表情になる。


「しかし、本当に勿体ないですね」

「うん、でも自然の驚異はどうしようもないからね」

「まさか数日後には噴火して村が無くなるかもしれないとは……」


 少し前からたまに起こる地響きと、火口から出ている白い煙は火山が噴火する兆候だった。

 周りの美しい自然と雄大な火山を眺め、それが失われる光景を想像してウィルは溜息を吐く。

 

 そして、今回の依頼は『火山の噴火を出来れば止めてほしい』という、なんとも無茶ぶりな依頼だった。


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