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其の六 次元について考える

次元とはなんだろう?筆者は異世界小説も書いているので異次元収納を真っ先に思い浮かべるが普通はゲームの3Dや国民的アニメの四次元ポケットなどだろう。


今回は筆者も普通の次元について考えてみた。


そもそもこの世界は三次元だと言われている、線が一次元、面が二次元、立体が三次元でこの世界は立体で構成された世界だからだ。


では次元が増えていくとはどういう事だろうか?筆者は学生の時ベクトルが増えていく事だと習った記憶がある、ただこれが本当なのかそう思い込んでいるだけなのかは今はもうわからない、そこで次元が増えていくとはどういう事か筆者なりに考えてみた。


まず基本となるのはもちろん一次元『線』だ、そして二次元の『面』とはどういう関係にあるか・・・と考えて思ったのは次元の連続体が上位の次元では無いかという事だ。


要するに線を何本も何本も連続させたものが面となる、簡単にイメージするなら一次元である紐を糊で一方向に何本もくっ付けていけば布のような面が出来る、二次元である紙を一方向に重ねていけば立体の本が出来るようなものだ。


ではこの考え方で四次元はどうなるかと言えば三次元が一方向に連続した空間になるはずだ、イメージするなら合わせ鏡だろう、2枚の鏡で合わせ鏡を作ればその間の空間が無限に重なる無限回廊が出来上がる、まさに三次元空間の連続体だ。


ここで筆者は考えた、これは三次元で出来た線では無いかと、そうであるならば五次元は三次元で出来た面という事になるのでは無いか、同じように六次元は三次元で出来た立体では無いのかと。


そうならば四次元と同じように五次元と六次元は鏡で擬似的に作り出せる、鏡で囲いを作って映し出された空間が五次元で上下も囲んだミラーハウスのような空間が六次元だ。


と、ここで筆者は四次元、五次元、六次元はセットになっているのでは無いかと考えた、なぜならそれぞれが三次元を使った『線』『面』『立体』となるからだ、なので筆者はこの世界の三次元を『基本三次元』、四・五・六次元を『上位三次元』と呼ぶ事にした。


では上位三次元にとって基本三次元はどのような存在になるのだろうか?そう考えた時に出た答えは『点』だった、要するに点の連続体が線という事だ。


こう考えると基本三次元にも当然線の元となる点が有ってもおかしくない、要するに『零次元』だ、つまり基本三次元は零から三までの四次元で構成された世界という事になる。


では上位三次元にも零次元は有るのか?と言えば有るとも無いとも言える、上位三次元の零次元=基本三次元となるからだ。


ここで筆者は考えをもう一段階深める事にする、それは基本三次元の零次元は本当にただの点なのかという疑問だ。


筆者は基本的にこの世は二極一対が基本だと思っている、男と女、陰と陽、光と闇、プラスとマイナスなどだがこれは次元にも当てはまるのではないかと考えた。


要するに上位三次元が有るのならば下位三次元も有るのではないかと考えたのだ。


もし下位三次元が有るならば基本三次元の零次元はイコール下位三次元となる、なので今度は下位三次元について考えてみる。


先ず下位三次元は基本三次元に何か影響を及ぼせるだろうか?と言う疑問がある、筆者は理由や確証は無いがおそらくあるだろうと考えている、零次元は基本三次元の全てが内包している事になるからだ。


そして思い至ったのが『ヒモ理論』だ、乱暴に言うなら『この世界の根源はヒモである』という理論だがまだ発見はされていない。


『ヒモ理論』によるとこの世界は十次元で構成されていると聞いたことがある、もしそれが正しいのであれば三次元以外の次元はどう言う次元なのか?


筆者はそれを下位三次元、基本三次元、上位三次元と下位三次元の零次元の合計十次元ではないかと考えた。


では基本三次元以外の次元はどこにあるのか?どうやって存在しているのか?という問題が出て来るが、これもヒモ理論では観測できないほど小さいとかコンパクトにまとまっているとか聞いたような気がする、ただ筆者的にはコンパクトに纏まっていると考えている。


そうなるとどうやって纏まっているのかという疑問が出て来る、そもそも次元とは小さく纏まるような性質のものだろうか?


そこで筆者が考えたのは次元とは元々広がる性質があるのではないか?そして基本三次元以外は『重力』『電磁気力』『大きい力』『小さい力』の四つの力以外の第5の力によって纏められているのではないか?という事だ。


そして次元の広がろうとする性質とコンパクトに纏めようとする力のせめぎ合いにより、筋肉に力を入れるとプルプルと痙攣するように纏まった次元も常に揺らいでいるのではないかと考えてみた。


現在において物質の最小単位は素粒子だが『超ひも理論』では素粒子は有限の大きさを持つヒモの振動状態であるとされている。


要するに筆者はコンパクトにまとめられた次元こそヒモ理論で言うヒモではないかと考えたわけだ。






結論:ヒモ理論のヒモとはコンパクトにまとめられた基本三次元以外の余剰次元の事・・・・・・・かもしれない。


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